ツーリング?
寒くない?
紅葉?
もう、大山でも阿蘇でも綺麗なの見たしぃ・・・
(通勤中でも見てるのでもう見飽きたって感じ)
でも、誰かが走らんと?と走る気を見せられると
走りたくなるのは何故だろう?
(これがライダー魂ってやつか?)
仕事の日だったので迷ったけど
このままバイク冬眠なんてことになったらラストツーに
なっちゃうかもしれないし
結局有給休暇を入れて
朝から待ち合わせ場所へ向かうわたし
誰も具体的なプランを言わないので
わたくしが勝手に行き先を決めました。
「9時に香春のRに集合!」
「行先は大分県の杵築。」
「以上!」
(「杵築」=「きつき」=国東半島の付け根にある小さな城下町だよん)
それとちびっ子バイクでいいのなら行きますって
了解を貰ったので今日の相棒はBlue・bee号なのだ。
まだ紅葉が見れる時期だけど
もう気分的には「冬」なので
遅い集合時間に集まった
スターティングメンバーはコチラ ↓
(左から)
昨日の夜まで行く気が無かった響から
LINEでたくみに私をツーリングモードにしたこうさん。
髪の毛を綺麗にマキマキして10分遅刻したもちっこさん。
ちびっ子バイクってことでR1クビにしてDトラでやってきたせつらさん3号。
紅葉スイッチが入りまくりのゆうさんの
5台5人でスタートします。
スターティングメンバーって書いたけど
どうもとのじんが寝坊して今から家を出て
追いかけて来るかもしれないらしい。
まぁ、元々遅いスタートなので
もう待ちませんケロ(笑)
追いかけて来るとのじんから逃げるように
響ファームロード(HFR)で九州の右っかわを
南下。
ちびっ子バイクでも先導なのだ。
で、なるべく後から付いて来る
大排気量の方々にストレスを与えないように
追い越して良い場所では頑張って前の車を抜きますが
ゆるい登りのところで長いトレーラーが・・・
抜ける?
前が見えるので追い越しへ・・・
加速するトレーラーと
登りで減速するBlue・bee号
どうなったかと申しますと
並走しちゃうのであります。
アレレ?って感じです(笑)
抜きたくても抜けないわたくしを気の毒に思ったのか
トレーラーが減速してくれました。
小さなバイクにはみんな優しいです。
なんとかツーリングペースを維持したまま
HFRのステージを全部クリアして
宇佐で休憩します。
一番判りやすい目印のあるローソンでトイレ休憩をしながら
とのじんを待ちましょう。
寒いのでみんなトイレに駆け込んだり
暖かい珈琲なんかを飲んでると
とのじんからLINEでメッセージが・・・
添付してる写真を見たらHFRの中間みたいだ。
でもまだ距離があってスグには来そうにないので
先へ行っちゃおうか。
先に出発するとだけ伝えて
HFRのおまけルートから県道658号線に入りますが
その途中にある
佐田京石に寄り道。
通過するつもりだったけど
やっぱり追いかけて来るとのじんを待ちたいと
心のどこかで思ったんだろうね。
(腹は黒いが菩薩のような心を持ってるのだ)
寄るってみんなには言ってなかったけど
先導の特権で駐車場に入るのであります。
で、佐田京石ってストーンサークルみたに
謎の多い石群なのですが
そんな謎の意味など関係なく寄ったら集合写真
「石になったように止まって撮ろう」
って言いながら撮った集合だけど
どうみても10秒ダッシュに間に合わなかった写真にしか
見えねぇ。
次回からこの撮り方はボツだな。
そんな暇つぶしをしてたらまた
LINEにメッセージが・・・
さっき寄った
ローソンみたいなので
こうさんが佐田京石の位置情報を送って待つことに。
あ、でも地図を開いたらなんか違うよ。
(GPSがまだ現在地を見つけてなかったんだね)
すぐに「ちがうらしい」って書いてあげたけど・・・
で、どうなったかと言うと
数分後に・・・
まちがった地図情報通りに行ったら
こんな変な道になったらしい。
わたくしが企画してるツーリングなので
こんな道でも「変だ」とは思わなかったんだね。
本人はまったく知らない林道に迷い込んで
不安かもしれないけど
笑のツボにハマってしまった。
とりあえず熊野磨崖仏に行くって言ってるので
そこに行けば間違いないのだけど
再度正しい位置情報を送信して
もう少し待って見ることに。
30分後・・・
つっ・・・
「着いとるやんかぁ~~!!」(全員)
迷子から抜け出した後は
真っ先に確実な場所へ向かったらしい。
待ってた時間を返せ~~~!!
まさか先に着かれるとは想定外だったので
後は熊野磨崖仏までノンストップです。
k716で山香まで走ってR10で給油した後
速見大田ふれあいロードへ
久し振りに走ったけど
なかなか気持ちの良いルートです。
絶景ではないけど
それなりに綺麗な紅葉を見ながら
走れるのが良いよ。
でもアップダウンが多いので
わたくしはアクセル全開で一生懸命です。
ナビもマップルも持って行って無いので
間違えずに着けるかちょっと不安だったけど
案内板があるような有名スポットなので
無事に到着!
駐車場に入るとやらかしとのじんが
笑いながら待っていました。
二度寝するとこんな事になるんだぞと
体で学んだようだ。
では国東半島の観光で検索すると
必ず出てくるメジャーな熊野磨崖仏へ行くよ。
みんなの入山料をまとめて出してあげて
(あ、この文章はしっかり忘れずに書いておかないと・・・)
元気いっぱいで登り始めます。
歩きながら周りの紅葉を
楽しむ余裕もある。
受付で杖を借りて
登り始めてしばらく頑張ったけど
こんなに登ったっけ?
息が・・・
脈が・・・
4~5年振りくらいに来たけど
その頃はまだ若かったんだろうね
こんなにキツかった記憶が無いもん。
でも本番はさらに上に登ったところにあるのだ。
「赤鬼が築いた九十九の石段」
村人を襲った赤鬼が
熊野の権現様から朝までに石段を積み上げれば許してやると
言われて一生懸命積み上げた石段です。
歩幅無視の乱積みされた石段が
容赦なくわたしの体力を奪って行く。
手摺と借りた杖のおかげでなんと登れてる感じ
ウィンターパンツを履いてるので
暑くなって来たよ。
なんとがウダウダ弱音を吐きながら
磨崖仏に到着!
これが有名な熊野磨崖仏の
不動明王と大日如来様
位が上の如来様より不動明王が目立ってますが
とってもありがたい場所です。
磨崖仏が多いエリアですが
これは最大級なのでございます。
で、ここがゴールかと思ったけど
まだ階段が上に伸びてるので
残り少ない体力を使って登ってみると
熊野神社がありました。
んじゃ、いつものお参りシーンのジドリを・・・
いるよね?
クラスに1人こんな奴
神社でお参りをして
熊野磨崖仏のミッションは終了かと思ったけど
寄ったら集合をまだ撮ってなかっぱ。
なのでまた階段を下って不動明王さんのところへ
さぁ、全部見たい場所は終わったので
下るよ。
膝がガクガクするので
降り方はコレ ↓
すると階段の横に「手摺で遊ばないでください」って
看板が建ってた。
やる人とかいるんだね。
(お前だ!・・・それととのじんがやってたぞ)
なので真似しないように。
なんとか無事に下ったところで
ちゃんとした集合写真を撮ります。
疲れきって笑顔が変な6人
受付に杖を返したところで
駐車場に隣接してる胎蔵寺にも寄ってみた。
スタイルがあまり良くない仁王様の間を通ると
金ピカな仏像がいっぱい。
龍もピカピカ
すると住職さんから金ピカのシールを手渡されて
自分の干支や仏様に貼ると良いんだって。
わたしはシェンロン年なのでシェンロンにペタペタ
金運上がりまくりの予感
ゆうさんはマイブームの朱印を貰ったり
みんなでワイワイ言いながら
アチコチにペタペタ貼った後は
お昼ごはんを食べに行きましょう。
かなり山の中なので
食事が出来るお店なんか無いので杵築の街まで
ナビ付きのバイクに先導をしてもらいます。
k34で杵築の市街地を目指すけど
手前であっさりと先導を譲られてしまった。
地図、無いんですケロ
でも野生の勘でひとつも道を間違わずに
あてにしていたお店に着けました。
城下町の古い家並みの一角にあるお店で
洋食って言うのがミスマッチな感じがするけど
ココのランチは安くて美味しいので
何度となく来てるお店なのだ。
自家製パンが美味しいので
ランチはパンを選択。
濃厚なスープが出た後は
季節で替わる牡蠣のグラタン
そしてメインのハンバーグと若鶏のソテー
これに珈琲までついて1050円って安いでしょ?
食後に出てくる珈琲でマッタリしてたら
もう14時過ぎちゃいましたケロ・・・(汗)
これはマズいぞ。
ツーリングの寄り道が磨崖仏だけって
レポがあっさりし過ぎてしまわないか?
(佐田京石はもう忘れてる)
この時間から国東半島を回っても
途中で真っ暗になるし
どうする?
みんなそのまま帰るのはやっぱり嫌って事で
せっかくなので杵築の城下町を散策して帰ることにします。
まずはバイクを移動して
杵築の街では一番有名な
酢屋の坂から観光したいと思います。
一番情緒のある石畳の坂なんだけど
工事の足場が組まれていてちょっと残念な感じ。
でも坂を登れば昔ながらの
土壁が続く路地があります。
観光用に開放してくれてる場所もあるので
食後の散歩にはピッタリなのでした。
で、街を散策してると
着物を着て歩く人がけっこういらっしゃるみたい。
レンタルか?
そう思いながらブラブラしてると
着物発見!
しかも若い!
逃がさんぞ・・・
微妙な距離を保ちつつ
後ろを歩くわたしとマイナリスト女子2人。
(マイナリスト女子2人のおかげでわたしは怪しい人に思われて無いらしい)
着物美人が足を止めれば
わたしも止まる。
ストーカーじゃありませんよ
わたしもこの紅葉が見たかったんですよ。
紅葉を見飽きた?
誰がそんな事言いましたか?
いや~、良いね~
日本の四季って最高だねぇ
日本の秋に感謝です。
と、このままでは本当に後ろから狙う
怪しい人になっちゃので
怪しまれる前にしっかり了解を貰って撮ることにします。
「すみません、この日が当たってる場所に
立ってもらえますか?」などと
ズウズウしい事を言ってみたりしたけど
笑顔で答えてくれる着物美人さん達
「もうそんなに言うなら一緒に撮ってもらえば」(もちっこ)
「え~、そんなぁ・・・ムリムリムリ~」(響)
と、言いながら横に並ぶ響
「せっかくやけ真ん中に入れてもらえば良いやん」(もちっこ)
「エェ~!そんな事・・・・」
「んじゃお言葉通りに・・・」
ミッションクリア!
もう、わたしは満足したので
どっこも寄らんで帰っても良いよ。
あ、撮らせてもらったからには
撮って返してあげないとね。
オネーサンの携帯を預かって撮ってあげます。
ちなみに着物は杵築の街の中で
レンタルサービスがあるんだって。
(シェロンポーズしてる時に右のオネーサンの裾から
ユニクロのヒートテックが出てきたのでレンタルだとわかったよ)
しかし城下町と着物って良いよね~。
男性用もあるけど
わたくしが着たら売れない落語家みたいになっちゃいそうだ。
着物と言えばやっぱり華やかな振袖が着たい。
自分で着るわけにはいかないので
分身のカッパに着せてみたよ。
こんな感じかな?
男が女装するとどうしても
足はガニ股になっちゃうけど
そこは目をつぶってください。
んじゃ、そろそろ帰ろう
着物のオネーサンにお礼を言って
最短で帰路を目指します。
最短と言えば高速を使うルートもあるけど
誰も私を置いて高速を使わないは
みんなの優しさなのか
最後までわたしを煽りたいのか?
k644からR10に出て
安心院へ抜ける裏道を走って宇佐の物産館で
買い物&休憩
一気に走ったためか石段のダメージなのか
せつらさんの足がツって悶えてる。
なのでちょっと長めの休憩を
ここでしばらく遊んで
インナーを着こんで最後のスパート
途中でとのじんが急ぎの電話のため
ちびっ子バイクを振り切って帰ったけど
香春のRに着くころには予想通り真っ暗でした。
まだ18時くらいなんだけど
めっちゃ遊んだみたいな暗さだよ。
ここで無事に解散式を終えて
ツーリングは終了。
「お疲れ様でした」
[本日の貢ぎ物]
こうさんともちっこさんから貰った
お土産。
ゲゲゲの鬼太郎シリーズのストラップは何種類かあったけど
一番好きなヌリカベが当たってラッキー!
しかもめっちゃ可愛い
ありがとう。
では、また私がバイク冬眠してなかったら走りましょう。
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