荷造り完了いたしましたっ!
ジドリ用の三脚も瞬撮できる
場所にバッチリとセットして地図も
イカ釣りのエギ用のケースに入れて
完璧な仕上がりでございます。
(A型とは思えないコードの回し方ですケロ)
それではblue・bee号で行く
船中1泊の1泊2日の四国ツーリングに行ってきまぁ~す!
出発はこんな夕日を見ながらだよ。
凄い数の虫がわたしの視界を
奪っていきます(汗)←この時間キラ~イ
今回は九州からは近くて遠い存在の四国を
どうにか近くてなるべく安く行けないかというコンセプトで
プランニングをしてみると高速ルートは高くつくので
フェリーを使うルートを探してみました。
コンセプト通りに進めようとすると
フェリー代を安くため
ちびっ子バイクと言う選択になるんだよね。
北九州の小倉港から出る小倉松山フェリーは
2等+Blue・bee号(125cc未満)込みで8720円/片道
昨年はこのプランでしまなみ海道ツーリングをやったけど
今回は四国の南側まで下りたいので松山港じゃ不便だし
料金が高いのでパス
一番安いのは佐賀関から出る国道九四フェリーが
2100円なのですが
早朝から四国に上陸して遊ぼうとすれば
家を3時に出ないといけないので
これは帰りに使うとして
今回は別府から出る宇和島運輸フェリーで行くことにします。
料金は5160円で上記の2プランの
中間くらい。
なにより出航時間が23:50からなので
仕事が終わってから余裕で別府に行ける時間なのが良いんだよ。
すべて一般道で行くので
余裕をもって家を出て良いペースで走る
車に金魚フン走行で付いて行くと
余裕がありすぎるくらい早く着いちゃったので
別府をウロウロ
湯けむり展望台からの夜景
簡単に展望台まで行けると思ってたけど
ナビ無いし夜で案内板が見えなくてちょっと苦戦したよ。
のんびり夜景を見て
鉄輪温泉の源泉の湯気で安全祈願しちゃいます。
それでは出航時間も迫ったので
別府観光港へ
2等のザコ寝ですが
時間も短いのでさっさと角っこを陣取って
数少ない充電用のコンセントも占有して寝ちゃいましょう。
別府観光港を出て
対岸の愛媛県の八幡浜港には2:35に着いてしまうんだけど
乗るときに下船しないむねを伝えておくと
港に停泊したまま5:30まで寝れるのだ。
でもね~
停泊してる船と岸壁の間の
クッション材が波に合わせて擦れて
ギュルギュルギーギーうるせーんだよ(汗)
熟睡は阻止されてしまったけど
元々ツーリングの日は寝れないので
何時もの感じで朝を迎えます。
トラックや地元の人は着岸と同時に下船するので
甲板はわたくしだけです。
降りるだけなんだけど
貸切な状態がなんだか得した気分になれる。
では、今年2回目の四国の地を踏みます。
(1回目はとびしま海道で今治市に入った時)
今日のプランは宇和島を経由して
足摺岬まで南下する予定だけど
プラン的にかなり余裕がありそうなので
佐田岬に寄ってから行こうと思います。
岬までは行って同じ道を戻って来ないといけないので
こんな余裕がある時じゃないと行くチャンスがなさそうだもんね。
八幡浜を出て
佐田岬方面へ少し走ったところにある保内町の
赤煉瓦倉庫に挨拶。
木の歩道がなんとも赤煉瓦とマッチしてて
オシャレなとこでした。
んじゃ、岬を貫くR197へ
佐田岬メロディーラインは快適なんだけど
意外と単調で長い(汗)
たぶん帰りに乗ると思う
フェリーが出る三崎港を過ぎると
大きなアコウの木を発見!
パワーを貰っとこ。
R197は三崎港から出るフェリーで
大分県まで繋がるので
三崎港から先の道は県道256号線になります。
道は少し細くなるけど
ちびっ子バイクなので難なく岬の行き止まりの
駐車場に到着。
道はここまでだけど
灯台が見えてるので
行かないわけにはいかないでしょう。
マップルには「佐田岬灯台までは徒歩で20分、けっこう疲れる」と
書かれてるけど
どーうだろ?
遊歩道もちゃんと整備されてて
ウォーキングを続けてるわたくしにとっては
楽なんじゃないか?と思ったけど
想像してたより距離もあってハードだぞ。
一度海岸近くまで降りて
また山を登るなんてやめてくれ~。
早朝で肌寒いくらいだったけど
汗が出てきた。
巨大なフナムシも気にならなくなるほど
黙々と登るとやっと展望台に着いたよ。
ヒャーーー!
来てよかっぱ。
佐田岬灯台の見える絶景の展望はなんだかわからない
オブジェがあります。
使い道がぜんぜんわかりません。
とりあえず灯台も見たかったので
灯台まで行ってみた。
これが灯台から見た四国の最西端の風景です ↓
うっす~~らとしか写ってないけど
対岸の佐賀関が見えるよ。
とりあえず
きつかったけど四国最西端は制覇だぜ
あ、儀式もやっておかないと・・・
佐多岬灯台での念願のシェンロンもすませて
朝からやりきった感に浸りそうになりましたが
来た道を戻らないといけないんだった・・・(汗)
若干寝不足の体には
こたえるわぁ~。
でも行より帰りの方が早く感じるのか
おもったよりヘロヘロにならないまま
岬の駐車場に戻れました。
さっ、ツーリング再開
同じ道を戻るので損した気分になるけど
再び八幡浜の前を通過してk25へ
県道の途中にある笠置トンネルを越えると
ぺったんこな道に出ます。
このk25からR56に合流して
西予市へ入る。
と、ここで給油ついでに
またちょっと寄り道
「宇和米博物館」
昭和3年に建てられた旧宇和小学校を
移築したものです。
中は米博物館って言うだけあって
米作りの道具などを展示しているけど
興味があまりないので建物だけサラッと見学。
一段高いところにこんな建物もあったけど
覗くまでまさかこれが
講堂だとは思わんかったよ。
金かけてんな。
(だから入場料金200円取られるんだな)
で、この旧宇和小学校の名物と言えば
この長~~~い廊下 ↓
109mもあるんだよ。
ここでやるのはもちろん
雑巾がけ・・・
真似だけやってみたけど
絶対端から端までなんて無理だ。
このポーズをするだけで頭に血が上っちゃう。
ボーリングもやってみたくなる廊下だね。
んじゃ、出発
旧宇和小学校を出た後は
素直にR56を南下
メインの国道なので交通量もあるんだけど
西予市から宇和島市の間の景色って
めちゃ良いんだよね。
通り過ぎるのも勿体無いので
途中のみかん畑の路地に入って見た。
急斜面に広がるみかん畑が
愛媛県らしいよ。
いたる所に作業用のモノレールが敷かれてるけど
めっちゃ急斜面でジェットコースターより怖そう。
で、この景色を見て思い出したけど
初めて四国ツーリングに行ったときも
ここに寄ってたみたい。
その時も確か鉄ちゃんをやった気がして探してみたら
思った通りやっぱりみかん畑の中を予讃線が
走っていました。
予讃線とみかん畑と法花津湾
たまたま停まって
景色を眺めていただけで
列車が通るなんてわたくしは持ってるヒト。
なかなかステキな寄り道が出来ました。
さらに先へ進んで
宇和島市へ
宇和島って見たことはないけど
市営の闘牛場があるくらい闘牛が盛んな場所らしい。
道沿いにこんな金運の上がりそうな
闘牛もあったよ。
宇和島の市街地を抜けて
海沿いのk37へ入ります。
屋根のあるイカダがたくさん浮かぶ
湾を見ながら懐かしい場所へ行ってみた。
「水が浦の段々畑」
リアス式の岬一帯が
石の城壁みたいな段々畑になってるところ。
久し振りに来たけど
やっぱりスゲーなここ
ちょっと離れて見ると
こんな段々畑が岬に連なってるのが判ります。
先祖代々
手積みでコツコツとこの風景を作っていったんだねぇ。
岬の突端なので
水の確保もできないので
田んぼじゃなくて畑にしたみたいだけど
とにかく角度が急なんだよ。
段々になってなかったら
普通に立っていられない角度だよ。
急すぎて畑の面積より
段々の石垣の面積の方が大きいぞ。
それでも作物を作らないといけない
土地柄だったんだろうね。
先人の英知と苦労に感銘を受けながら
響は水が浦を後にするのでありました。
ビビリながら段々畑を抜けて
元のR56へ戻ります。
その後はまた田舎道になりそうなので
国道沿いの小さなお店でお昼ご飯を。
うどん屋さんなので
ソバもあったけどうどんを注文。
ぶっかけうどんで見た目はスタンダード過ぎるほど普通だったけど
麺はコシのある細麺でした。
お腹も満たした後は
大きく廻る海岸線をショートカットするためにk4へ
国道から反れると
四国らしい田舎道になりました。
高原風な気持ちの良いところを過ぎると
道が良い感じで細くなったぞ。
やっぱり四国の道はこう来なくっちゃね。
広くなったり狭くなったりを繰り返しながら
綺麗な松田川沿いを走ります。
対向車も居ないし
カワセミを探しながらハイペースで走れます。
たぶん四国なんで
川に沈下橋とか架かってるんじゃないかな~?
な~んて思いながら走ってたらやっぱりあったよ。
日平公園の沈下橋。
短いけどきっとマイナーな橋だと思うと
嬉しくなっちゃいます。
四国ツーリング1日目の今日のルートの中で
唯一山の中を抜けるルートでしたが
宿毛市からは再び海沿いのルートになります。
R321の通称「サニーロード」
もう見えてる海は太平洋なので
雰囲気が今までと違うよ。
橋の欄干も高知県なのでカツオかと思ったら
トビウオです。
周りの景色もなんとなく南国な感じになってきた。
太平洋を眺めながら走ってると
竜串海岸の案内が出たので
ちょっと寄って見るね。
市営の駐車場にBlue・bee号を停めて
歩き出すと南国チックな花が咲いています。
アメリカディゴかな?
で、この竜串海岸は
綺麗な海岸と海中公園があるのですが
その海岸の岩がまた独特なのでございます。
化石が出る地質らしく
体積岩が波に削られて
いろんな形を模様を見せてくれます。
なかなか見応えのある海岸なので
じっくり座って見て来ました。
その竜串海岸を出ると
本日最後の目的地の足摺岬まではあとちょっと。
R321からk27に入って
しばらくクネクネ道を走ると
ホテルが並びだすその先に足摺岬があります。
夕方なのでちょっと暗いけど
ちっびっ子バイクでここまで来れた事に
自己満足に浸る響。
駐車場からすぐのところの展望台から灯台と岬さえ
見れたらもう良いって思ってたけど
せっかくなので向かいの崖の上に見える
天狗の鼻の展望所にも行ってみましょう。
天狗の鼻までは
こんな遊歩道を通ります。
ツバキやヘゴが自生する中を歩いてると
薄暗い森の中にテンナンショウの仲間が咲いていました。
こうした珍しい野草にも
目が届く響なのでございます。
で、歩いて辿りついた天狗の鼻の
展望所からの眺めはコレ ↓
う~ん、わざわざ歩いて来る価値があったのか?
戻ろ・・・
とりあえず元の展望台に戻って
太平洋を一望して足摺岬まで行く目的はこれで完了!
後は本日の宿に向けて走るだけ。
サニーロードに戻って
四万十川の下流から川沿いの土手の道。
今日の宿は四万十市の中村の
中村第一ホテル
ナビがなくてもネットで予約する時に
ビルの色を見てわかりやすそうなホテルを選んだおかげで
走りながら普通に発見できちゃったよ。
いつものようにさっさとシャワーを浴びて
外に出てお食事タイム。
適当に歩いて見つけた
このお店にお邪魔いたします。
で、まずはコレだね。
プッハーーー!!
うまい!
おつまみは土佐らしく
カツオで行きますか?
って、分厚っー!
カツオのタタキってちょっと生臭かったりするけど
本場の奴はぜんぜんOKな感じです。
やわらかくてビールのお供に最高じゃ~!
数品の土佐の名物でお腹を満たして
本日のツーリングはおしまい。
それでは明日もいっぱい走りたいので
おやすみなさい。
「2日目に続く」
※ カッパを探せ:難易度=2
ローキン
2014年05月31日 01:58
四国はバイクじゃまだ行ってないんですよね~
遠いし、費用が高くつくんです(泣)
行きたいな♪