もう梅雨入りしちゃったけど
その予報が出る1日前。
晴れマークが続く最後の日曜日に
御近所のマイナリストを招集。
最近は皆で走るときは比較的に近場だったけど
今日は少し遠くへ行っちゃう予定なので
九州道下りの広川SAで集合。
早めに着いて朝食を食べながらみんなを待とうと思ったら
もうみんな到着してて朝食を食べてたよ。
何時もの顔ぶれとぺちゃくちゃしゃべってると
言いだしっぺのちゃっつんとかおりんも来たので
しゅっぱ~つ!
ブーーーンと八代を通過して
南九州道へ
今日の遊び場は熊本県の人吉ですが
高速で直接行っても面白くないので
芦北IC経由で向かいます。
(人吉=「じんきち」じゃないよ「ひとよし」と読みな)
ちょっと遠回りですが
芦北ICから球磨川に出るまでのk27はのどかな風景なうえ
交通量が少ないので球磨川沿いの国道をずっと
行くよりストレスフリーなのだ。
球磨川沿いのR219へと合流するけど
またすぐに対岸に渡ってマイナーな道を選びます。
こっちからの方が球磨川がよく見えるんだよね。
それに鉄分も補給できたりもします。
残念ながらSL人吉号がまだ
しばらく来ないので
普通の鉄分でかんべんしてやろう。
球磨川沿いから
本の国道に戻って人吉の市街地へ
まだ午前中だけど盆地なので
すでに夏の陽気です。
とりあえず市街地に入って
ちゃっつんリクエストの青井阿蘇神社へ
国宝だよ。
茅葺の楼門が独特です。
よく見ると
ちょっと不気味な彫刻もある。
魔除けか?
境内に入ると
チャボが散歩中でした。
なぜか雄鶏ばかり。
そのチャボが散歩してる大きな日陰を作ってるのが
この大楠です ↓
大楠のパワーを貰って
気のせいか浮いてる方もいらっしゃいますが
ついでに今日のメンバー紹介も
この大楠で・・・
こんな7人で人吉を走り回りたいと思います。
じゃっ、お参りしよ。
この青井阿蘇神社の楼門は
前に来た時に見たけど本殿も茅葺なんだね。
一通りお参りを済ませて
朱印帳に書いてもらう人は書いてもらったりしながら
境内をウロウロしてると
こんな看板が、
へぇ~!
いまさらですが1円硬貨の絵の木って
招霊木だったんだね。
知らんかった。
たしかに・・・
1円玉の絵と同じ葉っぱだ。
違う入り口から入ってしまったので
何故か入り口の楼門側へ出ると
いかにもここで記念撮影しないといけなさそうな
ところがあったので記念に1枚
気が済みましたか?
とにかく暑くてたまんないので
神社の駐車場の売店でかき氷でクールダウンしましょう。
生き返るわぁ~
でも底の方の蜜が濃くて
また喉が渇きそうだ。
じゃ、次は何処に行こうか?とみんなにお伺いをたてると
炭鉱ピンクがお腹空いたと言うので
響洸さんお勧めの「ま心」へ
「民家みたいなお店です」って言ってた通り
まんま民家でした。
自販機が無かったら
気付かずに通過しちゃうな。
玄関もどうみても普通の人ん家
小さく営業中とお店の屋号が掲げられてるだけです。
中に入ると仏間に通されたよ(笑)
メインはちゃんぽんと餃子なので
どっちも注文してみます。
めにまるさん奢りの焼餃子。
肉汁たっぷりで
皮がパリパリでめっちゃ美味しい餃子でした。
ちゃんぽんの方は普通のトンコツベースのスープで
ややあっさりな味付けです。
野菜のシャキット感があって美味しい。
でも麺が見えるころには
お腹がいっぱいになっちゃったよ。
満腹でございます。
満腹になったマイナリストは
熱々になったバイクのシートと格闘しながら
フルーツロードへ
初めて走ったけど
広くて快適な道だね。
茶畑もあったけど
この周辺の畑のほとんどが合法ハーブ畑です。
あ、たばこの事ね。
(喫煙者が減ってるから契約農家も減ってるだろうね)
そんなたばこ畑の中を走りぬけると
わたくしが行きたかった
くま川鉄道の「おかどめ幸福駅」があります。
幸福に飢えてる人がたくさん
訪れる小さな駅でございます。
さぁ、ここで幸福をいっぱい吸収するよ。
天使からも
幸福の鐘からも強欲に吸い取っちゃう。
持ち帰り用の幸福もしっかり買って帰りましょう。
そうやって幸運を漁ってると
くま川鉄道の列車がキターーー!
ローカル線らしい
可愛い二両編成です。
でも中を覗くとウッディーさにビックリ。
街中を走る列車にはない
温か味があって良いよね。
では、幸福な駅で
みんなで幸福を願って集合を・・・
ダメだ・・・
暑さのためか
かつて無いほどのグダグダな集合だ。
じゃ、撮り方を変えて
これならどーーだっ!
みんなが幸福でいられるように
幸福の輪を作ってみました。
それぞれの幸福(わたしは主に金運)を願って
次なるスポットへ
マップルを見て気になる場所へ行ってみる事にしたけど
ちょっと先導に疲れたので
めにまるさんにお願いして着いていきます。
k280から案内板に沿って
山の方へ
どんな場所か知らなかったけど
ちゃんと綺麗な駐車場もありました。
日本七薬師の一つとされる
谷水薬師さん
バイクを停めて歩き出すとすぐに
鬱蒼とした森になります。
マイナリストツーリングは歩くっていうのが
定番ですがここは2分くらいの徒歩で行けちゃう場所でした。
雰囲気のある参道の坂道を上ると
薬師さんの本堂です。
お賽銭を入れてお参りをしますが
メインは本殿の下にある仁王像なので
再び下ります。
カメラを誰かに持って行かれて
あわてて降りるちゃっつんに着いて
降りるけど私の手にはこんな紙が・・・
健康と書いて見ました。
この谷水薬師の仁王像は
「紙つぶて」と言って自分の悪い箇所を紙に書いて
口でクチャクチャと柔らかくして
仁王様にぶつけて悪い箇所と同じ場所に紙が
くっついたら病気が治るらしい。
しかしなんともフレンドリーな仁王様だこと。
本当はもっと紙だらけらしいけど
掃除した後なのかな?
でも口に含んだのをぶつけるって
逆にバチが当たんないかな?と思っちゃうけど
遠慮なくやらせていただきます。
投げるというよりも乗せた感じだけど
くっついたって事で良いですか?
ちなみにみんなくっつかずに落ちてました。
紙つぶてで身体をリフレッシュさせて
薬師さんの売店で水分補給。
駐車場に戻るとここでも日陰争奪戦のため
みんな日陰に密集して駐車しております。
では戻る方向へ走りますが
本日の午後のメインは
人吉と五木村の途中にある大規模林道の
アポロ峠だよ~。
薄れゆく記憶を辿って
わたくし響がご案内いたします。
k48からのお入り口はしっかり覚えていて
もう後は一本道なので
気兼ねなくバイクと一体になって遊ばせていただきました。
交通量はほぼゼロに近いうえに
しっかりセンターラインもあって
めっちゃバイクが楽しく思える道です。
(ちょっとだけかおりんやめにまるさんからプレッシャーを感じるケロ)
でも林道なので多少ウネリや
落石もあるので慎重に遊ぶよ。
遊ぶよ
遊ぶよ
あれ?
こんなに遊べるほど長かったっけ?
そろそろ目的のアポロ峠って書いてる
記念碑があってもおかしくないけど
何処だ?
まだ先か?
最初は楽しくクネクネを堪能してきたけど
だんだん不安になってきた。
分岐とかなかったよね?
と、思って走ってると
記憶にない細い道になってしまった。
「アポロ峠」って石碑見なかった?と
聴くとかおりんが「見たよ」って・・・
ンガーーー!
教えんかいっ!
しかも「20kmくらい前に・・・」
って、どんだけ行き過ぎとんじゃい!
どうやらここらへん?と思って探したのに
見過ごしてしまったのは
数年前に来た時より薮に埋もれてるからだったみたい。
これだよコレ
やっとみんなで来れたよ。
峠の名前の由来は
アポロ11号の月面着陸の年に開通したからです。
それ以上深い意味は無い。
ただこの峠があまりにもバイクで走るのが
楽しい道だって事だ。
(わたしはそう思って余計に走っただけだ)
記念碑のある道からは
さきほど遊んだ人吉盆地が一望できます。
でも今日は霞がひどくてコントラストをキンキンにあげても
これが限界。
バイクを停めたスペースを見てみると・・・
みんなスマホをいじっております。
ツーリングスタイルもバイク談義から投稿へと
時代と共に変わっていくのだね(笑)
じゃ、クネクネは飽きたかもしれないけど
せつらさんの指がツル前に戻るよ。
アポロ峠の上は標高1000mを超えていたけど
中腹まで下るとまた暑くなってきた。
R445に出て
川辺川沿いを上って五木村へ
五木村の道の駅に寄りますが
ここでも少ない日陰の争奪戦が勃発。
負けた人は離れた場所の日陰を探して
彷徨わないといけないのだ。
(わたしは微妙に負けてる気がする)
水分補給をしながら
周りをプラプラと歩いてると
古民家がありました。
無料で開放してる史料館みたいなので
とりあえず茶で一服のスタイルで集合。
やっぱり日本家屋と言えば縁側でお茶だね。
(エア茶ですケロ)
では、最後の峠越えに行きますか?
燃料補給組を待って
五木村を出ます。
人吉から熊本方面へ抜ける定番の
k25(大通越)へ
この峠はマイナリストにとって鬼門的な存在なので
写真が無いくらい慎重にクネクネを
楽しんだ後は少し彷徨いつつ
松橋ICまで裏道で繋いで九州道へ。
後は帰るだけなんだけど
五木村からけっこうハードに走ったので
早々と北熊本SAで休憩。
阿蘇は走ってないけど
阿蘇ジャージー牛のソフト
濃厚なソフトを食べてると
ちゃっつんが玉名PAのイカ天が食べたいというので
たった17k先だけど
玉名PAへ移動。
女性の意見はすぐに聞いてあげるのが
マイナリストスタイルです。
(女性が強いとも言う)
玉名PAでみんなでイカ天を買って
イカ天を持って最後の解散写真を撮ることになったんだけど
一人やらかす方が・・・
なんとなくやるような気がしてたんだよね(笑)
喰えないだろうけど
容赦なく集合を。
「あ、砂のついたイカ天を付けないでくれますか?」
「こうさんが半分くれるってよ」
「かおりんそれイカ天じゃないし」
「ちゃっつん、さっきの北熊本PAのイカ天の方が美味しいとかここまで来て言いっこなしだぜ」
「せつらさん今日は手がつらなくて良かっぱね」
「誰も先導を変わってくれなかったけどめにまるさんだけは優しい」
みんなで揚げたて熱々のイカ天を食べて
まだ福岡県に入ってないけど
人吉ツーリングはここで解散です。
ヘルメットの中をイカの香りで
満たしながらみんな帰って行くのでありました。
お気をつけて~!
次回は梅雨の休みだね。
わたくしもおやつ後の珈琲を飲んだ後
のんびりと走って
無事帰還しました。
カワセミ号をフキフキしてガレージに入れて
後は谷水薬師のご利益を待つだけだ。
(習わしと言えどもやっぱりバチが当たりそうだよね?)
※ カッパを探せ:難易度=1
ぶらり
2014年06月10日 06:40
アポロ峠、よっぽど走って気持ちいい道だったんですねw
楽しい道を走ってるとよくやらかします(笑)
しかし谷水薬師の習わし、まじバチがあたりそう(^▽^;)