平日ライダー 響



1 朝の日田.JPG



朝もやで霞む日田の郊外を

カワセミ号で抜けています。




2 農道ライダーらしくこの道を選ぶ.JPG



まだ梅雨に入ってなかった九州地方は

しばらく晴れた日が続いていましたが

連日のようにPM2.5の濃度が濃くて

霞んだ空ばかりでした。



でも、今日の青空の「青」は

バイク日和な「青」だよ~~

(晴れ男ってお得だ)

4 ここ数日で一番の青空.JPG



遠征ツーをしたかったけど

連休が取れないので

今日は滅多に目的地にしない阿蘇方面で

花でも見て遊んじゃおうと思います。



3 ファーム快走中.JPG



時間が早くて少し肌寒いファームロードを駆け抜けて

瀬の本高原へ



5 何時もの道.JPG



やまなみのk11から

阿蘇へ向かうのだけど

ちょっと産山の扇田が見たいので

曲がりま~す!


2 草原へ.JPG


お気に入りの牧場の道を抜けてると

入梅前の牧草の刈り入れの真っ最中でした。


4 初夏の刈り入れ.JPG



白いマシュマロがいっぱいです。



5 干草の香りがいいです.JPG


あまりにも気持ちがいい場所なので

飛んでみた。

6 飛んでみよう.JPG




んじゃ、先へ



7 お気に入りの道になりました.JPG



刈られた牧草が乾燥して

干草になった香りがめっちゃ良よ



7 干草のにおいがいっぱい.JPG


牧場の細い道を抜けた後は

ヒゴタイ公園の前を通って

池山水源の看板を見ながら扇田を目指して

細い道を抜けてヒゴタイ公園に入る道の前を通って

池山水源の看板・・・・って




ここ、さっき通ったやん!



扇田は何度となく行ってるので

適当に走れば着くやろ?とナメてかかって

ナビもマップルもセットしないまま走ってたけど

迷っちまったゼ。




ここでグルグルと時間を損失しては

もったいないのでちょっと真剣に思い出す・・・



そうだ、「山吹水源」の方に

行けば良かったんじゃネ?





ほら、目印の「♪ソラソファソソミ杉」が見えて来た。

(伸び方によっては音階が変わります)


8 ♪ソラソファソソミ杉.jpg


この並んだ杉の上が

扇田だよ~~!





わたくし響は

棚田がだぁ~~い好きなのだ。



8 扇田と申します.JPG



牧場に囲まれて

扇状になった棚田って

他じゃあまりないのでこの棚田は貴重です。



10 アヤメ?.JPG



時期も水を張ったばかりで

ちょうど良いタイミングでした。



田んぼのあぜ道にはアヤメが咲いています。

(花巡り①:たぶんアヤメ)




そんな長閑な扇田でのんびりしてると

野鳥の声しか聞こえない至福の時間を過ごせます。


9 こんな時間が好き.JPG



あ、10秒タイマーのピーピー音は

するケロ・・・




んじゃ、阿蘇へ行きましょう。




扇田から産山牧場方面へ


9 珍しい道路処理発見.jpg



変な模様の道を進むと

阿蘇らしい草原の風景になります。



10 ミルクロードらしい風景.jpg



ミルクロードだよ~~




ミルクの香りはしないけど

ミルクを出す方のウンキョの香りがする

とっても景色がいい道だよ~~



11 空に向かって走れる.jpg



マイナーな道が大好きな響は

さらに濃厚なミルクロードを選ぶ



11 響の抜け道.JPG



濃厚でしょ?



牛が間近で見れるけど

道に穴がボコボコ空いてるので

余所見ができないのだ。

(余所見して穴に入るとお尻がめっちゃ痛いです)





大草原を満喫したカワセミ号と響は

阿蘇の外輪山を下って

滅多に・・・


ほんっーーーとうに滅多に来ない

阿蘇の仙酔峡を目指す。


12 近くで見たらあまり綺麗じゃない仏舎利塔.jpg


阿蘇の山頂と同じく

阿蘇の観光地にはほとんど

近寄らない響ですが

今日はこの観光地の仙酔峡のミヤマキリシマを目当てに

来て見ました。





どうでしょう!

山肌を埋め尽くすピンクの絨毯


12 廃止になった索道.JPG



どうですか?

ピンクでしょ?



わたくしは心が綺麗なので

眩しいくらいピンクに見えますケロ



おまけに廃墟になりつつある

ロープウェイの索道が萌えるじゃありませんか。





と、ここでマイナリストが1名合流しま~す。




仙酔峡に着くちょっと前・・・



「今、どこ~? わたしは小国を抜けたとこぉー、

もう阿蘇まで行かんで

小国周辺で遊んで帰ろうと思いよるんよぉ」




「今ねぇ、ミヤマキリシマを見に

仙酔峡に向ってるとこだよ

小国まで来てるんだったら待ってるから来ない?」(響)




こんなやり取りで仙酔峡まで来てもらうことにしたのだけど

ミヤマキリシマがあまり咲いてないことは

黙っとこっ。





そして約10分後

満開じゃないことは告げられずにやってきたのは・・・

16 お使いを頼まれるちゃつ.jpg

ちゃつーー!


悪いけどバイクに積んでる三脚持って来てくんない?と

お使いまで頼まれてやってきた炭鉱ピンク




「ねぇねぇ、花は?」(ピンク)




「まぁまぁ、花はいいからとりあえず

眺めがいいとこ行こうよ」(ブラック)



「これ、咲いてないよね?」(ピンク)

と、ツッコミをやめないピンク



なんとか突っ込みをなだめつつ

遊歩道(登山道?)を散策してみることに。



そう、わたくしはこの仙酔峡には何度か来てるのだけど

阿蘇の高岳登山で登山道を歩いた以外は

散策した事が無いのだ。


13 溶岩底の川.JPG


で、歩いて見るとこんな溶岩底の川もあって

さすが「阿蘇」って感じの風景がいっぱい。

(ミヤマキリシマを見に来たと思わなければ普通に絶景)

14 火山らしい風景じゃ.JPG



この火山の荒々しさが残る川で

炭鉱ピンクと炭鉱ブラックの

1枚目の集合です。


17 合流記念の集合.JPG


あぁ、この組み合わせは

新潟の中山隧道振りじゃネ?



そういえば遠征では偶然にも

よく絡む二人だけど

近場のツーリングでこの組み合わせは

無かったんじゃないだろうか?



そのピンクを連れて

仙酔峡散策を続けます。




あ、ほら!

15 生き残りの花.JPG


咲いてる!


いや、咲いてるって言うより

「生き残り」って感じか?


でも、[阿蘇、花巡り②:ミヤマキリシマ]





さらに散策は続き

「よし、これ登るぞ」


18 見るからに疲れそう.JPG


と、自分で言っておきながら

ちょっとビビるくらいキツそうな階段を登ります。



想像通り心臓がバクバクなりだすけど

階段は容赦なく続く。


19 もう引き返せない.JPG


とりあえずゴールらしき

高台を目指す山ガールのピンクと

登山家ブラック。



いや~、きついけど

景色はめっちゃいいぞ。


20 高岳の北壁?.JPG


高岳の北壁?


雄雄しい山だよね?



今より少し若かったとはいえ

よくこんな山に登ったな。

[登山家響のレポはココ




そんな高岳から見下ろされてる

小さなピークに登頂成功!


21 ツーリングに見えない風景がマイナリスト的.JPG



小さな丘みたいな山で

遊歩道で行ける所だけど

景色は最高!



22 阿蘇は雄大じゃ.JPG


炭鉱ブラックとピンクがこんなに

清々しい風景の中にいても良いのか?と

恐縮してしまう風景です。

(※注意:ペアで炭鉱Tシャツを着ると夫婦に間違えられます)


23 索道の廃墟具合が気になる.jpg



展望所のようになっていた

山だったのだけど昨年の大雨で崩落箇所もあるので

安全なルートで迂回して下山完了!




駐車場の売店でしっかり水分補給して

ここからは二台のエレメント編隊でツーリング開始



14 しばらく知らない人を含めて3台でツーリング.JPG



仙酔峡を出て

後を振り返ると3台でマスツーみたになっとる。



16 根子岳バックにカッコイイアングル.JPG


マイナーなショートカットする道も

着いてくるので「誰?」と思ってたけど

たまたま行き先が一緒の知らない人なのでありました。



そんな知らない人と箱石峠を越えてるけど

目的地は高森の手前で

お昼ごはんをたべるんだよ。


17 緑のコントラストが綺麗です.JPG



高森だと久し振りに

らくだ山の地鶏炭火焼が食べたかったけど

すっかり痩せたちゃっつんはアッサリした奴が食べたいというので

ヘルシーな豆腐料理にします。



18 地鶏焼は却下されました.JPG


豆腐メインの定食で

僕が食べたのは揚げ豆腐



中身は豆腐だけど周りは

揚げられてオアゲみたいになってる

不思議な豆腐です。



付け合せのおかずもみんな豆腐由来のもので

とっても健康にいいけどお腹いっぱいになっちゃった。





満腹になりながら

次は何所行く~?って相談して

食後の運動の為、ここにやってきました ↓


25 元気いっぱい.jpg


四季見茶屋からめっちゃ近いところにある

上色見熊野座神社



僕の地図には蛍光ペンで記しをつけていたけど

歩きそうだったので行かなかった場所だ。



でも、ゆうさん達が最近行ってて

バイクの格好でもなんとか行けそうだったので

行っちゃいます。



34 サンコウチョウがいるかも.JPG


参道に一歩入ると

鬱蒼とした杉林になって

聞いた事の無い猿か野鳥かわかんない

鳴き声が山の中にこだましています。



めっちゃサンコウチョウがいそうなところだよ。




そんな参道の足元を見ると

ナルコユリ発見!


26 ナルコユリ.JPG

[阿蘇、花巡り③:ナルコユリ]



そんな野草を探す余裕もスグに無くなり

杖を持ったピンクが羨ましいくらいの階段が続く


27 本殿が見えて来た.JPG



でも、なんとか本殿まで来たよ~~!



28 清らかな願いを.jpg



神社の名前通りに紀州熊野から

移つされて来た歴史ある神社でして

南阿蘇のパワースポットにもなっています。




でも、この本殿からさらに登った場所が

本当のパワースポットですので頑張って登るよ。

29 こっからが本番.JPG


もう、いつもの事なんだけど

これってツーリングなんだよな。


30 半分、ヤラセ写真です.jpg


歩幅に合わない

階段みたいな段差で

ヒィーヒィー言いながら何とか登ると

穿戸岩までもう少しだ。


31 ゴールの岩までもうちょっと.JPG


健磐龍命に追われた鬼八が逃げる時に

蹴破った穴と言われる大穴に到着!


32 パウワァ~スポット.JPG


なかなか壮観な場所だ。



ツーリングで寄る場所と思うと

ハードだけど来てよかっぱ。




下りは膝をかばいながら

無事に下山完了!


36 食後の運動にしてはハードだったぜ.jpg


一回来ればいいかな?



あ、もし来る人がいたら

ちゃっつんの使っていた杖は

自由にお使いくださいませ。


35 自由に使ってください.jpg




無事にパワーを手に入れて消費した

ブラックとピンクは次は何所に行くか相談



「俵山の先にアイスランドポピーが咲く丘があるんだけど

そこ行く?」(ブラック)



「え~、ほんとうに咲いとうと?」(ピンク)



そう突っ込まれて急に自信がなくなるブラック



考えてみたら「花」を目的に行ったツーリングでは

ことごとく開花時期をハズしてるブラックなので

絶対咲いてるって言う自信が無くなってるのだ。

(例:長崎の野母崎の水仙=咲いてなくてニラって言われた)



ブラックが今、阿蘇で咲いていそうな

花の名前を言ってると

ピンクが「今言ったそのスズランを見に行こう」と

スズランに喰いついた。

(たぶん色々言った花の中でスズランしか知らないのかも)



僕が目指すと咲いてないけど

他の人が提案したなら大丈夫かもしんまいってことで

スズランの自生地に向けてシュッパツ!



21 今日はあちこちでマキマキ製作中.JPG


道がよくわからんけど

波野周辺を適当に走ってたら案内板を見つけたので

辿ると無事にスズランの自生地に到着!

37 日陰の山分け.JPG


午後になって気温が上がったので

仲良く小さな日陰を分け合って停める。

(もっと日陰が小さかったらジャンケンかも)




では、野草の中では

プリティさNo1と呼ばれるスズランを探すよ。


38 最近みないような青空.JPG



って、元野草ハンター響はすぐにスズランを見つけたのだけど

ピンクはしきりに「ドコ~?どこ~?」と

完全に他力本願です。



近くに居たおば様が親切に教えようとしてるのを

丁寧に制して「野草は自分で見つけてこそ喜びが増すのじゃ」と

自分で探させるやさしいブラック。





でもねぇ~、めっちゃ満開なのでスグに・・・


39 自分で見つけてこそ愛着がわくのである.jpg


何度か来てるスズランの自生地だけど

探さなくても花が見つかるほど

満開の時に来たのは初めてだ。


45 めっちゃ可愛い花だよね.JPG


阿蘇花巡り③ : [スズラン](スズラン属 別名:君影草)




46 牧草に生えると毒があるので牛はたべません.JPG



プランターで育ててるスズランを目にするけど

やっぱり自然の草原の中に咲いてるスズランは

一味違います。



そんな可愛いスズランを夢中で探してるピンクが

僕を呼ぶ・・




「虫~虫~

ほら、アレ! アゲハの奴」(ピンク)




「アゲハの奴って誰じゃ?」(ブラック)





あぁ、これね ↓



40 嫌わないでください.JPG



たしかに「アゲハの奴」じゃな。




アゲハの奴やシライトソウも見れて

楽しいスズラン見学は続く




いっぱい咲いてる時に当たった事がないので

自生地を全部回った事がなかったけど

今日はなぜかピンクが元気が良くて

どんどん丘を登って行くので必死に付いて行く。


41 迷子にならないTシャツ.JPG



ピンクは心臓が弱くて登るのが遅いブラックを

無視して会話しますが

待ってくれないので次第に

会話が聞こえなくなるんだよな(汗)



なんとかピンクに追い付いて丘の上まで来ると

低い丘だけど見晴らしは最高!

42 次回は黒毛和牛を食べよう.JPG



自生地の周りは牧場になっています。




そんな景色の良い所でピンクが変な事を言い出した


「なんでカボチャが生えとうとぉ?

これカボチャよねぇ?」




な、わけねぇだろっと

突っ込みながら

どこかに寄ったら撮らないといけない

集合写真を!


43 スズラン持って集合.jpg



キク科のツワブキに似た奴だよね?



花が無いので名前はわからんけど

かぼちゃぢゃねーぞ。

(蔓ないし)




ピンクの提案で満開のスズランもカボチャも見れて

大満足なままそろそろ戻るルートへ


24 大好きな広域農道へ.JPG



波野から広域農道へ入りま~す



25 阿蘇でもこんなマイナーな方が良い.JPG


この緑の草原で

恒例になってる自走撮りをしちゃおう!



今日はソロじゃないので

前向きが撮れるよん。
48 撮って貰えてニヤニヤしてる響.JPG



で、かっこよく撮ってもらったのはいいのだけど

シートに三脚を置きっぱなしで

走ってしまって途中で落とすブラック ↓

49 シートの上に物を置いたまま走ってはいけません.jpg


失くさないでよかっぱ。

(ピンクは三脚が乗ってると思いつつ黙って見送ったらしい)



26 牧場だらけ.JPG



撮りっコした後は

再び産山方面へ



すると「ここに座って撮れ」と言ってるような

牧草の丸い奴があったので

お言葉に甘えて・・・撮る


49 二人用の椅子.JPG


すっかり草原の風景がお腹一杯になったところで

阿蘇エリアから出ます。


27 帰りたくない青空.JPG



ファームロードからR387へ



そのままノンストップで

玖珠町に入ります。

29 後ろの山は伐株山.JPG



玖珠経由で帰ってるってことは

寄り道はやっぱりココでしょう ↓

30 まだ時間じゃないのに開けてくれるkyomakoさん.JPG


[金太郎]


駐車場にバイクを停めてると

店が閉まってたけど

バイクの音を聞いて出てきたkiyomakoさんが

お店を開けてくれました。


平日はランチタイム後に一度閉めて

17時から開けるらしくて

ちょうど閉まってる時間に来てしまったみたい。



すみませんねぇ~~




お店の入口には

見たことのあるステッカーが貼ってたので

僕もこっそり貼って見た。

31 こっそり貼ったのにスグばれた.jpg


こっそり貼ったけど

すぐにkiyomakoさんに見つかったケロ





で、店内でメニューを選んでると・・・・



か、カッパやっ!



51 1日1カッパ.JPG


箸袋で作ったカッパで[1日1カッパ]だ。



kiyomakoさんが試行錯誤で作ったらしく

僕らもカッパ作成に挑戦します。


54 ハマっていく二人.JPG


最初は適当に作っていたけど

段々ハマって行く二人・・・





途中経過



それって・・・

55 妖怪か?と思ったけど河童も妖怪じゃった.jpg


カッパに見えんぞ



そんな夢中な2人の前に

パフェが来た。

56 金太郎パフェ.JPG



食べてしゃべって作って

充実した時間をすごした2人のテーブルには

妖怪が2体・・・


57 奉納して参りました.JPG


炭鉱レンジャーは細かい作業が

とっても苦手らしい(汗)



お店を出たら恒例の

kiyomakoさんの撮影タイム


32 「お客さんのバイク」撮影中.JPG

ちゃっつんはkiyomakoさんのブログの

お客さんのバイク」にデビューとなりました。




んじゃ、耶馬溪抜けて帰りましょう。


34 裏耶馬渓通過.JPG


裏耶馬渓を抜けて

英彦山を越えます。


35 野峠さえ過ぎれば快適.JPG



途中でコジュケイとヤマドリを轢きそうになりつつ

鹿を眺めながら直方まで帰ったら日が沈みました。


36 かいさ~ん!.JPG


日が長くなったのでいっぱい遊べたね。




まんまるな満月を眺めながら

ピンクの奢りの缶コーシーを飲みながら

ここで解散!



咲いてない花に騙されて遊んでくれて

ありがとう。



58 変身しそう.JPG



入梅してしまったけど

入梅前にしっかり緑の中で遊べて楽しい1日でした。


59 月夜のエンディング.jpg



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