∑・m= チュンチュン 

<・m= チュンチュン




みなさま、おはようございます

1 眠った街を出る.JPG


四万十川のほとりで目覚めた響は

まだ街が眠ってる時間に

そ~っと走っています。




四国ツーリング2日目

現在の気温16度

天気は・・・


2 四万十川の土手を行く.JPG


快晴!



んじゃ、今日もいっぱい走っちゃうぞ~~!!





昨晩に四国でやたらと目にするコンビニの

サークルKで買っておいた

朝食をホテルで食べて

四万十川を上流に向けて走り出した響ですが

朝から寄り道の虫が騒いだのでさっそく寄り道。

3 高さがあるので以外ときょわい.JPG


野加辺の沈下橋




四万十川の名物の沈下橋は一個くらいは

渡っておかないとね。




まだ下流が近いので川幅も広くて

沈下橋の規模がでかいです。

1 定番の場所.JPG



いや~、

ここも四国らしい風景として外せないな。


2 旅の風景その1.JPG


引き続きR441を走って行くと

朝霧が出てきはじめました。


4 霧が出始めます.JPG




ちょうど霧の中に入ったところで

岩間橋があります。


3 四万十川らしい風景でした.JPG



こんな景色が見れるって

やっぱりツーリングの日の早起きは

お得だね。




しばらく四万十川を見ながら走った後は

川から離れてR381からR320へ

5 朝日を浴びる田舎道.JPG



ON&OFFの前を通過すると

道はどんどん長閑になる一方です。


6 ON&OFFはまだ開いてない.JPG



今日の一番の目的は

四国カルストをちびっ子バイクで走ることなんだけど

山に入る前にガソリンを満タンにしておきたい・・・




と、言っても田舎道なのでなかなかスタンドが無いし

あってもまだ閉まってる(汗)



でも運良くちょうど開店の準備をしてるスタンドがあったので

ちょっとしか入らないけど満タンにしてもらいます。

7 山に入るので入れておく.JPG

開店準備中だったので

カードのオンラインのスイッチが入ってなくて

現金でお支払いして小銭持ちになる。

(響は財布に小銭が貯まるのがキライ)←カード&電子マネー率80%で生活しております




1.9Lしか入らなかったけど

これで山の中を彷徨っても安心できそうだ。




引き続きR320を日吉まで走って・・・


8 すこしずつ山へ.JPG


R197の高研山トンネル手前の

東津野城川林道へ


9 カルストまでの林道.JPG


この綺麗な林道で一気に標高を上げます。


10 空の色が濃くなっていきます.JPG



Blue・bee号のギアをガチャガチャ変えながら

頑張って登ると霞んだ空が真っ青になってきたよ。




しばらく林道を登ってると

標高955mの高知県と愛媛県の県境の韮ケ峠に着きました。



県境って事は昔の国境です。



そう、ここは坂本龍馬が土佐から脱藩するときに

通った峠なのです。

4 とてつもない山奥です.JPG



今でこそ林道で簡単に来れるけど

とんでも無い山奥だぞ。



国境の峠の道路には

こんな足型が埋められていました ↓

5 もしかしたらここを踏んだのかもね.JPG


日本の夜明けに繋がる一歩だ。




韮ヶ峠を越えてk36に入ると

大野ヶ原の草原地帯になります。



11 行きたかった場所.JPG



まだ四国カルストの中心は先なんだけど

すでにここでテンションが上がります。


6 牧場があります.JPG



綺麗な牧草地帯で全身を癒しましょう。

(すこし牛のウンキョの香りがするケロ)


6 草原地帯に突入.JPG


草原は阿蘇でも見れるけど

標高が1000mを超えてるので

空気と紫外線の量が違うよ。


7 草負けしないように浮きましょう.JPG



身も心も軽くなって浮きそうな感じ。





16 ビーナスラインを思い出す.JPG


大野ヶ原から四国カルスト公園縦断線へ


12 高原は朝に限る.JPG



すこし登ったところから眺める景色も

いいよ~。


8 さぁ、深呼吸しましょう.JPG



そのまま林道を先へ行こうかと思ったけど

前回来たときに寄って無かった

源氏ヶ駄場へ登ってみましょう。



13 山に登ってみる.JPG




舗装された道で頂上まで行けそうだけど

ちょっと違う道を覗いて見た。




9 ダンデライオンの咲く道.JPG


一夜ヶ森まで繋がるダートだけど

この道からの景色もめっちゃ良いよ。


10 カルストだねぇ.JPG



カルスト大地らしい

石灰岩がゴロゴロしてる。



11 眺め最高.JPG



先の森で行き止まりになるので

手前でクルッと向きを変えて

頂上を目指します。



14 熊笹に覆われた森林限界です.JPG



登ると周りは山だらけ・・・


12 竜馬が歩いた山.JPG



ここが標高1402mの源氏ヶ駄場です。


15 頂上です.JPG




森林限界付近のため

牧草と熊笹に覆われてるけど

おかげで見晴らしは最高。



13 頂上です.JPG



源氏ヶ駄場を下って

ふたたびk383へ



普通の林道の風景をすこし走って

姫鶴平まで上がるとまた視界が開けて来ます。



17 まさに絶景ロード.JPG



「四国カルスト」と言うと

やっぱりここがメインかな?


14 四国カルストで一番有名な風景.JPG



姫鶴平から五段高原の間が

このルートのクライマックスと言って良いでしょう。


16 短いけど絶景ロード.JPG



距離は短いけど

何往復もしたくなっちゃう道です。



15 頑張って登ってよかっぱ.JPG



気分がいいので

普通にジドリしようとしてもどうしても体が浮いちゃうよ。


18 気持ちよさを表現してみました.JPG



こんなに絶景なのに誰も居ないって言うのが

贅沢じゃございませんか。

(四電の作業員がいたくらい)



18 ここは定期的に来たい場所だね.JPG



他の三大カルストと呼ばれる秋吉台や平尾台と同じく

野焼きをするエリアみたいだけど

牛が放牧されているので

草は少ない。


17 牛もいらっしゃいます.JPG



それではカルストもお腹いっぱいになったので

そろそろ下りましょう。


19 さぁ、下ろう.JPG




五段高原を東向きに走って

そのまま林道で下ります。



19 これ以上ない青空でした.JPG



山の上の方はまだ新緑真っ盛りで

青空のおかげで緑がめっちゃ綺麗だよ。



20 奥に見える山の稜線がカルストです.JPG



下ってる途中から天狗高原(1484.9m)が見えますが

そこまでカルスト地形が続いてるみたいだね。




そろそろクネクネ道も飽きたな~って

思う頃にR197に復帰



20 久しぶりの一般道.JPG



ここから少しずつ戻る方向へ走りますが

ちょうどお昼になったので

鹿野川ダムのほとりの温泉センターでじゃこ丼を・・・

21 今日のランチはしらす丼.JPG


美味い!




男らしくガツガツー!って食べて

k55を走る。

22 山道の途中の町.JPG


そろそろフェリー乗り場へ行ってもイイのだけど

まだお昼を回ったばかりなので

すこし遠回りだけど屋根付きの橋がたくさん架かる

道を走ってみることにしました。




さっそく見つけた浪漫八橋と呼ばれる

屋根付き木造橋の一つ

21 屋付きの橋.JPG

「龍王橋」



復元された橋らしいけど

美しいではないか。

22 やっておく.JPG



さらに進むと・・・


23 生活に使われています.jpg

「三嶋橋」



完全に生活に使われている

現役の橋です。



またその先・・・

23 屋根があるのが当たり前のように普通に架かってる.JPG

「帯江橋」



農作業で畑に渡るだけの橋みたいに見えるけど

それでも屋根が付いてるんだよ。




そして・・・

24 これは古そうですよ.JPG


天神社に架かる・・・


25 神社に通じる橋です.JPG

「御幸の橋」



古いよ~


安永2年(1777年)だって。





橋部分はケヤキ

26 歩くとギシギシなります.JPG



歩行者専用らしいけど

大丈夫?



抜けない?


27 ちょっと怖いかも.JPG




板の部分を歩くと

信用してないわけじゃないけど板がしなってキョワイので

真ん中を渡りましょう。


28 このはし渡るべからず.JPG


リアル「落ちたら死ぬゲーム」です。




ま、高さは全然無いんだけどね。



29 大事にされてる橋でした.JPG


浪漫八橋のうち4つは見たけど

他の4つはちょっとまた別の道に入らないと

いけないので今日はこれくらいにしといてやろう。



そろそろ時間に余裕をもたせるため

フェリーの方向へ行かなくちゃ・・・



と、そう思ったらここで国道に抜けるまで

四国マジックにハマってしまった。


24 出ました!四国トラップ.JPG


さっさと行きたい時に限って

こんな道になるんだもん。

(だから天使響が引き返そうって言ったんだよ)




なんとか迂回させられながらも

R379へ。



25 大洲へ.JPG



遠回りしたおかげで

内子の家並みを見学できました。



26 内子を乗ったまま観光.JPG


ちびっ子バイクで流しながら

楽チンな観光だよ~。


27 観光地化されてるので足早に.JPG


和蝋で栄えた町らしいけど

家並みがしっかり残されてて良いもんだね。




もちろん内子座もチェックするよ。


30 内子座ですよ~.JPG



ここだけは入って見学したかったけど

元々寄る予定じゃなかったので

今回は外観だけ。




家並みの端っこには

気になる酢卵の工場がありました。

28 美味しいらしいけど・・・.JPG


美味しいらしいけど

これもパス。





また来たときは内子座とこれも試してみようかな?





内子からはナビがあっても迷う

大洲の街をなんとか抜けて

R197で懐かしい八幡浜へ



でも帰りのフェリーは三崎港から出る

国道九四フェリーに乗る予定なので

昨日も走った佐田岬メロディーラインを走る。


29 三崎港へ.JPG



昨日は霧が出てあまり

海を眺めてなかったけど

今日は綺麗だ。


31 半島の景色.JPG




16時台のフェリーに余裕で間に合いそうなので

せと風の丘パークの上でクルクル回ってる奴のところに

行ってみた。


32 見晴らしの良い場所でした.JPG



なかなかの絶景じゃまいか。





時間に余裕がなかったら

見ないまま通過しちゃうとこだったぞ。


33 四国の風景その3.JPG




この周辺だけ特に開けてるみたいだけど

四国最後に良い道を走れてよかっぱ。



34 バイクでこそ走ってみたくなる道.JPG



では、そろそろ船が出る

三崎港へ


30 ここから国道は海の上.JPG



で、この国道九四フェリーは

二輪車を固定する治具の数が

先着8台分しかないため多いときは次の便まで

待たないといけないのだけど

この時間の便は余裕で乗れそう。


31 先着8台なので余裕でした.JPG


もしかしたら集団が来ちゃったらいけないので

さっさと乗船手続きを済ませて

迎えの船を待ちましょう。


35 四国とお別れの場所.JPG



ほどなくお迎えの船が入港。


36 お迎えの船.JPG


短い距離を渡すフェリーなので

小さいよ。


32 ずっこけないようにしっかり固定.JPG


結局この16:30発の便のバイクは3台だけ。


38 サヨナラ四国.JPG


これから1時間10分のプチ船旅です。



しばらくデッキで涼んでると

昨日、汗をかきながら行った

佐田岬灯台が見えてきた。


39 きつい思いをして行った佐田岬灯台.JPG



四国のクライマックスです。




もうこの佐田岬灯台でツーレポは締めくくりたいのだけど

まだ家からめっちゃ遠いのだよ。

37 ひるねんこ.JPG


灯台をみた後は船内で昼寝をするしか無い。




ちょうど良い感じでウトウトと寝て起きたら

もう佐賀関港へ入港してる時でした。

40 佐賀関に入港.JPG


四国ツーリングはわたくしの中で

三崎港に到着した時点で終わってるのだけど

とりあえず帰るまでレポートを・・・

33 大分の市街地を突破.JPG



佐賀関を出て

大分市街地を抜けます。




34 夕方のラッシュです.JPG

夕方のラッシュの時間なので

抜けるのが面倒だよ。



高速を使えば楽かもしれないけど

せっかく安く船で渡った意味がなくなるので

ここはちびっ子バイクの機動力を活かして

なんとか別府まで抜けました。


35 別府のカレー屋さん.JPG


これから暗くなって

お腹もすいたまま走るのはツラいので

別府にある「おじいさんの時計」で

石焼カレーを食べて帰るよ。

36 大分なのでから揚げ入り.JPG


大分県らしく

唐揚げが入ってる奴。



熱くて食べ終わる時は汗が・・・




おかげで宇佐くらいまで

涼しいと感じるまま帰れました。

(宇佐からは寒かった)




またちびっ子バイクの可能性を広げた

四国ツーリングはこれでおしまい。




次はどこに行こう?




龍馬脱藩.jpg



※ カッパを探せ:難易度=2