平日ライダー 響
朝もやで霞む日田の郊外を
カワセミ号で抜けています。
まだ梅雨に入ってなかった九州地方は
しばらく晴れた日が続いていましたが
連日のようにPM2.5の濃度が濃くて
霞んだ空ばかりでした。
でも、今日の青空の「青」は
バイク日和な「青」だよ~~
(晴れ男ってお得だ)
遠征ツーをしたかったけど
連休が取れないので
今日は滅多に目的地にしない阿蘇方面で
花でも見て遊んじゃおうと思います。
時間が早くて少し肌寒いファームロードを駆け抜けて
瀬の本高原へ
やまなみのk11から
阿蘇へ向かうのだけど
ちょっと産山の扇田が見たいので
曲がりま~す!
お気に入りの牧場の道を抜けてると
入梅前の牧草の刈り入れの真っ最中でした。
白いマシュマロがいっぱいです。
あまりにも気持ちがいい場所なので
飛んでみた。
んじゃ、先へ
刈られた牧草が乾燥して
干草になった香りがめっちゃ良よ
牧場の細い道を抜けた後は
ヒゴタイ公園の前を通って
池山水源の看板を見ながら扇田を目指して
細い道を抜けてヒゴタイ公園に入る道の前を通って
池山水源の看板・・・・って
ここ、さっき通ったやん!
扇田は何度となく行ってるので
適当に走れば着くやろ?とナメてかかって
ナビもマップルもセットしないまま走ってたけど
迷っちまったゼ。
ここでグルグルと時間を損失しては
もったいないのでちょっと真剣に思い出す・・・
そうだ、「山吹水源」の方に
行けば良かったんじゃネ?
ほら、目印の「♪ソラソファソソミ杉」が見えて来た。
(伸び方によっては音階が変わります)
この並んだ杉の上が
扇田だよ~~!
わたくし響は
棚田がだぁ~~い好きなのだ。
牧場に囲まれて
扇状になった棚田って
他じゃあまりないのでこの棚田は貴重です。
時期も水を張ったばかりで
ちょうど良いタイミングでした。
田んぼのあぜ道にはアヤメが咲いています。
(花巡り①:たぶんアヤメ)
そんな長閑な扇田でのんびりしてると
野鳥の声しか聞こえない至福の時間を過ごせます。
あ、10秒タイマーのピーピー音は
するケロ・・・
んじゃ、阿蘇へ行きましょう。
扇田から産山牧場方面へ
変な模様の道を進むと
阿蘇らしい草原の風景になります。
ミルクロードだよ~~
ミルクの香りはしないけど
ミルクを出す方のウンキョの香りがする
とっても景色がいい道だよ~~
マイナーな道が大好きな響は
さらに濃厚なミルクロードを選ぶ
濃厚でしょ?
牛が間近で見れるけど
道に穴がボコボコ空いてるので
余所見ができないのだ。
(余所見して穴に入るとお尻がめっちゃ痛いです)
大草原を満喫したカワセミ号と響は
阿蘇の外輪山を下って
滅多に・・・
ほんっーーーとうに滅多に来ない
阿蘇の仙酔峡を目指す。
阿蘇の山頂と同じく
阿蘇の観光地にはほとんど
近寄らない響ですが
今日はこの観光地の仙酔峡のミヤマキリシマを目当てに
来て見ました。
どうでしょう!
山肌を埋め尽くすピンクの絨毯
どうですか?
ピンクでしょ?
わたくしは心が綺麗なので
眩しいくらいピンクに見えますケロ
おまけに廃墟になりつつある
ロープウェイの索道が萌えるじゃありませんか。
と、ここでマイナリストが1名合流しま~す。
仙酔峡に着くちょっと前・・・
「今、どこ~? わたしは小国を抜けたとこぉー、
もう阿蘇まで行かんで
小国周辺で遊んで帰ろうと思いよるんよぉ」
「今ねぇ、ミヤマキリシマを見に
仙酔峡に向ってるとこだよ
小国まで来てるんだったら待ってるから来ない?」(響)
こんなやり取りで仙酔峡まで来てもらうことにしたのだけど
ミヤマキリシマがあまり咲いてないことは
黙っとこっ。
そして約10分後
満開じゃないことは告げられずにやってきたのは・・・
ちゃつーー!
悪いけどバイクに積んでる三脚持って来てくんない?と
お使いまで頼まれてやってきた炭鉱ピンク
「ねぇねぇ、花は?」(ピンク)
「まぁまぁ、花はいいからとりあえず
眺めがいいとこ行こうよ」(ブラック)
「これ、咲いてないよね?」(ピンク)
と、ツッコミをやめないピンク
なんとか突っ込みをなだめつつ
遊歩道(登山道?)を散策してみることに。
そう、わたくしはこの仙酔峡には何度か来てるのだけど
阿蘇の高岳登山で登山道を歩いた以外は
散策した事が無いのだ。
で、歩いて見るとこんな溶岩底の川もあって
さすが「阿蘇」って感じの風景がいっぱい。
(ミヤマキリシマを見に来たと思わなければ普通に絶景)
この火山の荒々しさが残る川で
炭鉱ピンクと炭鉱ブラックの
1枚目の集合です。
あぁ、この組み合わせは
新潟の中山隧道振りじゃネ?
そういえば遠征では偶然にも
よく絡む二人だけど
近場のツーリングでこの組み合わせは
無かったんじゃないだろうか?
そのピンクを連れて
仙酔峡散策を続けます。
あ、ほら!
咲いてる!
いや、咲いてるって言うより
「生き残り」って感じか?
でも、[阿蘇、花巡り②:ミヤマキリシマ]
さらに散策は続き
「よし、これ登るぞ」
と、自分で言っておきながら
ちょっとビビるくらいキツそうな階段を登ります。
想像通り心臓がバクバクなりだすけど
階段は容赦なく続く。
とりあえずゴールらしき
高台を目指す山ガールのピンクと
元登山家ブラック。
いや~、きついけど
景色はめっちゃいいぞ。
高岳の北壁?
雄雄しい山だよね?
今より少し若かったとはいえ
よくこんな山に登ったな。
[登山家響のレポはココ]
そんな高岳から見下ろされてる
小さなピークに登頂成功!
小さな丘みたいな山で
遊歩道で行ける所だけど
景色は最高!
炭鉱ブラックとピンクがこんなに
清々しい風景の中にいても良いのか?と
恐縮してしまう風景です。
(※注意:ペアで炭鉱Tシャツを着ると夫婦に間違えられます)
展望所のようになっていた
山だったのだけど昨年の大雨で崩落箇所もあるので
安全なルートで迂回して下山完了!
駐車場の売店でしっかり水分補給して
ここからは二台のエレメント編隊でツーリング開始
仙酔峡を出て
後を振り返ると3台でマスツーみたになっとる。
マイナーなショートカットする道も
着いてくるので「誰?」と思ってたけど
たまたま行き先が一緒の知らない人なのでありました。
そんな知らない人と箱石峠を越えてるけど
目的地は高森の手前で
お昼ごはんをたべるんだよ。
高森だと久し振りに
らくだ山の地鶏炭火焼が食べたかったけど
すっかり痩せたちゃっつんはアッサリした奴が食べたいというので
ヘルシーな豆腐料理にします。
豆腐メインの定食で
僕が食べたのは揚げ豆腐
中身は豆腐だけど周りは
揚げられてオアゲみたいになってる
不思議な豆腐です。
付け合せのおかずもみんな豆腐由来のもので
とっても健康にいいけどお腹いっぱいになっちゃった。
満腹になりながら
次は何所行く~?って相談して
食後の運動の為、ここにやってきました ↓
四季見茶屋からめっちゃ近いところにある
上色見熊野座神社
僕の地図には蛍光ペンで記しをつけていたけど
歩きそうだったので行かなかった場所だ。
でも、ゆうさん達が最近行ってて
バイクの格好でもなんとか行けそうだったので
行っちゃいます。
参道に一歩入ると
鬱蒼とした杉林になって
聞いた事の無い猿か野鳥かわかんない
鳴き声が山の中にこだましています。
めっちゃサンコウチョウがいそうなところだよ。
そんな参道の足元を見ると
ナルコユリ発見!
[阿蘇、花巡り③:ナルコユリ]
そんな野草を探す余裕もスグに無くなり
杖を持ったピンクが羨ましいくらいの階段が続く
でも、なんとか本殿まで来たよ~~!
神社の名前通りに紀州熊野から
移つされて来た歴史ある神社でして
南阿蘇のパワースポットにもなっています。
でも、この本殿からさらに登った場所が
本当のパワースポットですので頑張って登るよ。
もう、いつもの事なんだけど
これってツーリングなんだよな。
歩幅に合わない
階段みたいな段差で
ヒィーヒィー言いながら何とか登ると
穿戸岩までもう少しだ。
健磐龍命に追われた鬼八が逃げる時に
蹴破った穴と言われる大穴に到着!
なかなか壮観な場所だ。
ツーリングで寄る場所と思うと
ハードだけど来てよかっぱ。
下りは膝をかばいながら
無事に下山完了!
一回来ればいいかな?
あ、もし来る人がいたら
ちゃっつんの使っていた杖は
自由にお使いくださいませ。
無事にパワーを手に入れて消費した
ブラックとピンクは次は何所に行くか相談
「俵山の先にアイスランドポピーが咲く丘があるんだけど
そこ行く?」(ブラック)
「え~、ほんとうに咲いとうと?」(ピンク)
そう突っ込まれて急に自信がなくなるブラック
考えてみたら「花」を目的に行ったツーリングでは
ことごとく開花時期をハズしてるブラックなので
絶対咲いてるって言う自信が無くなってるのだ。
(例:長崎の野母崎の水仙=咲いてなくてニラって言われた)
ブラックが今、阿蘇で咲いていそうな
花の名前を言ってると
ピンクが「今言ったそのスズランを見に行こう」と
スズランに喰いついた。
(たぶん色々言った花の中でスズランしか知らないのかも)
僕が目指すと咲いてないけど
他の人が提案したなら大丈夫かもしんまいってことで
スズランの自生地に向けてシュッパツ!
道がよくわからんけど
波野周辺を適当に走ってたら案内板を見つけたので
辿ると無事にスズランの自生地に到着!
午後になって気温が上がったので
仲良く小さな日陰を分け合って停める。
(もっと日陰が小さかったらジャンケンかも)
では、野草の中では
プリティさNo1と呼ばれるスズランを探すよ。
って、元野草ハンター響はすぐにスズランを見つけたのだけど
ピンクはしきりに「ドコ~?どこ~?」と
完全に他力本願です。
近くに居たおば様が親切に教えようとしてるのを
丁寧に制して「野草は自分で見つけてこそ喜びが増すのじゃ」と
自分で探させるやさしいブラック。
でもねぇ~、めっちゃ満開なのでスグに・・・
何度か来てるスズランの自生地だけど
探さなくても花が見つかるほど
満開の時に来たのは初めてだ。
阿蘇花巡り③ : [スズラン](スズラン属 別名:君影草)
プランターで育ててるスズランを目にするけど
やっぱり自然の草原の中に咲いてるスズランは
一味違います。
そんな可愛いスズランを夢中で探してるピンクが
僕を呼ぶ・・
「虫~虫~
ほら、アレ! アゲハの奴」(ピンク)
「アゲハの奴って誰じゃ?」(ブラック)
あぁ、これね ↓
たしかに「アゲハの奴」じゃな。
アゲハの奴やシライトソウも見れて
楽しいスズラン見学は続く
いっぱい咲いてる時に当たった事がないので
自生地を全部回った事がなかったけど
今日はなぜかピンクが元気が良くて
どんどん丘を登って行くので必死に付いて行く。
ピンクは心臓が弱くて登るのが遅いブラックを
無視して会話しますが
待ってくれないので次第に
会話が聞こえなくなるんだよな(汗)
なんとかピンクに追い付いて丘の上まで来ると
低い丘だけど見晴らしは最高!
自生地の周りは牧場になっています。
そんな景色の良い所でピンクが変な事を言い出した
「なんでカボチャが生えとうとぉ?
これカボチャよねぇ?」
な、わけねぇだろっと
突っ込みながら
どこかに寄ったら撮らないといけない
集合写真を!
キク科のツワブキに似た奴だよね?
花が無いので名前はわからんけど
かぼちゃぢゃねーぞ。
(蔓ないし)
ピンクの提案で満開のスズランもカボチャも見れて
大満足なままそろそろ戻るルートへ
波野から広域農道へ入りま~す
この緑の草原で
恒例になってる自走撮りをしちゃおう!
今日はソロじゃないので
前向きが撮れるよん。
で、かっこよく撮ってもらったのはいいのだけど
シートに三脚を置きっぱなしで
走ってしまって途中で落とすブラック ↓
失くさないでよかっぱ。
(ピンクは三脚が乗ってると思いつつ黙って見送ったらしい)
撮りっコした後は
再び産山方面へ
すると「ここに座って撮れ」と言ってるような
牧草の丸い奴があったので
お言葉に甘えて・・・撮る
すっかり草原の風景がお腹一杯になったところで
阿蘇エリアから出ます。
ファームロードからR387へ
そのままノンストップで
玖珠町に入ります。
玖珠経由で帰ってるってことは
寄り道はやっぱりココでしょう ↓
[金太郎]
駐車場にバイクを停めてると
店が閉まってたけど
バイクの音を聞いて出てきたkiyomakoさんが
お店を開けてくれました。
平日はランチタイム後に一度閉めて
17時から開けるらしくて
ちょうど閉まってる時間に来てしまったみたい。
すみませんねぇ~~
お店の入口には
見たことのあるステッカーが貼ってたので
僕もこっそり貼って見た。
こっそり貼ったけど
すぐにkiyomakoさんに見つかったケロ
で、店内でメニューを選んでると・・・・
か、カッパやっ!
箸袋で作ったカッパで[1日1カッパ]だ。
kiyomakoさんが試行錯誤で作ったらしく
僕らもカッパ作成に挑戦します。
最初は適当に作っていたけど
段々ハマって行く二人・・・
途中経過
それって・・・
カッパに見えんぞ
そんな夢中な2人の前に
パフェが来た。
食べてしゃべって作って
充実した時間をすごした2人のテーブルには
妖怪が2体・・・
炭鉱レンジャーは細かい作業が
とっても苦手らしい(汗)
お店を出たら恒例の
kiyomakoさんの撮影タイム
ちゃっつんはkiyomakoさんのブログの
「お客さんのバイク」にデビューとなりました。
んじゃ、耶馬溪抜けて帰りましょう。
裏耶馬渓を抜けて
英彦山を越えます。
途中でコジュケイとヤマドリを轢きそうになりつつ
鹿を眺めながら直方まで帰ったら日が沈みました。
日が長くなったのでいっぱい遊べたね。
まんまるな満月を眺めながら
ピンクの奢りの缶コーシーを飲みながら
ここで解散!
咲いてない花に騙されて遊んでくれて
ありがとう。
入梅してしまったけど
入梅前にしっかり緑の中で遊べて楽しい1日でした。
Minorist Hibiki
ぶらり
2013年05月30日 23:48
この棚田いいなあ♪ 青い空にかすれてる雲が何ともいえんw (⌒¬⌒*)
響さん、( ̄▽ ̄)V 「いえーい! 最高~っ♪ 」と読んでましたが・・・・ピ、ピンクに見えないケロ?心が汚いのでしょうか?(笑)
そして上色見熊野座神社!ぶらりにドストライクです!!やはりこの間の弾丸ツーだけで阿蘇は語れぬ!
また行きたいなあw ・・・また、弾丸かな(笑)
2013年05月30日 23:48
この棚田いいなあ♪ 青い空にかすれてる雲が何ともいえんw (⌒¬⌒*)
響さん、( ̄▽ ̄)V 「いえーい! 最高~っ♪ 」と読んでましたが・・・・ピ、ピンクに見えないケロ?心が汚いのでしょうか?(笑)
そして上色見熊野座神社!ぶらりにドストライクです!!やはりこの間の弾丸ツーだけで阿蘇は語れぬ!
また行きたいなあw ・・・また、弾丸かな(笑)