[晴れ]

<・m= チュンチュン





おはようございます。



チュンチュンって一泊以上の翌朝に書くのだけど

久し振りに書いた気がするよ。





って、ことでスズメの鳴き声の中

尾道で迎えた朝です

1 尾道大橋と新尾道大橋.jpg



四国からしまなみ海道を使って

本州へ渡って来たけど

帰りのフェリーも同じなので

また四国へ戻ります。



2 尾道大橋からの眺め.JPG


さぁ、今日は何処に行こう?




とりあえずフェリーは松山からなので

愛媛県の中で遊ぼうってことで

大規模林道の「瓶ヶ森林道」に行って見る事にしました。




もう、目的地が林道を走る事なので

今日はマイナースポットなど無く

道の写真だらけになる予感がします。





では、ホテルの駐輪場から

出発!


1 最短で走るしまなみ海道.JPG


尾道を出る前に

革ジャンの右ポケットに小銭を入れて走り出します。



50円の橋が多いので

なるべく自販機などで買ったときのおつりの50円玉を

多めにストックしておきました。

(昨日は50円玉が足らずに2回くらい100円玉を入れってやったぜ)




2 最短で行けば2時間かかりません.JPG



さぁ、昨日も走ったしまなみ海道ですが

今日は昨日と違って

最短ルートで走っています。



3 自動車側もガラガラ.JPG



全部の島を巡ると1日遊べたけど

最短で走ると

アッと言う間に最後の来島海峡大橋が

見えるところまで来ちゃったよ。


3 本州よサヨナラ.JPG


最短ルートで走ると

2時間かからずに全部渡れそうです。




大島の道の駅でコーシー休憩をして

最後の橋へ


4 複雑な地形じゃよ.JPG



橋の上は終始お尻がムズムズする高さだけど

眺めは最高!


5 四角い灯台.JPG


飛んでる気分を味わいながら

橋を走ってるけど

ちょうど朝の通勤・通学の時間に入ったのか

やっぱりここを走るバイクはみんな飛ばすよ。



って、思いながらのんびりと景色を

眺めながら走ってたら・・・





4 抜かれたー!.JPG



にゅかれたぁーーー!!

(正確にはあまりの勢いで追いつかれたので避けた)




毎日走ってる人にとっては

この景色も日常の一部になってるんだろうな。



無事に今治に入って

海沿いの道を選んで走ってたら

ちょうど今治城の前を通りました。

6 初めて寄った今治城.JPG


掘がでかい城ですね。

(海水らしい)




今治城の前を走るk38から

ちょっと見たい灯台があったので

唐子浜に寄り道。


7 唐浜の松原です.JPG



灯台は別レポで書くけど

唐子浜でも砂浜を見てあるく変なクセが付いて

しまっていました。


8 瀬戸内海のビチコー.JPG


つい探してしまうよね。



瀬戸内海なので

漂着物は少なめかな?




松林を抜けた響とBlue・bee号は

周桑今治広域農道へと入る。


6 こんなの広域農道じゃない.JPG


「これってただの県道じゃん」と

道に突っ込みを入れながらR11に合流して

西条市へ



7 平野が続きます.JPG



西条からR194に入ると

いよいよ山の中へと入って行くよ。


8 急に車が居なくなる.JPG


加茂川の上流に向けてどんどん走ると

みるみる四国らしい山深い景色へと変貌します。



9 どんどん山が深くなっていく.JPG



道の横を流れる川も

四国らしい清流になってきた。


9 この透明度は凄いぞ.JPG


山も川もとっても綺麗な所で

夏は避暑に良いかもね。


10 小さな集落の後は民家がなくなります.JPG


山間部にいくつかある集落を抜けると

やがて民家も無くなり一般道最長の距離を誇る

寒風山トンネル(5432M)を抜けます。



たぶん瓶ヶ森林道の入り口はこの辺のはずだけどぉーー??



と少し不安になりながら走ってると

しっかり案内板が出てて一安心。



燃料もしっかり手前で満タンにしてるし

それでは林道へGO!


10 林道スタート.JPG


最初は普通の林道です。



でも、Blue・bee号のギヤがセカンドから

上にいかないくらいの急勾配で

どんどん標高が上がっていきます。



とうとう山の景色が

春じゃなくて「冬」に戻ったみたいになっちゃったよ。

12 山から緑が消えた.JPG


ところどころでミツバツツジが満開で

綺麗だったけどかまだまだ

春が来たばかりって感じの風景だ。


11 高い樹がなくなってきた.JPG


旧寒風山トンネルの分岐の先から

今来た道を振り返って見る。


12 登ってきたジグザグの道が見える.JPG



山の植物分布が変わってるのが

良くわかるよね。



ズームして見ると・・・


13 連続ヘアピンでした.JPG


Blue・bee号がうなりながら頑張って上った

連続ヘアピンの道が

ジグザグに見えています。




旧寒風山トンネルの分岐から

数キロ林道を進むと

道が段々荒々しくなっていくよ。


15 すごい林道です.JPG


よくこんなところに

道を作ったな。


14 荒々しいぞ.JPG


そして

とうとう森林限界付近まで登って来ました。



16 森林限界を超えました.JPG



尾根部分は全部クマザサに覆われて

空気が薄くなったのを感じます。

(Blue・bee号の燃調が若干濃くなった感じでボコボコなりはじめるよー)



17 立ち枯れした白い樹がいい感じ.JPG



しかし、この林道は観光林道と言うだけあって

景色がすばらしい!


15 冬と春が混在してるような場所.JPG



車だと離合場所を考えながらと

結構神経を使う道だけど

バイクだとずっと絶景を楽しめる道です。




その絶景の中でもここが一番有名かな?


18 着いたーー!!.JPG


瓶ヶ森(1896m)の

尾根を走る絶景スポットです。



20 森林限界の風景は絶景でした.jpg



とにかくエンジンを切ると

クマザサが風にざわめく音と

カッコウの鳴き声しかしない世界です。



19 上昇気流に乗りましょう.JPG


もう、テンションあがるよね~




プチハイキングもするし

自走撮りもしちゃうんもんねぇ~~



22 自走撮りシリーズ.JPG


あ、これ ↑

10秒じゃ無理なので

撮ってもらいました。



誰かライダーさん来ないかな~?と

待ってたらシルバーのCB1300SBが

上がって来たので捕獲!



腹黒いブラックは

「わたくしも同じCBに乗ってるんですよぉ」と

話しかけながら

シャッターを切ってもらったのであります。



んで、同じCBに乗ってて

ブログを書いてるって話になったら・・・



「えー、あの九州の響さん?」



「わたし、以前に九州でめにまるさんと走りましたよ」と

まさかこんな四国の山奥でめにまるさんの

名前が出るなんてビックリ!



偶然に出会ったライダーは

奈良から来たMさんでした。

21 よくもこんな山奥で知ってる人と会うもんだ.jpg



四国のてっぺんで

仲良く手をつないでみました。



なにか変なものが芽生えそうです。



またの再会を約束して

Mさんは高知県側へ


僕はそのまま石鎚スカイライン方面へ



16 林道と言うより山岳道路だな.JPG


あ、そう言えば峠がちょうど県境なので

少しの間、高知県を走っていました。



今回のツーリングで

Blue・bee号は初の愛媛県・広島県・高知県と

三県を制覇したよ。




そんな県境の峠で

雪渓発見!

23 九州人はテンションが上がるユキ.JPG


この時期で雪を見ると

つい「オッ!雪じゃー!」となるのが

九州人の正しいリアクションです。



24 まだまだ続く絶景ロード.JPG


雪渓も残る林道は

また更に荒々しくなっていく

17 ちびりそう.JPG


もし、はみ出してきた車が突っ込んできても

谷側には避けずに

素直に車にぶつかった方が良さそうな道に

なってきた。



18 スパッと切られたみたいな山.JPG


と、そんな絶景林道も

すこしづつ下り始めて

普通の林道っぽくなってきました。


19 尖がった山が出てきた.JPG


尖がった子持権現山を見ながら

シラサ峠を通過

20 九州優しい感じの道になる.JPG



伊吹山まで

再び登るがお尻がムズムズするような

道じゃなくなりました。


21 しばらくこんな感じ.JPG


よさこい峠のところで

初めての大きな分岐点に出ます。


22 分岐を間違えたくないのでしっかり確認中.JPG


k40で高知県側へ下るルートと

石鎚スカイラン方面へと分かれますが

間違うとドえらく遠回りになっちゃいそうなので

ここは慎重に地図を見て石鎚スカイラインの方へ


23 この辺は大きなバイクでも良さそう.JPG


よさこい峠から2kmほど走ると

大きな駐車場があって

石鎚山の登山客の車で

満車状態でした。



石鎚山の登山口からはk12の表示になるけど

ここから石鎚スカイラインです。



スカイラインと言っても

普通に黄色いセンターラインのある山道だけどね。





ずっと下り道になるけど

石鎚山の最高峰の

天狗岳(1982m)を見ながら走れます。

25 頂上がわかりやすい山.JPG


たしかに

登ってみたくなる山らしい山だな。



ん???



山ばかり見てたけど

よ~くみたら山の左下に滝があるぞ。



クネクネを下りながら

どこかにバイクを停めて眺めてみようと思ったら

ちゃんと展望所がありました。

26 滝があるんだよ.JPG



まだ山の上からの滝なので

主に雪解け水かな?



そこからはしばらく長いクネクネが続くんだけど

あまりにクネクネの距離が長いので

途中で2台ほど路肩に車を停めて

背中をさすられてる人を見たよ。



標高が一気に下がったので

新緑が事のほか眩しく見えます。

24 新緑ってこんなに眩しかったのね.JPG


気温も一気に上がって

冬から春を飛び越えて初夏になったような感覚だ。


25 気温も違います.JPG



最後はR494に突き当たって

今日の目的の大林道は終わっちゃうんだけど

後はどこ走ろうかな?



カワセミ号なら多少は無理な距離も

大丈夫なのだけど

今日はちびっ子バイクなので

少しずつ松山に近付きながら走りましょう。




松山に戻る前に

御三戸嶽ってとこに寄ってみた。


27 軍艦岩.JPG


軍艦岩とも呼ばれてるらしいけど

夏は川遊びが出来そうなところだね。


26 長閑な四国の農村です.JPG



軍艦岩からk12で松山を目指すけど

フェリーは21:55で余裕ありすぎるので

せっかくお遍路の地に来てるので

45番札所の「岩屋寺」だけ見て行く事にしました。



何で岩屋寺にしたかというと

走ってるk12沿いだったからってだけです。



駐車場もあるので

お手軽なお寺かな~と思って

ナメて参道を歩き出したけど

全部上り坂と階段だったぞ(汗)


28 四国らしい風景.JPG


すれ違うお遍路さんが修行僧に見えて来た。


29 階段ってキツイよね?.jpg



お遍路って車で回っても良いそうだけど

歩いて全部回る人もいて

凄い体力がいるよ。



なんの下調べもしないまま来てみた岩屋寺でしたが

なんとか上まで登ると

こんなお寺でした。

30 これは壮観です.JPG


おもったより凄いです。


31 奉納された地蔵様.JPG


五百羅漢?



本堂の方は

九州の耶馬溪のような岩山を

削ったところに建っていました。

33 耶馬溪みたいな雰囲気です.JPG



お遍路さんでなく

冷やかしの摘み食いような感じで

寄っただけですが

しっかりお参りして帰りましょう。


34 お札場所を回るのは初めてかも.jpg


急坂を登って来るのも疲れたけど

下りはかなり膝にくる傾斜で

若干ヘロヘロになりながら駐車所へ



ちょっと体力を回復させるため

参道の入り口にあった

お土産屋でよもぎ焼きを頂きました。

35 よもぎが入っています.JPG


ま、よく見る奴の生地に

ヨモギが入ってるだけなのだけど

香りが良くて美味しかったです。




んじゃ、先へ行くよ

27 奇岩だらけ.JPG



古岩屋って

これまた耶馬溪みたいなところを通って

久万高原ふるさと旅行村へ


28 食べるとこあるのか?.JPG


ふるさと旅行村の奥へ入ると

レストランがあるので

そこで今日のお昼ご飯を食べようと思います。


38 釣堀りもある.JPG


釣り堀りが見える

テーブルでメニューを・・・


36 カレーにそばがきって珍しい.JPG


カレーにそばがき?



この組み合わせは初めてみたぞ。




ちょっとドキドキするけど

そばがき入りの特製カレーを

注文してみた。


37 ご飯は底面です.JPG


中央にあるべきライスの陣地には

そばがきの山が陣取っていて

ライスは底面に敷かれているらしい。



カレーのお味はスパイスが効いたカレーらしくて良いのだけど

カレーとそばがきの組み合わせは

あるか無いかと問われれば・・・




ねぇーナ




29 久し振りに国道に出た.JPG



お腹を満たした後は

R33に出て久万高原を下ります。



三坂峠からは

今から向かう道後方面が一望できます。


39 道後平野が見渡せます.JPG


結構長い下り坂だったので

久万高原って思ったより

標高が高いところにあったみたい。


30 どんどん街になっていきます.JPG



どんどん下ると

やがて街になって道後温泉方面へ


31 四国といえばKマート.JPG


ナビが無いけど

なんとなく道後方面に向かってる道を行くと

道後温泉に到着!



もし、人が少ないなら

温泉に入っちゃおうと思ったケロ・・・




40 並んで入るの?.JPG


並んどるっ!



迷うこと無く

「パス」して市内プチ観光へ


32 林道とのギャップが大きい.JPG



とりあえず松山城の下にある

県庁へ


41 完全に時間つぶしモードです.JPG



ここで

今後の観光の一人作戦会議を開いて

松山城のロープウェイに行って見ることにしたのだけど

ギリギリ最終便が出た後やったぁ(汗)



しょうがないので

近くを散策すると

秋山兄弟の誕生地があったよ。


33 プチ観光中.JPG

こんな街のど真ん中の出身だったんだね。



坂の上の雲の大ファンなので

一応ここも時間が遅くて入れないけど

そとから覗き見。




眞幸さん発見!


35 天気晴朗なれど波高し.JPG


「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」


僕の住む福岡の玄海灘沖で

ロシアバルチック艦隊との海戦の時に

打った有名な文です。




こっちは馬に乗ってるので

好古さんだな。

34 騎兵隊の父.JPG


日本の騎兵の父です。




こんな観光をしつつ

最後に見たかった奴を

待ち伏せ・・・




たった2両しかないので

見れるかなぁ?と思ったけど

意外と簡単に・・・




キターー!




ポッポーー!!


42 やっぱりコレを見なくちゃね.JPG

坊っちゃん列車



めっちゃ可愛いよね。





伊予鉄道の車両で

路面電車と一緒に走ってるけど

動力はディーゼルです。


43 電気じゃないんだな.JPG


バイクなので追いかけようかと思ったけど

路面電車のある道って

右折とか信号が複雑で苦手なのでパス。



追いかけるのをあきらめて

郊外に出て夕食を

36 本日の夕ご飯.JPG



適当に見つけた

ハンバーグ・オムライスの「KARASU」



時間が早かったので

普通に入れたけどスグに満席になって

普段は予約しないといけないような人気店でした。


44 絶品ハンバーグ.JPG


ファミレスのハンバーグでも

大満足して食べるのだけど

これはランクがかなり上だぞ。



またこのパターンでこちらに来る時は

ここに寄っても良いかも。




夕食をとったお店から

松山観光港まではスグだけど

もうウロウロするのも疲れたので港へ



45 旅の終わりのサンセット.JPG


Blue・bee号と僕の旅が終わります。



ここで21:55まで何しよう?



最初はターミナルのお土産屋で時間を

つぶしたけどまだ時間はたっぷり。

46 退屈~~!.JPG


退屈じゃーー




ロビーのベンチで寝転んでゴロゴロしたり

スマホでゲームをしながら時間を潰してると

逆に夢中になりすぎて慌てて乗船手続きをする羽目に・・・(汗)




37 さぁ、帰ろう.JPG



そんな感じで無事に乗船完了!





帰りのフェリーも行きと同様に

出港した後に貸切部屋に変えてもらって

熟睡から醒めると我が町です。



47 わが町へ。.jpg



早朝の小倉の街を抜けて

無事に帰還しました。



ちびっ子バイクでの初の遠征でしたが

カワセミ号では出来なかったことが出来て

とっても充実したツーリングでした。




帰ったばかりだけど

また次の遠征が楽しみだよ。






「おまけ」


自分へのお土産 ↓

48 自分コレクション.JPG

ウフフ


また御当地チョロQが増えてしまったゼ