感動の出発編はココ

心洗われる上五島1日目はココ

ダイナミックな大自然の福江島2日目はココ





∑・m= チュンチュン



おはようございます。



五島列島の福江島で迎えた2回目の朝です。






ツーリングは昨日で終わってるけど

船の出港時間が10時10分とゆっくりあるので

その時間までみっちり遊んじゃおうと思います。




なので今日も早起きして昨晩にコンビニ(エブリワン)で買っておいた

朝食を食べます。


2 まさかのたくあん入り.JPG


サラダコッペ。


あの本家のサラダパンを参考に商品化したらしく

しっかり沢庵が入っています。



沢庵とマヨの不思議な組み合わせが癖になりそうな

パンを食べて朝の福江市街地をウロチョロ。

3 福江城の石垣.JPG


まずは日本唯一と言われる海城の福江城




幕末の黒船来航に合わせて

築城された新しい城で石田城とも呼ばれています。


0 おはようございます.JPG


石垣とお堀は当時の物ですが

建物は史料館で敷地は県立高校がはいっているみたい。




それほど歴史があるわけではないけど

ちゃんと武家屋敷の通りも残っています。

1 五島にも武家屋敷があった.JPG


塀の作り方が独特だね。



観光地化されていないので

とっても静かで良いです。

(早朝だからか?)

2 けっこう残ってる方だと思います.jpg


各地に残る城下町の風景の中でも

ここは保存状態がかなり良いよ。



ではホテルに荷物を取りに戻って

チェックアウトして鬼岳方面に走ってみます。



4 やっぱり貸切の道.JPG


島の東南部の海沿いにある

鐙瀬ビジターセンターに行って見ました。


4 ビジターセンターへ.JPG


センターの施設はまだ開いてないけど

海沿いに遊歩道があるので朝の鐙瀬の海岸を見てみましょう。


3 やはり五島は南国だ.JPG



ここも黒潮で南国風な風景になっていますが

その花々の先に展望台がありました。


4 溶岩地帯です.JPG



鬼岳ができる時の噴火で流出した

溶岩の海岸が一望できます。




ここも五島に来たときは是非訪れてほしい場所だ。


5 手を上げると天井に当たりました.jpg


展望台からはゴツゴツした溶岩の海が見れますが

反対を見ると福江島のシンボルである

鬼岳が見えます。


6 鹿児島とかじゃなくて長崎です.JPG


上半分が草原になってて可愛い山です。



鬼岳には後で行くので

まずは鐙瀬海岸を散策するよ。


7 足元をいろんな生き物が動いています.JPG


本土とはちょっと違った雰囲気の樹木帯の中に

遊歩道があって足元には

アカテガニとフナムシがいっぱい。



海辺に出ると

岩が溶岩だってよくわかります。

8 溶岩ゴツゴツ.JPG



その岩の上にもアカテガニがいっぱい

いらっしゃいます。


9 カニはくさるほど居ます.JPG




とりあえず溶岩の海岸でジドリを・・・




10 ジドリが間に合わない図.JPG



って、ぜんぜん間に合って無いケロ(汗)

(朝は動きがニブイ響なのだ)



11 九州の海じゃないみたい.JPG


鐙瀬海岸の散歩を堪能した後は

鬼岳を目指します。


5 バイク乗り用の道です.JPG



案内板を探して

登山道へ


6 鬼岳へ.JPG



鬼岳の中腹まで行くと

広い駐車場がありました。



12 ここが鬼岳のPみたい.JPG




もちろん登る気満々ですので

少しでも楽をするため

ちょっとだけちびっ子バイクの特権を使わせていただきます。



13 ここから登るらしい.JPG



と、言っても100mくらいなものですが

このハンデが重要なのだ。




最初の丘を登ると

展望台がありました。


14 市民の憩いの場.JPG



普通の市民はここで

鬼岳ピクニックを楽しんでるのでしょう。


15 ゴルフは禁止.JPG



めっちゃ気持ちが良いもんね。




でも私は火山である鬼岳の火口が見たいので

見れるところまで登りたいと思います。


16 登りやすそうではあるケロ.JPG



めっちゃ登りやすそうでしょ?


17 登山開始.JPG


ゴールが遠いのも良くわかるので

気分的には楽じゃないけど

昨日の大瀬崎灯台の帰りに比べたら

鼻くそみたいな山だぜ。



おっと、教会で綺麗になった響はそんなお下品な

言葉を使っちゃダメダメ。



長い船旅を控えているので

体力温存ノロノロ歩きで行きたいと思います。

18 朝なので元気一杯です.JPG




一歩あるくたびに

バッタが飛ぶ山道をテクテク




山道脇に咲くツリガネニンジンなどの野草を

見ながらしばらく登って振り返る、

19 けっこう登ったよ.JPG


結構頑張ってるわたし。




そして頂上じゃないけど

最初のピークまで登ると

鬼岳の火口が見れました。


20 鬼岳の火口跡.jpg


火ノ岳・箕岳・臼岳からなる火山帯の一つの山の鬼岳で

もちろん今は噴火してないけど

火口の北側が崩壊して火砕流がおきた

地形がよく判ります。



その方角を見ると福江空港が見えました。

21 下に見える広いところは福江空港.JPG




こうして見ると大きな島だよね。

(1日で楽々回れちゃうケロ)



頂上じゃないケロ.jpg



朝の絶景を堪能して

登って来た道を下ります。





朝露で濡れた草が滑りそうで

登りよりキツかっぱ。

22 おじさんの体力はこんなもん.JPG



それでは鬼岳から見えていた

福江空港の周辺を散策してみます。


7 広大な農地が広がる.JPG



昨日は海沿いばかりでしたので

内陸部分はまだ走って無いんだよね。


8 鬼岳が見える道.JPG


鬼岳の外周を廻る道を探して

適当に走ってみると

コンカナ王国がありました。


23 かつての王国ブームの生き残り.JPG



ホテルを予約する時に

安いビジホが満室でお世話になった

カンパーナホテルとこのコンカナ王国しか

空いてなかったんだよね。




しかし王国ってまだ残ってるんだな。


24 ここはファミリーで泊りたいね.JPG



中に入るとコテージやレストランがあって

ここはツーリングで泊まるんじゃなくて

家族やグループで泊まる場所だね。



とりあえず入り口に立ってるオブジェは

こうして撮るのか?


25 これで良いと?.JPG



コンカナ王国を出ると

広い農地が広がっています。


9 高原みたいな場所.JPG


この広い土地で

島の野菜を供給しているのでしょう。


10 空港までの道.JPG



道は空港で行き止まりになったので

福江方面に戻ります。




戻る途中に明星院があるので

島を出る前の最後の寄り道。

26 ちゃんとお寺もあるよ.JPG


教会群のイメージが濃い五島ですが

ちゃんとお寺もあります。


27 宗教が自由な日本を実感.JPG


遣唐使の寄港地だったこの島に

唐の国から戻って来た空海が立ち寄ったと言われるお寺です。



んじゃ、名残惜しいけど港へ

11 福江港へ.JPG



福江港のフェリーターミナルに着くと

太古がわたしの帰りを待っててくれていました。


28 三日ぶりの太古.JPG


出航は10:10



この五島を近くて遠い存在にしているのが

このまるっと1日を使わないと行けないダイヤでしょう。



行は寝て行けるけど帰りは

昼間の時間しかないのだ。

(人間だけ乗る高速船ジェットフォイルを使えば自由度は増します)




1 お土産といえばこれ.JPG


チケットを買って

時間まで売店をウロウロしたり

五島うどん食べて待ちます。


29 ターミナルで別れの1杯.JPG



食べ終わると乗船案内が出たので

乗船開始。



30 積み込み完了.JPG


もう手順はマスターしてるので

さっさと係員の方にバイクを預けて

陣取り成功!

31 ここぜ~んぶも~らいっ.JPG


この場所、も~らいっ!




こんな風に横になってジドリしてたら

ほんとに眠くなって寝ちゃった。




起きたら初日に降りた青方港を出たところでした。


32 中通島の海岸.JPG



福江→青方→小値賀→宇久と

各島に停まった後は博多港まで暇です。



スマホのゲームをやりまくり

飽きたら寝るを繰り返します。



そしてウトウトした後

なんとなく窓を見ると陸が見えたので

今どの辺を航行してるんだろう?と

先頭のブリッジに出てみると・・・



33 まさか生月島大橋を海から見れるなんて.JPG


ヒャ~~~!



大好きな生月島大橋じゃまいかっ!






まさかこの橋を船から見れるなんて

感激です。


34 黒潮だねぇ~.JPG



じっくり見たいけど

この新造船の太古さんのスピードが速いので

アッと言う間に橋を通り過ぎてい行っちゃいます。




呼子の沖を通って糸島半島の芥屋大門を見ながら

船旅を楽しみますが流石に7時間半乗ってると

次回に乗る時があれば

飽きちゃうこと間違い無しだ。




そして定刻の17:50に博多港に入港です。

35 博多港です.JPG



あ~、戻って来てしまったって言う感じと

ただいま~って感じがします。



36 戻って来たよ.JPG




日が傾いた博多港に

再びポコポコーーと言うBlue・bee号の

音が響く。



対岸の港にはコスタ、ファシノーザが停泊中。

37 ビルじゃな.JPG


デカイ!



全長:290m

総トン数:111.200t

38 船がこれだったらよかったのに.JPG



まぁ。わたくしにとってはバイクを積めんのなら

ど~でも良い船だけどね。



後は暗くなった峠を

ゆっくり走って響の夏休みツーリングはおしまい。



天候不順と言う今年の夏のおかげで

ずっと行きたかった島に行くチャンスが出来きました。



暖かいお見送りもあり

島の人とあいさつを交わすほのぼのとした時間や

絶景で感動もした思い出深いツーリングでした。




五島列島のツーリングレポートと言う記事が少ないため

プランニングが難しい島でしたが

今後もし五島ツーリングを計画されてる方がいれば

このレポが少しでも役に立てれば幸いです。



① 道が良いので大型バイクでもOK
② コンビニが極端に少ない代りに自販機はめっちゃ多い
③ 観光用の道路案内は出る方角と出ない方角がある。
④ 教会見学はマナーを守りましょう(お賽銭も忘れずに)
⑤ 迷子になっても島から出ないのでどうにかなる
⑥ 思ったより南国
⑦ 蛇は1匹だけ見た
⑧ アカテガニがいっぱい道に出てるので避けるのが大変
⑨ 島の車はみんなのんびりなので合わせましょう
⑩ ガソリンスタンドはあるがハイオクを置いてないので注意


そんな事を書いてるとまた行きたくなる響なのでした。



天主堂.jpg