「ツーリング」
わたくしにとってツーリングとは
朝から晩まで嫌なことを忘れてめいっぱい遊べる
至福のひとときなのですが
前回のツーリングは暑さでヘバって
志半ばで散ったツーリングでした。
今日の響は汗腺を刺激して夏の身体を手に入れるべく
マルっと1日走ってやろうと気合が入ってるのだ。
マルっと1日遊ぶので
今日の相棒はカワセミ号
さぁ、どこ行く?
日帰りで遊べそうな場所でぇ・・・
あまり暑くなくてぇ・・・
折角の夏空なので海なんかも良いような気がするけど
やっぱり暑いので山も良いな。
そんな我がままなブラック響の要望に答える作戦を立てて
とりあえずシュッパツ
マイナリストの近くのメンバーに
LINEで走る予告はしたけど
平日なので誰も罠にかからずソロツーリングの始まりです。
今日の作戦は最高気温に達する時間になる前まで
海沿いで遊んで
午後を回って一番暑くなる時間くらいには内陸の山の中を走って
涼しくなる日没前後の時間に帰路に着くという
夏対策を考慮したプランで行きたいと思います。
そこでターゲットにしたのは
大分県の南部のリアス式海岸のクネクネエリア
まずはそのクネクネを目指して
HFRを走って宇佐ICから東九州道へ
別府湾SAで休憩した後
終点の佐伯ICまで走って佐伯の街を抜けて
R388に向かいます。
しばらく国道で南下してから海沿いを走る予定だったのだけど
海沿いのメイン道路であるR388の畑野浦バイパスが
通行止だったのでリアス式海岸の序盤から
海沿いのクネクネ(k501)を満喫することになったよ。
(全行程を海沿いにするとクネクネで満腹になっちゃうんだよな)
早速海を見ながら走り出したけど
やっぱり午前中でも暑いので
しっかり水分補給しながら走りましょう。
佐伯から通行止のR388を迂回するのに
k38の方が南下するには近道だったけど
海沿いのk501から広域農道へ入ると
空の展望所なんて場所も
寄れてお得感があるのが良い。
岬の峠を越える途中にある
パーキングなんだけど
展望台もあるんだよ。
だ~れも居ない公園の中に
入っていくとこれまた誰もいない東屋
設置されている案内板にはそこから
見える島の名前が書いています。
四国まで見えるみたいだけど・・・・
・・・
さすがに四国までは霞んで見えないよ。
でも書かれてる島がそのまま見える
景色の良い場所だ。
風も心地良い具合で
吹いていて涼しい。
その空の展望所を過ぎると
豊後くろしおラインの一番高い場所を通過します。
ここも展望所がありますが
道があまりにも気持ちよくて
そのまま走り続けちゃったよ。
だって・・・
まさに「絶景ロード」
やく9km続く豊後くろしおラインは
わたくしのお気に入りルートになりそうです。
豊後くろしラインから
さらに南下を続けるカワセミ号と響。
漁港~峠~漁港のパターンを
いくつか越えていく
そのたくさんある出っ張りの一つの
西野浦へ
その半島の先端にある仙崎山(412m)へ
登りま~す。
「仙崎つつじ公園」の案内に沿えばいいだけですが
当然ツツジなんか咲いていません。
でも、やっぱり高いところに登りたくなるんだよ。
ほら、ここもめっちゃ景色が良いでしょ?。
しかもツツジも何も咲いてないので
誰も居なくて山一個全部貸切状態。
絶景独り占め
(叫び放題)
おまけに廃墟ハンター響には
嬉しい物件まで・・・
果たしてこれが目的だったのか
たまたま寄ったらあったのか?
(謎が多いのが炭鉱ブラックの特徴)
レポはまた忘れた頃に書くとして
仙崎山を下ります。
仙崎山をグルッと周るルートがあったので
その道へ
でもねぇ~
景色は良いのだけど
あまりにも利用する車が無いのか
石じゃなくて岩級な奴が
ゴロゴロしてて余所見が出来んぞ。
無事に下山して
元猿海岸
渚100選に選ばれてるビーチみたいだけど
人っ子一人居ない
(平日でも普通なら数グループはいるだろう?・・・夏なんだから)
しかしいつもビーチコーミングしている
ビーチの砂と色が全然違ってて
九州の砂浜じゃないみたいな感じ。
歩いてみたけど
さらさらの黒い砂でここも
ウミガメの産卵地らしい。
んじゃ、先へ行きましょう。
R388で蒲江を過ぎて
どんどん南下してk122。
南下してると海の色もだんだん
気のせいか南国チックになってる。
その途中の名護屋湾
ここはつい停まってしまうくらい
綺麗だった。
今までの見て来た湾の色より
あきらかにトロピカルなカラーだ。
綺麗な名護屋湾見ながら波当津を過ぎて
峠を越えようとすると・・・
あれ?
こんなところまで来ちゃってたの?
大分県の南部で遊ぶつもりではいたけど
宮崎県まで行くつもりは無かったぞ。
ココよりすこし南に行ったところに
もう一ヶ所行って見たかった場所があるのだけど
たしかに地図をよ~く見たら県境を過ぎてたよ。
ここは海にせり出た山の中腹を走るルートになるのだけど
これまた良い景色が拝める場所でした。
見える海も勝手なイメージだけど
「THE、宮崎」って感じじゃない?
太平洋だしね。
その岬のクネクネ道を走ってると
目的の分岐があったので林道へ入ります
林道といっても開けた明るい林道で
目的の展望地は意外と近かかったのでありました。
なにも看板も無いけど
たぶんバイクを停めた場所が
一番綺麗に見える場所
茶山展望台に登る途中にあるんだけど
当然そこから見えるのは・・・
茶山だよ。
この山のだけ頂上部分が全部
茶畑になってるのだ。
なぜかわたくし
棚田と茶畑に弱いのだ。
見つけると停まっちゃうし
時にはこうして目的地にまでしちゃう。
大自然の風景もいいけど
人が作ったこんな景色も大好きなんだよ。
とりあえず上から眺めるだけで満足だったのだけど
茶畑の道も走ってみた。
普通の緑の中より
健康に良さそうな緑だ。
戦後のパイロット茶園として開拓された
場所でお茶のブランド銘は判らないけど
飲んでみたくなるね。
綺麗な緑に癒されたあとは
そろそろお昼を過ぎて
海沿いの気温は良い調子で上がっていってるので
山沿いへ逃げましょう。
R388からR10へショートカットするルートもあったけど
道の駅に寄りたかったので
普通に国道を選択します。
延岡の旭化成の煙突が見えて来たので
遠くに来すぎた感を味わいながら
R10から北上
そのR10沿いにある「道の駅北川はゆま」ですこし
遅い昼食。
もう宮崎の延岡まで来ちゃったついでに
チキン南蛮を喰うぞ。
道の駅レベルでもトロける美味しさでした。
道の駅でまどろんだら
涼を求めて北川沿いを上流に向けて走るぞ。
トラックをパスしながら
北川ダムのところまで来た。
かなり山の中まで入ったので
そろそろ涼しくなっても良いんじゃないか?と
思うのだけど道路に設置されてる電光掲示板の温度は
「36℃」
壊れてるんじゃネ?これ・・・(汗)
海沿いとあんまり変わんないじゃね~かっ!
ま、真夏のツーリングは期待して山に行っても
こんな感じになることが多いので気にせず
水分補給をしてこの先にあるトトロに寄ってみたよ。
めっちゃ久し振りだ。
久し振りだったけど
みんな僕を覚えてくれていました。
なつかれています。
わたくしは心が純粋なので
見えるのです。
トトロからは
緑資源幹線林道へ
(大規模林道宇目小国線)
小石が転がって油断はできないけど
車が一台も走ってなくて
途中から赤松の生えるエリアを抜けるので
この道だけは特に涼しくて快適だったよ。
大規模林道を抜けて
k688の中津無礼川沿いを通ると
川の中に夫婦岩がありました。
こんな小さな検索しても出てこないような
マイナースポットは
大好物です。
引き続きk45で稲積鍾乳洞の前を通過して
最後の寄り道
チンダの滝
(沈堕の滝)
何度か来てるけど
しっかり寄るのは何年振りだろう?
一応寄りやすい場所で
涼しそうな場所は?と考えて
滝に寄ったけどあまり涼しくないんだよな。
でも雲が出て良い感じで日差しが遮られてる隙に
見学しちゃおう。
あ、涼を求めて滝と思うかもしんないけど
わたくし響が寄るのは
発電所の遺構の方ね。
この沈堕の滝は嘗ては
水力発電所があった場所なのだ。
(詳しくはココ)←いや、あんまり詳しくないから・・・なぜならわたくしのレポだから
見えてるのは発電に使う水を入れ込む場所
一番奥には排水用の穴が見えるよ。
発電所の建物の方は
見事な遺跡になっています。
う~ん
何度みてもここは美しい。
草ボウボウで行けないかと思ったけど
中まで進めたので
貴重な儀式を・・・
右肩がイマイチ上がってないのが
気になるけど寄り道ミッション完了!
チンダを出た響とカワセミ号は
帰路に着くためk26から大野川中流広域農道へ
高速みたいなバイパスから
R10に合流して大分宮河内ICから
東九州道に乗ります。
ココからは信号で停まることもないし
日が傾いたおかげで少し
過ごしやすい気温になってきた。
(ドライヤーの風がヘアケアの温度に変わった感じ)
まだまだ汗が出る気温なので
水分補給はこまめにね。
高速に入ってすぐの松岡PAでも
別府湾SAでも休憩。
真夏のツーリングはいかに
体力を温存して走るかで
疲れ方が全然違うので
無理に一気に走破はせずに余裕を持って帰りましょう。
そうして一般道に降りる頃に日没を迎えるように
時間調整をして
涼しい中を無事帰宅。
日が長いので
2日分くらい走った感じがするツーリングだった。
それでは次回のツーリングで会いましょう
by Minorist 響
bach
2013年07月22日 06:16
私は、毎日が日曜日だからいつでもOKだよ。LINEもOKだよ。
ただ、依然のようにはしれなくなった。左半身ほ片麻痺が少し残っていて
あまり歩けないしバランス感覚が悪い。