荷造り完了いたしましたっ!




1 今日のスタイル.JPG



ジドリ用の三脚も瞬撮できる

場所にバッチリとセットして地図も

イカ釣りのエギ用のケースに入れて

完璧な仕上がりでございます。

(A型とは思えないコードの回し方ですケロ)





それではblue・bee号で行く

船中1泊の1泊2日の四国ツーリングに行ってきまぁ~す!


1 夕日の時間に出発.JPG


出発はこんな夕日を見ながらだよ。



凄い数の虫がわたしの視界を

奪っていきます(汗)←この時間キラ~イ





今回は九州からは近くて遠い存在の四国を

どうにか近くてなるべく安く行けないかというコンセプトで

プランニングをしてみると高速ルートは高くつくので

フェリーを使うルートを探してみました。



コンセプト通りに進めようとすると

フェリー代を安くため

ちびっ子バイクと言う選択になるんだよね。





北九州の小倉港から出る小倉松山フェリーは

2等+Blue・bee号(125cc未満)込みで8720円/片道



昨年はこのプランでしまなみ海道ツーリングをやったけど

今回は四国の南側まで下りたいので松山港じゃ不便だし

料金が高いのでパス




一番安いのは佐賀関から出る国道九四フェリーが

2100円なのですが

早朝から四国に上陸して遊ぼうとすれば

家を3時に出ないといけないので

これは帰りに使うとして

今回は別府から出る宇和島運輸フェリーで行くことにします。




料金は5160円で上記の2プランの

中間くらい。




なにより出航時間が23:50からなので

仕事が終わってから余裕で別府に行ける時間なのが良いんだよ。




すべて一般道で行くので

余裕をもって家を出て良いペースで走る

車に金魚フン走行で付いて行くと

余裕がありすぎるくらい早く着いちゃったので

別府をウロウロ


1 湯煙展望所から.JPG


湯けむり展望台からの夜景




簡単に展望台まで行けると思ってたけど

ナビ無いし夜で案内板が見えなくてちょっと苦戦したよ。





のんびり夜景を見て

鉄輪温泉の源泉の湯気で安全祈願しちゃいます。

2 旅の安全を祈願.JPG


それでは出航時間も迫ったので

別府観光港へ


2 初のルートです.JPG


2等のザコ寝ですが

時間も短いのでさっさと角っこを陣取って

数少ない充電用のコンセントも占有して寝ちゃいましょう。




別府観光港を出て

対岸の愛媛県の八幡浜港には2:35に着いてしまうんだけど

乗るときに下船しないむねを伝えておくと

港に停泊したまま5:30まで寝れるのだ。




でもね~

停泊してる船と岸壁の間の

クッション材が波に合わせて擦れて

ギュルギュルギーギーうるせーんだよ(汗)



熟睡は阻止されてしまったけど

元々ツーリングの日は寝れないので

何時もの感じで朝を迎えます。

3 出発の時が来た.JPG


トラックや地元の人は着岸と同時に下船するので

甲板はわたくしだけです。


降りるだけなんだけど

貸切な状態がなんだか得した気分になれる。




では、今年2回目の四国の地を踏みます。

(1回目はとびしま海道で今治市に入った時)



今日のプランは宇和島を経由して

足摺岬まで南下する予定だけど

プラン的にかなり余裕がありそうなので

佐田岬に寄ってから行こうと思います。



岬までは行って同じ道を戻って来ないといけないので

こんな余裕がある時じゃないと行くチャンスがなさそうだもんね。




八幡浜を出て

佐田岬方面へ少し走ったところにある保内町の

赤煉瓦倉庫に挨拶。


4 木の歩道がステキ.jpg


木の歩道がなんとも赤煉瓦とマッチしてて

オシャレなとこでした。




んじゃ、岬を貫くR197へ

5 先端だけ霧が晴れてる.JPG


佐田岬メロディーラインは快適なんだけど

意外と単調で長い(汗)




たぶん帰りに乗ると思う

フェリーが出る三崎港を過ぎると

大きなアコウの木を発見!

5 アコウの木.JPG


パワーを貰っとこ。




R197は三崎港から出るフェリーで

大分県まで繋がるので

三崎港から先の道は県道256号線になります。




道は少し細くなるけど

ちびっ子バイクなので難なく岬の行き止まりの

駐車場に到着。


6 バイクでいけるのはココまで.JPG


道はここまでだけど

灯台が見えてるので

行かないわけにはいかないでしょう。




マップルには「佐田岬灯台までは徒歩で20分、けっこう疲れる」と

書かれてるけど

どーうだろ?


7 南国チックです.JPG


遊歩道もちゃんと整備されてて

ウォーキングを続けてるわたくしにとっては

楽なんじゃないか?と思ったけど

想像してたより距離もあってハードだぞ。


8 疲れますわ.JPG



一度海岸近くまで降りて

また山を登るなんてやめてくれ~。



早朝で肌寒いくらいだったけど

汗が出てきた。



巨大なフナムシも気にならなくなるほど

黙々と登るとやっと展望台に着いたよ。



9 やっと来れたよ.JPG


ヒャーーー!


来てよかっぱ。





佐田岬灯台の見える絶景の展望はなんだかわからない

オブジェがあります。


10 何のための奴?.JPG



使い道がぜんぜんわかりません。





とりあえず灯台も見たかったので

灯台まで行ってみた。





これが灯台から見た四国の最西端の風景です ↓

13 対岸は佐賀関.JPG


うっす~~らとしか写ってないけど

対岸の佐賀関が見えるよ。




とりあえず

きつかったけど四国最西端は制覇だぜ

12 最西端達成.JPG




あ、儀式もやっておかないと・・・



14 儀式をやらねば.JPG



佐多岬灯台での念願のシェンロンもすませて

朝からやりきった感に浸りそうになりましたが

来た道を戻らないといけないんだった・・・(汗)


15 戻りましょう.JPG


若干寝不足の体には

こたえるわぁ~。


6 長い道のり.JPG



でも行より帰りの方が早く感じるのか

おもったよりヘロヘロにならないまま

岬の駐車場に戻れました。





さっ、ツーリング再開


7 岬から出ます.JPG


同じ道を戻るので損した気分になるけど

再び八幡浜の前を通過してk25へ


8 地方らしい道の景色.JPG


県道の途中にある笠置トンネルを越えると

ぺったんこな道に出ます。


9 広い場所もありました.JPG


このk25からR56に合流して

西予市へ入る。



と、ここで給油ついでに

またちょっと寄り道



16 モノクロが似合う場所.JPG


「宇和米博物館」



16 学校の跡です.JPG


昭和3年に建てられた旧宇和小学校を

移築したものです。


19 移築なので綺麗です.JPG



中は米博物館って言うだけあって

米作りの道具などを展示しているけど

興味があまりないので建物だけサラッと見学。



18 これは講堂です.JPG


一段高いところにこんな建物もあったけど

覗くまでまさかこれが

講堂だとは思わんかったよ。


18 こんな天井の講堂は見たこと無い.JPG


金かけてんな。

(だから入場料金200円取られるんだな)




で、この旧宇和小学校の名物と言えば

この長~~~い廊下 ↓

17 長いぞ~.JPG


109mもあるんだよ。




ここでやるのはもちろん

雑巾がけ・・・


20 名物はこの雑巾かけ.JPG


真似だけやってみたけど

絶対端から端までなんて無理だ。



このポーズをするだけで頭に血が上っちゃう。



ボーリングもやってみたくなる廊下だね。






んじゃ、出発






旧宇和小学校を出た後は

素直にR56を南下



メインの国道なので交通量もあるんだけど

西予市から宇和島市の間の景色って

めちゃ良いんだよね。


10 みかん畑にちょっとお邪魔します.JPG


通り過ぎるのも勿体無いので

途中のみかん畑の路地に入って見た。


23 道が展望台.JPG



急斜面に広がるみかん畑が

愛媛県らしいよ。


24 作業用のモノレールの角度が凄い.JPG



いたる所に作業用のモノレールが敷かれてるけど

めっちゃ急斜面でジェットコースターより怖そう。



で、この景色を見て思い出したけど

初めて四国ツーリングに行ったときも

ここに寄ってたみたい。



その時も確か鉄ちゃんをやった気がして探してみたら

思った通りやっぱりみかん畑の中を予讃線が

走っていました。


21 宇和島に来たならここで鉄でしょう.JPG


予讃線とみかん畑と法花津湾




たまたま停まって

景色を眺めていただけで

列車が通るなんてわたくしは持ってるヒト。

22 みかん畑に囲まれた絶景路線.JPG



なかなかステキな寄り道が出来ました。




さらに先へ進んで

宇和島市へ




宇和島って見たことはないけど

市営の闘牛場があるくらい闘牛が盛んな場所らしい。



25 宇和島の闘牛で金運UP.JPG


道沿いにこんな金運の上がりそうな

闘牛もあったよ。




宇和島の市街地を抜けて

海沿いのk37へ入ります。

11 屋根付きのいかだがいっぱい.JPG


屋根のあるイカダがたくさん浮かぶ

湾を見ながら懐かしい場所へ行ってみた。


26 到着~.JPG


「水が浦の段々畑」




リアス式の岬一帯が

石の城壁みたいな段々畑になってるところ。


27 ちびっ子バイクで散策中.JPG



久し振りに来たけど

やっぱりスゲーなここ



28 城壁じゃな.JPG



ちょっと離れて見ると

こんな段々畑が岬に連なってるのが判ります。


29 この岬だけ特に凄い.JPG



先祖代々

手積みでコツコツとこの風景を作っていったんだねぇ。


30 人が作った絶景.JPG



岬の突端なので

水の確保もできないので

田んぼじゃなくて畑にしたみたいだけど

とにかく角度が急なんだよ。


31 登ってみると角度の凄さがよくわかる.JPG


段々になってなかったら

普通に立っていられない角度だよ。




急すぎて畑の面積より

段々の石垣の面積の方が大きいぞ。



それでも作物を作らないといけない

土地柄だったんだろうね。

32 上見ても下みても絶景.JPG


先人の英知と苦労に感銘を受けながら

響は水が浦を後にするのでありました。


12 落ちたら痛そう.JPG


ビビリながら段々畑を抜けて

元のR56へ戻ります。



その後はまた田舎道になりそうなので

国道沿いの小さなお店でお昼ご飯を。


13 つしま亭って読んでいいのかな?.JPG


うどん屋さんなので

ソバもあったけどうどんを注文。


14 細めんでした.JPG


ぶっかけうどんで見た目はスタンダード過ぎるほど普通だったけど

麺はコシのある細麺でした。




お腹も満たした後は

大きく廻る海岸線をショートカットするためにk4へ


15 内陸をショートカットします.JPG



国道から反れると

四国らしい田舎道になりました。


16 高原みたいな場所で空気が美味しかった.JPG


高原風な気持ちの良いところを過ぎると

道が良い感じで細くなったぞ。


33 四国らしくなってきた.JPG


やっぱり四国の道はこう来なくっちゃね。



広くなったり狭くなったりを繰り返しながら

綺麗な松田川沿いを走ります。


17 川の規模がでかい.JPG



対向車も居ないし

カワセミを探しながらハイペースで走れます。


18 水辺の道って大好き.JPG


たぶん四国なんで

川に沈下橋とか架かってるんじゃないかな~?

な~んて思いながら走ってたらやっぱりあったよ。


34 やっぱりありました.jpg


日平公園の沈下橋。




短いけどきっとマイナーな橋だと思うと

嬉しくなっちゃいます。



20 ツーリングしてるって実感できる道.JPG



四国ツーリング1日目の今日のルートの中で

唯一山の中を抜けるルートでしたが

宿毛市からは再び海沿いのルートになります。


21 山を走れば海も走る.JPG


R321の通称「サニーロード」


36 景色がよければ気軽に停まる.JPG



もう見えてる海は太平洋なので

雰囲気が今までと違うよ。


35 カッコいい海岸.JPG


橋の欄干も高知県なのでカツオかと思ったら

トビウオです。


22 色を塗ってあげてね.JPG


周りの景色もなんとなく南国な感じになってきた。



23 原付で走ってるって忘れてしまう綺麗な道.JPG



太平洋を眺めながら走ってると

竜串海岸の案内が出たので

ちょっと寄って見るね。




市営の駐車場にBlue・bee号を停めて

歩き出すと南国チックな花が咲いています。

37 南国っぽいぞ.JPG

アメリカディゴかな?



で、この竜串海岸は

綺麗な海岸と海中公園があるのですが

その海岸の岩がまた独特なのでございます。


38 自然の神秘.JPG


化石が出る地質らしく

体積岩が波に削られて

いろんな形を模様を見せてくれます。


39 化石が出る海岸です.JPG



なかなか見応えのある海岸なので

じっくり座って見て来ました。




その竜串海岸を出ると

本日最後の目的地の足摺岬まではあとちょっと。


24 足摺岬に来たぞ!って感じる風景.JPG


R321からk27に入って

しばらくクネクネ道を走ると

ホテルが並びだすその先に足摺岬があります。


40 メジャーな足摺岬です.JPG


夕方なのでちょっと暗いけど

ちっびっ子バイクでここまで来れた事に

自己満足に浸る響。



41 天狗鼻.JPG



駐車場からすぐのところの展望台から灯台と岬さえ

見れたらもう良いって思ってたけど

せっかくなので向かいの崖の上に見える

天狗の鼻の展望所にも行ってみましょう。


43 遊歩道の中.JPG


天狗の鼻までは

こんな遊歩道を通ります。




ツバキやヘゴが自生する中を歩いてると

薄暗い森の中にテンナンショウの仲間が咲いていました。


43 森のなかの花.JPG


こうした珍しい野草にも

目が届く響なのでございます。



で、歩いて辿りついた天狗の鼻の

展望所からの眺めはコレ ↓


44 特に眺めが良い訳じゃない.JPG


う~ん、わざわざ歩いて来る価値があったのか?



戻ろ・・・





42 撮影中.JPG


とりあえず元の展望台に戻って

太平洋を一望して足摺岬まで行く目的はこれで完了!


25 岬の森を抜け.JPG


後は本日の宿に向けて走るだけ。




サニーロードに戻って

四万十川の下流から川沿いの土手の道。


26 四万十川の河口を上り.JPG



今日の宿は四万十市の中村の

中村第一ホテル


27 本日の宿.jpg


ナビがなくてもネットで予約する時に

ビルの色を見てわかりやすそうなホテルを選んだおかげで

走りながら普通に発見できちゃったよ。



いつものようにさっさとシャワーを浴びて

外に出てお食事タイム。

28 いちもん家のお邪魔します.JPG


適当に歩いて見つけた

このお店にお邪魔いたします。



で、まずはコレだね。

29 なんでツーリング後の一杯ってこんなに美味しいんだろう?.JPG

プッハーーー!!




うまい!





30 高知なんてやっぱりカツオ.JPG


おつまみは土佐らしく

カツオで行きますか?

31 分厚っ!.JPG



って、分厚っー!



カツオのタタキってちょっと生臭かったりするけど

本場の奴はぜんぜんOKな感じです。

32 生臭さはまったく無し.JPG


やわらかくてビールのお供に最高じゃ~!



数品の土佐の名物でお腹を満たして

本日のツーリングはおしまい。





それでは明日もいっぱい走りたいので

おやすみなさい。




「2日目に続く」


段々畑.jpg


※ カッパを探せ:難易度=2