響の夏休み1日目はココから
響の夏休みツーリング2日目:[信州を走り倒そう]
<・m= チュンチュン
ファ~!
おはようございます。
目覚ましより早く目が覚めちゃったぜ
ツーリングの日はどうしても
早く目が覚めるよね?
昨日は暗くなってからホテルに入ったけど
外はどんな感じなんだろう?
と、カーテンを開けると・・・
信州らしいアルプスの山が
朝日を浴びてるよ。
(唐松岳2696m?)
日本海側に引っかかってる雲が
まだ山頂付近に覆いかぶさってるけど
雨は降らない予報なのでボチボチと準備して出かけましょう。
サッとシャワーを浴びて
ジャケットを着てライダーに変身
では、出発~~!!
(※注:泊まったホテルと写真は関係ありません)
ホテルの目の前を通っていた
安曇野アートラインを走ります。
そこから八方尾根に上がる林道へ
ペンションやコテージが並ぶ黒菱林道を
抜けると視界が開けます。
まだ山の中腹ですが
白馬の街が見下ろせる。
かなり涼しいのでインナーを着て出てて良かったよ。
さらに登ると黒菱林道の終点は
スキー場のリフト乗り場でした。
スノボはいつも広島のスキー場なので
一回くらいはこんな大きな場所で滑ってみたいね。
(体力が持たないので勿体無いかも)
八方尾根からは白馬の三山が見渡せる
(鑓ヶ岳2903m・杓子岳2812m?)
雲がかかってるけど
二千メートル後半の高山なので
雲のちょっと上は飛行機で見るような空が覗いてるよ。
んじゃ、下りましょう。
ゆっくりとね
牧場になってるから・・・
カーブの途中のウンキョにも注意です。
八方尾根を下って
もう一ヶ所、白馬らしい場所へ行ってみた。
早朝なのに熱気球が飛んでるよ。
観光用らしいけど
どんだけ早起きな営業?
あ、白馬らしい所って言ったけど
ここね ↓
冬季五輪が行われたジャンプ台は
白馬の目玉だ。
初めて見たけど
わたくしスノボてジャンプ台とかには
すこし入ってたことはあるけど
こんなところから滑り降りれないよ。
リフトでタワーの下まで上がって
エレベーターで頂上にいくみたいだね。
想像しただけでお尻がムズムズする
とりあえずここでジドリを・・・

早朝の白馬で遊んだ後は
R406で長野市街地へ
山しかない道を40kmほど走ると
目的地に到着
上品な猫から
「こんなメジャーなところに何しに来た?」と
言われたよ。
はい、修学旅行で来たはずだけど
まったく記憶に無い
牛に轢かれてペッタンコの善光寺
大きいねぇ
記憶にないケロ
善光寺の参道は長野西高の通学路になっているようで
学生がたくさん歩いています。
観光客は居ないけど
お土産屋は開いてるね。
山寺のような厳かな雰囲気はないけど
長野らしい場所を一ヶ所制覇できました。
ま、渋峠へ向かう途中にあったので
寄っただけっていうのもあるけど
しっかりお参りを・・・
長野の市街地を出たら
R292の絶景ロードを目指すのですが
始点からは数年前に走ってるので
今日はマイナーなルートで目指したいと思います。
千曲川を渡ってそのまま直進して
k66で山田牧場へ
ツーリングマップルには「悪路」って
書いてるけどこれの何処が悪路?
悪路の基準がわたくしの感性とかなりズレてるみたいです。
(九州の悪路をナメんなよ)
しばらく林道(県道)を登ると
山田牧場を通過
牧場を眺めながら
どんどん登っていくとしだいにクマザサが
増えてきて志賀草津道路(R292)に合流
横手山ヒュッテのすぐ下に出たので
そのまま渋峠へ
雲が多い日だったので
上の方はかなりガスがかかっています。
それにしても避暑で信州に来たけど
涼しさを通り越してこの辺は寒いぞ。

電光掲示板の温度計は冬みたいな
気温を指してるよ。
しかし用意の良いA型なので
ネックウォーマーなどもしっかり装着して走っております。
そしてナビの表示が
最高地点を示しました。
九州じゃ登山しても届かない高さです。
ナビと1mの誤差があるけど
やっぱりココを走ると感動するよね。
大きな森が育たない森林限界を超えた
風景は何度来ても飽きない。
渋峠を過ぎて
一番緑が綺麗な山田峠
つい熊がいないか探してしまうよ。
ここはビュースポットにもなってるので
三河ナンバーのライダーさんと
写真の撮りっこをしました。
こっち向きじゃないで良いの?と聞かれたけど
良いの、いいの。
三河のライダーさんと別れて
万座
志賀草津道路を草津方面に素直に
抜けるつもりだったけど
時間もまだ余裕があるので
k466へ行ってみた。
k466から見覚えのあるk112へ
そう、この景色ですよ。
ここに寄り道しないで
どうすんのっ!って
場所へ廃墟ハンターは帰って来たのだ。
[小串鉱山跡]
かつて硫黄を産出していた鉱山跡です。
いや~、前回初めてここに来た時は誰もいなくて
ここでバイクの鍵を落としてしまって
真剣に泣い場所なんだよね。
(見つかった時にも泣いたケロ)
しかし今回は夏休み期間と言うこともあって
車も他のバイクも来ていました。
(ラジコングライダーを飛ばす名所らしい)
鉱石運搬用の索道の柱は
健在ですが鉱山施設のあった群馬県側は
やっぱり通行禁止だよ。

30分ほど鉱山跡を眺めて
廃テンションになっていましたが
山の天気は変わりやすいようで
霧が上がってき始めた。
まっしろけになったら走りにくいので
撤収!
元のR292に戻ります。
流石に昼が近い時間になったので
観光バスなどが増えてきたよ。
バスの後ろにならないように
間隔の開いたタイミングで峠を下ります。
殺生河原を過ぎて
草津の街へ入ったところでお昼ごはんを食べましょう。
信州に入って
蕎麦のお店ばかりを見ていたので
一回くらいは食べとく?
けっこう人気店らしいけど
その中で鴨汁蕎麦を頼んでみた。
蕎麦はシーズン終盤なので
こんなものかな?って感じの香りだけど
鴨汁を器にとってその中に蕎麦を入れて
半分汁蕎麦を食べてるような食べ方が面白い。
この食べ方だと海苔は邪魔だな。
では、お腹も満たしたので
信州ツーリング2日目のメインと設定していた
道へ
k59からずっと走ってみたかった
嬬恋パノラマラインを走るよ~~
もう、360度
キャベツだらけだよ~~~
群馬県の嬬恋村の
高原野菜はみんなお世話になってると思うけど
全国に出荷するだけあって
農地は広大です。
道もすばらしいのひとことです。
九州でもない
北海道でもない
ここだけの景色がたまらない
走り続けたい道でもあるけど
停まって堪能したくなる道でもあります。
バイク乗りでよかった
(ここだったら青虫でも良いかも)
ずっと続く道の横は
広大なキャベツ畑

浅間山の原生林近くまで広がっております。
しばらくこんな風景を見ながら走っていると
愛妻の丘があります。
展望所になっていて
ココから見えるのもやっぱり・・・
キャベツ
大自然の絶景も好きだけど
棚田と同じように人間が作る景色と自然が融合した
風景って大好きなんだよね。
和むわぁ~~
愛妻の丘から先へ行って見る
正面に見える山もキャベツ畑みたいだね。
地図に出てないけど
適当に見えてる山に上がってみたら
ここも景色がヨカッパ

もう植物繊維はこれくらいで良い?
お腹いっぱいキャベツを見た後は
何処行こう?
実は嬬恋村からすこし走った小諸市内に
宿を取ってるのだけど
まだ14時だよ。
んじゃ、松代まで行って
穴ポコを見ちゃおうってことでR144から
k35で松代へ向かいます。
k35の峠を下ると
久しぶりに見る街の風景が広がります。
そしてやってきました
[象山地下壕跡]
初めて来た数年前は
見学時間の16時に間に合わずに
入れなかったけど今日は余裕です。
太平洋末期、本土決戦が
激しくなる対策として
昭和天皇や大本営を置く予定として
大規模な地下壕が建設されたその穴ポコへ
炭鉱レンジャーが挑みます。
別レポで忘れた頃に詳しく書くけど
鉱山か?と思うほど
大きな穴ポコでした。
しかも嬉しいことに入場料はタダ
ヘルメットもタダで貸してくれます。
バイクを敷地内に停めさせてくれた
係りのおじさんに挨拶をして
松代を出ます。
そろそろ宿に戻らないとね
来た道を戻るって言うルートもあったけど
同じ道は嫌なので
高速を使ってみた。
長野ICから乗って
上信越自動車道の小諸ICで降りたら
後はナビにホテルまで案内してもらいました。
ホテルは小諸城址懐古園の直ぐ横だったので
シャワーを浴びて歩いて街ブラ開始
するとSLの展示を発見!
1938年製で旭川方面で活躍した後
こちら方面を走っていたようです。
九州のSLにはない装備が前面に装着されてるね。
その先には懐古園の大手門(三の門)
城跡の中はかなり広そうなので
門だけ見て先へ
ホテルの近くにあるJR小諸駅を渡って
駅前の居酒屋で今夜の夕食を食べましょう。

夕食と言うより独り飲み会みたいな
夕食じゃな。
帰りにコンビニで朝ごはんを買うのだけど
遠くて参ったよ。
おかげで酔いが覚めたけど
ホテルに帰ったら大浴場にカッパが入ります。
こうして信州2日目の夜は更けていくのでありました。
響の夏休みツーリングは最終日へつづく