∑・m= チュンチュン
<・m= チュンチュン
みなさま、おはようございます
四万十川のほとりで目覚めた響は
まだ街が眠ってる時間に
そ~っと走っています。
四国ツーリング2日目
現在の気温16度
天気は・・・
快晴!
んじゃ、今日もいっぱい走っちゃうぞ~~!!
昨晩に四国でやたらと目にするコンビニの
サークルKで買っておいた
朝食をホテルで食べて
四万十川を上流に向けて走り出した響ですが
朝から寄り道の虫が騒いだのでさっそく寄り道。
野加辺の沈下橋
四万十川の名物の沈下橋は一個くらいは
渡っておかないとね。
まだ下流が近いので川幅も広くて
沈下橋の規模がでかいです。
いや~、
ここも四国らしい風景として外せないな。
引き続きR441を走って行くと
朝霧が出てきはじめました。
ちょうど霧の中に入ったところで
岩間橋があります。
こんな景色が見れるって
やっぱりツーリングの日の早起きは
お得だね。
しばらく四万十川を見ながら走った後は
川から離れてR381からR320へ
ON&OFFの前を通過すると
道はどんどん長閑になる一方です。
今日の一番の目的は
四国カルストをちびっ子バイクで走ることなんだけど
山に入る前にガソリンを満タンにしておきたい・・・
と、言っても田舎道なのでなかなかスタンドが無いし
あってもまだ閉まってる(汗)
でも運良くちょうど開店の準備をしてるスタンドがあったので
ちょっとしか入らないけど満タンにしてもらいます。
開店準備中だったので
カードのオンラインのスイッチが入ってなくて
現金でお支払いして小銭持ちになる。
(響は財布に小銭が貯まるのがキライ)←カード&電子マネー率80%で生活しております
1.9Lしか入らなかったけど
これで山の中を彷徨っても安心できそうだ。
引き続きR320を日吉まで走って・・・
R197の高研山トンネル手前の
東津野城川林道へ
この綺麗な林道で一気に標高を上げます。
Blue・bee号のギアをガチャガチャ変えながら
頑張って登ると霞んだ空が真っ青になってきたよ。
しばらく林道を登ってると
標高955mの高知県と愛媛県の県境の韮ケ峠に着きました。
県境って事は昔の国境です。
そう、ここは坂本龍馬が土佐から脱藩するときに
通った峠なのです。
今でこそ林道で簡単に来れるけど
とんでも無い山奥だぞ。
国境の峠の道路には
こんな足型が埋められていました ↓
日本の夜明けに繋がる一歩だ。
韮ヶ峠を越えてk36に入ると
大野ヶ原の草原地帯になります。
まだ四国カルストの中心は先なんだけど
すでにここでテンションが上がります。
綺麗な牧草地帯で全身を癒しましょう。
(すこし牛のウンキョの香りがするケロ)
草原は阿蘇でも見れるけど
標高が1000mを超えてるので
空気と紫外線の量が違うよ。
身も心も軽くなって浮きそうな感じ。
大野ヶ原から四国カルスト公園縦断線へ
すこし登ったところから眺める景色も
いいよ~。
そのまま林道を先へ行こうかと思ったけど
前回来たときに寄って無かった
源氏ヶ駄場へ登ってみましょう。
舗装された道で頂上まで行けそうだけど
ちょっと違う道を覗いて見た。
一夜ヶ森まで繋がるダートだけど
この道からの景色もめっちゃ良いよ。
カルスト大地らしい
石灰岩がゴロゴロしてる。
先の森で行き止まりになるので
手前でクルッと向きを変えて
頂上を目指します。
登ると周りは山だらけ・・・
ここが標高1402mの源氏ヶ駄場です。
森林限界付近のため
牧草と熊笹に覆われてるけど
おかげで見晴らしは最高。
源氏ヶ駄場を下って
ふたたびk383へ
普通の林道の風景をすこし走って
姫鶴平まで上がるとまた視界が開けて来ます。
「四国カルスト」と言うと
やっぱりここがメインかな?
姫鶴平から五段高原の間が
このルートのクライマックスと言って良いでしょう。
距離は短いけど
何往復もしたくなっちゃう道です。
気分がいいので
普通にジドリしようとしてもどうしても体が浮いちゃうよ。
こんなに絶景なのに誰も居ないって言うのが
贅沢じゃございませんか。
(四電の作業員がいたくらい)
他の三大カルストと呼ばれる秋吉台や平尾台と同じく
野焼きをするエリアみたいだけど
牛が放牧されているので
草は少ない。
それではカルストもお腹いっぱいになったので
そろそろ下りましょう。
五段高原を東向きに走って
そのまま林道で下ります。
山の上の方はまだ新緑真っ盛りで
青空のおかげで緑がめっちゃ綺麗だよ。
下ってる途中から天狗高原(1484.9m)が見えますが
そこまでカルスト地形が続いてるみたいだね。
そろそろクネクネ道も飽きたな~って
思う頃にR197に復帰
ここから少しずつ戻る方向へ走りますが
ちょうどお昼になったので
鹿野川ダムのほとりの温泉センターでじゃこ丼を・・・
美味い!
男らしくガツガツー!って食べて
k55を走る。
そろそろフェリー乗り場へ行ってもイイのだけど
まだお昼を回ったばかりなので
すこし遠回りだけど屋根付きの橋がたくさん架かる
道を走ってみることにしました。
さっそく見つけた浪漫八橋と呼ばれる
屋根付き木造橋の一つ
「龍王橋」
復元された橋らしいけど
美しいではないか。
さらに進むと・・・
「三嶋橋」
完全に生活に使われている
現役の橋です。
またその先・・・
「帯江橋」
農作業で畑に渡るだけの橋みたいに見えるけど
それでも屋根が付いてるんだよ。
そして・・・
天神社に架かる・・・
「御幸の橋」
古いよ~
安永2年(1777年)だって。
橋部分はケヤキ
歩行者専用らしいけど
大丈夫?
抜けない?
板の部分を歩くと
信用してないわけじゃないけど板がしなってキョワイので
真ん中を渡りましょう。
リアル「落ちたら死ぬゲーム」です。
ま、高さは全然無いんだけどね。
浪漫八橋のうち4つは見たけど
他の4つはちょっとまた別の道に入らないと
いけないので今日はこれくらいにしといてやろう。
そろそろ時間に余裕をもたせるため
フェリーの方向へ行かなくちゃ・・・
と、そう思ったらここで国道に抜けるまで
四国マジックにハマってしまった。
さっさと行きたい時に限って
こんな道になるんだもん。
(だから天使響が引き返そうって言ったんだよ)
なんとか迂回させられながらも
R379へ。
遠回りしたおかげで
内子の家並みを見学できました。
ちびっ子バイクで流しながら
楽チンな観光だよ~。
和蝋で栄えた町らしいけど
家並みがしっかり残されてて良いもんだね。
もちろん内子座もチェックするよ。
ここだけは入って見学したかったけど
元々寄る予定じゃなかったので
今回は外観だけ。
家並みの端っこには
気になる酢卵の工場がありました。
美味しいらしいけど
これもパス。
また来たときは内子座とこれも試してみようかな?
内子からはナビがあっても迷う
大洲の街をなんとか抜けて
R197で懐かしい八幡浜へ
でも帰りのフェリーは三崎港から出る
国道九四フェリーに乗る予定なので
昨日も走った佐田岬メロディーラインを走る。
昨日は霧が出てあまり
海を眺めてなかったけど
今日は綺麗だ。
16時台のフェリーに余裕で間に合いそうなので
せと風の丘パークの上でクルクル回ってる奴のところに
行ってみた。
なかなかの絶景じゃまいか。
時間に余裕がなかったら
見ないまま通過しちゃうとこだったぞ。
この周辺だけ特に開けてるみたいだけど
四国最後に良い道を走れてよかっぱ。
では、そろそろ船が出る
三崎港へ
で、この国道九四フェリーは
二輪車を固定する治具の数が
先着8台分しかないため多いときは次の便まで
待たないといけないのだけど
この時間の便は余裕で乗れそう。
もしかしたら集団が来ちゃったらいけないので
さっさと乗船手続きを済ませて
迎えの船を待ちましょう。
ほどなくお迎えの船が入港。
短い距離を渡すフェリーなので
小さいよ。
結局この16:30発の便のバイクは3台だけ。
これから1時間10分のプチ船旅です。
しばらくデッキで涼んでると
昨日、汗をかきながら行った
佐田岬灯台が見えてきた。
四国のクライマックスです。
もうこの佐田岬灯台でツーレポは締めくくりたいのだけど
まだ家からめっちゃ遠いのだよ。
灯台をみた後は船内で昼寝をするしか無い。
ちょうど良い感じでウトウトと寝て起きたら
もう佐賀関港へ入港してる時でした。
四国ツーリングはわたくしの中で
三崎港に到着した時点で終わってるのだけど
とりあえず帰るまでレポートを・・・
佐賀関を出て
大分市街地を抜けます。
夕方のラッシュの時間なので
抜けるのが面倒だよ。
高速を使えば楽かもしれないけど
せっかく安く船で渡った意味がなくなるので
ここはちびっ子バイクの機動力を活かして
なんとか別府まで抜けました。
これから暗くなって
お腹もすいたまま走るのはツラいので
別府にある「おじいさんの時計」で
石焼カレーを食べて帰るよ。
大分県らしく
唐揚げが入ってる奴。
熱くて食べ終わる時は汗が・・・
おかげで宇佐くらいまで
涼しいと感じるまま帰れました。
(宇佐からは寒かった)
またちびっ子バイクの可能性を広げた
四国ツーリングはこれでおしまい。
次はどこに行こう?
※ カッパを探せ:難易度=2
kiyomako
2014年06月04日 00:51
近いけど、なかなか渡らない四国・・・
絶景満載で、うずうずしちゃいます!
やっぱ佐賀関から原付だな!
大分を抜けるのは、新日鉄前の片道3車線の道が良いですよ
通りました?
2014年06月04日 00:51
近いけど、なかなか渡らない四国・・・
絶景満載で、うずうずしちゃいます!
やっぱ佐賀関から原付だな!
大分を抜けるのは、新日鉄前の片道3車線の道が良いですよ
通りました?