<・m= チュンチュン
おはようございます。
チュンチュンって一泊以上の翌朝に書くのだけど
久し振りに書いた気がするよ。
って、ことでスズメの鳴き声の中
尾道で迎えた朝です
四国からしまなみ海道を使って
本州へ渡って来たけど
帰りのフェリーも同じなので
また四国へ戻ります。
さぁ、今日は何処に行こう?
とりあえずフェリーは松山からなので
愛媛県の中で遊ぼうってことで
大規模林道の「瓶ヶ森林道」に行って見る事にしました。
もう、目的地が林道を走る事なので
今日はマイナースポットなど無く
道の写真だらけになる予感がします。
では、ホテルの駐輪場から
出発!
尾道を出る前に
革ジャンの右ポケットに小銭を入れて走り出します。
50円の橋が多いので
なるべく自販機などで買ったときのおつりの50円玉を
多めにストックしておきました。
(昨日は50円玉が足らずに2回くらい100円玉を入れってやったぜ)
さぁ、昨日も走ったしまなみ海道ですが
今日は昨日と違って
最短ルートで走っています。
全部の島を巡ると1日遊べたけど
最短で走ると
アッと言う間に最後の来島海峡大橋が
見えるところまで来ちゃったよ。
最短ルートで走ると
2時間かからずに全部渡れそうです。
大島の道の駅でコーシー休憩をして
最後の橋へ
橋の上は終始お尻がムズムズする高さだけど
眺めは最高!
飛んでる気分を味わいながら
橋を走ってるけど
ちょうど朝の通勤・通学の時間に入ったのか
やっぱりここを走るバイクはみんな飛ばすよ。
って、思いながらのんびりと景色を
眺めながら走ってたら・・・
にゅかれたぁーーー!!
(正確にはあまりの勢いで追いつかれたので避けた)
毎日走ってる人にとっては
この景色も日常の一部になってるんだろうな。
無事に今治に入って
海沿いの道を選んで走ってたら
ちょうど今治城の前を通りました。
掘がでかい城ですね。
(海水らしい)
今治城の前を走るk38から
ちょっと見たい灯台があったので
唐子浜に寄り道。
灯台は別レポで書くけど
唐子浜でも砂浜を見てあるく変なクセが付いて
しまっていました。
つい探してしまうよね。
瀬戸内海なので
漂着物は少なめかな?
松林を抜けた響とBlue・bee号は
周桑今治広域農道へと入る。
「これってただの県道じゃん」と
道に突っ込みを入れながらR11に合流して
西条市へ
西条からR194に入ると
いよいよ山の中へと入って行くよ。
加茂川の上流に向けてどんどん走ると
みるみる四国らしい山深い景色へと変貌します。
道の横を流れる川も
四国らしい清流になってきた。
山も川もとっても綺麗な所で
夏は避暑に良いかもね。
山間部にいくつかある集落を抜けると
やがて民家も無くなり一般道最長の距離を誇る
寒風山トンネル(5432M)を抜けます。
たぶん瓶ヶ森林道の入り口はこの辺のはずだけどぉーー??
と少し不安になりながら走ってると
しっかり案内板が出てて一安心。
燃料もしっかり手前で満タンにしてるし
それでは林道へGO!
最初は普通の林道です。
でも、Blue・bee号のギヤがセカンドから
上にいかないくらいの急勾配で
どんどん標高が上がっていきます。
とうとう山の景色が
春じゃなくて「冬」に戻ったみたいになっちゃったよ。
ところどころでミツバツツジが満開で
綺麗だったけどかまだまだ
春が来たばかりって感じの風景だ。
旧寒風山トンネルの分岐の先から
今来た道を振り返って見る。
山の植物分布が変わってるのが
良くわかるよね。
ズームして見ると・・・
Blue・bee号がうなりながら頑張って上った
連続ヘアピンの道が
ジグザグに見えています。
旧寒風山トンネルの分岐から
数キロ林道を進むと
道が段々荒々しくなっていくよ。
よくこんなところに
道を作ったな。
そして
とうとう森林限界付近まで登って来ました。
尾根部分は全部クマザサに覆われて
空気が薄くなったのを感じます。
(Blue・bee号の燃調が若干濃くなった感じでボコボコなりはじめるよー)
しかし、この林道は観光林道と言うだけあって
景色がすばらしい!
車だと離合場所を考えながらと
結構神経を使う道だけど
バイクだとずっと絶景を楽しめる道です。
その絶景の中でもここが一番有名かな?
瓶ヶ森(1896m)の
尾根を走る絶景スポットです。
とにかくエンジンを切ると
クマザサが風にざわめく音と
カッコウの鳴き声しかしない世界です。
もう、テンションあがるよね~
プチハイキングもするし
自走撮りもしちゃうんもんねぇ~~
あ、これ ↑
10秒じゃ無理なので
撮ってもらいました。
誰かライダーさん来ないかな~?と
待ってたらシルバーのCB1300SBが
上がって来たので捕獲!
腹黒いブラックは
「わたくしも同じCBに乗ってるんですよぉ」と
話しかけながら
シャッターを切ってもらったのであります。
んで、同じCBに乗ってて
ブログを書いてるって話になったら・・・
「えー、あの九州の響さん?」
「わたし、以前に九州でめにまるさんと走りましたよ」と
まさかこんな四国の山奥でめにまるさんの
名前が出るなんてビックリ!
偶然に出会ったライダーは
奈良から来たMさんでした。
四国のてっぺんで
仲良く手をつないでみました。
なにか変なものが芽生えそうです。
またの再会を約束して
Mさんは高知県側へ
僕はそのまま石鎚スカイライン方面へ
あ、そう言えば峠がちょうど県境なので
少しの間、高知県を走っていました。
今回のツーリングで
Blue・bee号は初の愛媛県・広島県・高知県と
三県を制覇したよ。
そんな県境の峠で
雪渓発見!
この時期で雪を見ると
つい「オッ!雪じゃー!」となるのが
九州人の正しいリアクションです。
雪渓も残る林道は
また更に荒々しくなっていく
もし、はみ出してきた車が突っ込んできても
谷側には避けずに
素直に車にぶつかった方が良さそうな道に
なってきた。
と、そんな絶景林道も
すこしづつ下り始めて
普通の林道っぽくなってきました。
尖がった子持権現山を見ながら
シラサ峠を通過
伊吹山まで
再び登るがお尻がムズムズするような
道じゃなくなりました。
よさこい峠のところで
初めての大きな分岐点に出ます。
k40で高知県側へ下るルートと
石鎚スカイラン方面へと分かれますが
間違うとドえらく遠回りになっちゃいそうなので
ここは慎重に地図を見て石鎚スカイラインの方へ
よさこい峠から2kmほど走ると
大きな駐車場があって
石鎚山の登山客の車で
満車状態でした。
石鎚山の登山口からはk12の表示になるけど
ここから石鎚スカイラインです。
スカイラインと言っても
普通に黄色いセンターラインのある山道だけどね。
ずっと下り道になるけど
石鎚山の最高峰の
天狗岳(1982m)を見ながら走れます。
たしかに
登ってみたくなる山らしい山だな。
ん???
山ばかり見てたけど
よ~くみたら山の左下に滝があるぞ。
クネクネを下りながら
どこかにバイクを停めて眺めてみようと思ったら
ちゃんと展望所がありました。
まだ山の上からの滝なので
主に雪解け水かな?
そこからはしばらく長いクネクネが続くんだけど
あまりにクネクネの距離が長いので
途中で2台ほど路肩に車を停めて
背中をさすられてる人を見たよ。
標高が一気に下がったので
新緑が事のほか眩しく見えます。
気温も一気に上がって
冬から春を飛び越えて初夏になったような感覚だ。
最後はR494に突き当たって
今日の目的の大林道は終わっちゃうんだけど
後はどこ走ろうかな?
カワセミ号なら多少は無理な距離も
大丈夫なのだけど
今日はちびっ子バイクなので
少しずつ松山に近付きながら走りましょう。
松山に戻る前に
御三戸嶽ってとこに寄ってみた。
軍艦岩とも呼ばれてるらしいけど
夏は川遊びが出来そうなところだね。
軍艦岩からk12で松山を目指すけど
フェリーは21:55で余裕ありすぎるので
せっかくお遍路の地に来てるので
45番札所の「岩屋寺」だけ見て行く事にしました。
何で岩屋寺にしたかというと
走ってるk12沿いだったからってだけです。
駐車場もあるので
お手軽なお寺かな~と思って
ナメて参道を歩き出したけど
全部上り坂と階段だったぞ(汗)
すれ違うお遍路さんが修行僧に見えて来た。
お遍路って車で回っても良いそうだけど
歩いて全部回る人もいて
凄い体力がいるよ。
なんの下調べもしないまま来てみた岩屋寺でしたが
なんとか上まで登ると
こんなお寺でした。
おもったより凄いです。
五百羅漢?
本堂の方は
九州の耶馬溪のような岩山を
削ったところに建っていました。
お遍路さんでなく
冷やかしの摘み食いような感じで
寄っただけですが
しっかりお参りして帰りましょう。
急坂を登って来るのも疲れたけど
下りはかなり膝にくる傾斜で
若干ヘロヘロになりながら駐車所へ
ちょっと体力を回復させるため
参道の入り口にあった
お土産屋でよもぎ焼きを頂きました。
ま、よく見る奴の生地に
ヨモギが入ってるだけなのだけど
香りが良くて美味しかったです。
んじゃ、先へ行くよ
古岩屋って
これまた耶馬溪みたいなところを通って
久万高原ふるさと旅行村へ
ふるさと旅行村の奥へ入ると
レストランがあるので
そこで今日のお昼ご飯を食べようと思います。
釣り堀りが見える
テーブルでメニューを・・・
カレーにそばがき?
この組み合わせは初めてみたぞ。
ちょっとドキドキするけど
そばがき入りの特製カレーを
注文してみた。
中央にあるべきライスの陣地には
そばがきの山が陣取っていて
ライスは底面に敷かれているらしい。
カレーのお味はスパイスが効いたカレーらしくて良いのだけど
カレーとそばがきの組み合わせは
あるか無いかと問われれば・・・
ねぇーナ
お腹を満たした後は
R33に出て久万高原を下ります。
三坂峠からは
今から向かう道後方面が一望できます。
結構長い下り坂だったので
久万高原って思ったより
標高が高いところにあったみたい。
どんどん下ると
やがて街になって道後温泉方面へ
ナビが無いけど
なんとなく道後方面に向かってる道を行くと
道後温泉に到着!
もし、人が少ないなら
温泉に入っちゃおうと思ったケロ・・・
並んどるっ!
迷うこと無く
「パス」して市内プチ観光へ
とりあえず松山城の下にある
県庁へ
ここで
今後の観光の一人作戦会議を開いて
松山城のロープウェイに行って見ることにしたのだけど
ギリギリ最終便が出た後やったぁ(汗)
しょうがないので
近くを散策すると
秋山兄弟の誕生地があったよ。
こんな街のど真ん中の出身だったんだね。
坂の上の雲の大ファンなので
一応ここも時間が遅くて入れないけど
そとから覗き見。
眞幸さん発見!
「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」
僕の住む福岡の玄海灘沖で
ロシアバルチック艦隊との海戦の時に
打った有名な文です。
こっちは馬に乗ってるので
好古さんだな。
日本の騎兵の父です。
こんな観光をしつつ
最後に見たかった奴を
待ち伏せ・・・
たった2両しかないので
見れるかなぁ?と思ったけど
意外と簡単に・・・
キターー!
ポッポーー!!
坊っちゃん列車
めっちゃ可愛いよね。
伊予鉄道の車両で
路面電車と一緒に走ってるけど
動力はディーゼルです。
バイクなので追いかけようかと思ったけど
路面電車のある道って
右折とか信号が複雑で苦手なのでパス。
追いかけるのをあきらめて
郊外に出て夕食を
適当に見つけた
ハンバーグ・オムライスの「KARASU」
時間が早かったので
普通に入れたけどスグに満席になって
普段は予約しないといけないような人気店でした。
ファミレスのハンバーグでも
大満足して食べるのだけど
これはランクがかなり上だぞ。
またこのパターンでこちらに来る時は
ここに寄っても良いかも。
夕食をとったお店から
松山観光港まではスグだけど
もうウロウロするのも疲れたので港へ
Blue・bee号と僕の旅が終わります。
ここで21:55まで何しよう?
最初はターミナルのお土産屋で時間を
つぶしたけどまだ時間はたっぷり。
退屈じゃーー
ロビーのベンチで寝転んでゴロゴロしたり
スマホでゲームをしながら時間を潰してると
逆に夢中になりすぎて慌てて乗船手続きをする羽目に・・・(汗)
そんな感じで無事に乗船完了!
帰りのフェリーも行きと同様に
出港した後に貸切部屋に変えてもらって
熟睡から醒めると我が町です。
早朝の小倉の街を抜けて
無事に帰還しました。
ちびっ子バイクでの初の遠征でしたが
カワセミ号では出来なかったことが出来て
とっても充実したツーリングでした。
帰ったばかりだけど
また次の遠征が楽しみだよ。
「おまけ」
自分へのお土産 ↓
ウフフ
また御当地チョロQが増えてしまったゼ
ぶ~ん
2013年05月08日 09:13
初めまして。
八幡西区出身でK-jack小学校卒業で、
現在は和歌山に住んでいるBMWF800ST乗りです。
いつも楽しく拝見させて頂いています。
故郷の懐かしい地名や面白い話題を楽しませて貰っています。
今回は青蜂号での大遠征、ご苦労様でした。
響さんのバイタリティーにいつも感心しております。
これからも、楽しい記事をUPして下さい。
因みに、我が家の味噌はK月中央の和○味噌です(地元ネタで済みません)
2013年05月08日 09:13
初めまして。
八幡西区出身でK-jack小学校卒業で、
現在は和歌山に住んでいるBMWF800ST乗りです。
いつも楽しく拝見させて頂いています。
故郷の懐かしい地名や面白い話題を楽しませて貰っています。
今回は青蜂号での大遠征、ご苦労様でした。
響さんのバイタリティーにいつも感心しております。
これからも、楽しい記事をUPして下さい。
因みに、我が家の味噌はK月中央の和○味噌です(地元ネタで済みません)