Ride on a blue wind

いつもより早起きした朝の香春






響、走っています。




今日の相棒はカワセミ号と・・・





ステファニー




このステファニーと

新緑満喫するエリアを目指すよーー。



ブラックな響はブラックのくせに

実はこの新緑のキミドリ色に染まった

山々を見るのが大好きなのだ。

（毛虫の生まれ変わりか？）



そんな新緑を見るのに一番綺麗だと

勝手に思い込んでるのが

大分県の竹田市周辺なので

ＨＦＲ（響ファームロード）から安心院経由で仙の岩




仙の岩があるｋ５０で

由布院方面へ行きま～す。






自衛隊の演習場の手前から

ショートカットする道に入りま～す。

（注：時間短縮にはなりません）←遠回りって言うんじゃネ？






ｋ５０で由布院に行くより

ちょっとだけ先に出る道なのだけど

頂上付近はとっても気持ちがいいのだ。





晴れ男パワー全開で

とっても青空が爽やかなので

とりあえず叫んでおきましょう。





無事に由布院に出て

由布岳の裾野の道を登ります。





野焼き後の真っ黒な風景から

やっと緑が戻って来てる状態かな？



ＧＷが終わったくらいから

緑の草原になって綺麗になる場所だよ。



本当はそのまま走り抜けるつもりだったけど

せっかく天気が良いので由布院盆地が見渡せる

狭霧台に寄って見た。





眺めいいよぉ～～！


思わず深呼吸しちゃう。






登山家響の頃に登った由布岳を

眺めて先へ






由布岳の裾野の高原へ登ると

この辺は少し肌寒いかも。





まだ新芽が出たばかりって感じだよ。



でも、城島高原からｋ６２０へ下ると

毛虫が喜ぶキミドリ色の木々の中を走ります。





平行して綺麗な県道があるけど

わざわざ三桁県道を選ぶのが

響流なのですが

マイナーな県道ならではの長閑な風景があるんだよ。





農村から眺める由布岳もいいね～～






細くなったり広くなったりするｋ６２０を抜けて

まともにｋ５２へ出て庄内町方面へ







Ｒ２１０を横切って

ｋ３０で長湯方面に行きま～す。





広域農道も横を通ってるけど

久しぶりにｋ３０を選んでみたよ。


ずいぶん前に車で通ったときは

芹川ダム沿いはずっと狭い林道だったけど

とっても快適な道に生まれ変わっていました。




おもったよりスイスイと長湯に到着！




とりあえず道の駅に入って

ＣＢですがここで記念撮影しちゃおう。






まだお昼ごはんには早いので

写真だけの冷やかしです。




炭酸泉で有名な温泉地ですが

温泉に入る時間でもないので

本日の目的地の長湯の近くにある

籾山（もみやま）八幡社へ向かうよ。





長湯から籾山八幡社へ向かう途中に

長湯ダムがあります。






小さいダムだけど

めっちゃ景色がいいよ。




しかもね・・・




ホラ・・・



・・・・




カッパ、おったーーー！



旅中に見つけるカッパは

やっぱりテンションがあがるゼ。



テンションが上がったついでに

ダムに吊橋が架かっていたので

ヘルメット星人のまま１０秒ダッシュしてやった。





汗が出てきた・・・




インナーも脱いで

右肩に貼ってるホッカイロもはずして

先へ





農村の中の道をしばらく進むと

大きな杉の木が並ぶ籾山八幡社に到着！



大杉の横にカワセミ号を停めて

参道に入ると苔むした石畳が出迎えてくれます。





雰囲気最高ですが

滑りそうなので小股で歩くのだ。



参道には大きな杉と

大ケヤキがあって

その大ケヤキには後で挨拶するとして

まずは本殿へ向かうと可愛い狛犬がいたよ。




ちょっと頭をなでてあげたくなる

狛犬だ。



狛犬も可愛かったけど

本殿も素朴で可愛かった。




「○○肩じゃないけど

痛い右肩が治りますように！」





願いが通じたのか

大ケヤキでのシェンロンでは

なんとか腕は上がっております。




この大ケヤキは案内板によると

高さ３３ｍ、幹囲９ｍと九州の大ケヤキの中で

第三位の大きさになっています。

（現在は２位らしい）



ここまで巨木になると

町の街路樹でよく見かけるケヤキと

まったく別物だな。



属性「木」のパワーを貰って

長湯から少し戻ってスパ直入（オートポリス）に

寄って見た。




平日なのでレースもなく

何も走ってないけどヘリが飛んでた。




トリコロールカラーで

かっこいいぞ。



直入からは

竹田方面に向かおうとそっち方面に向かってる

道を適当に選んで走ってたら今市の石畳の道に出ました。



適当に走ってると「オッ！こんなとこに出るんかぁ」と

なるのが楽しい。



なのでナビがあるけど

基本的に適当に行きたい方向に向かってる

道を探すだけの役目になっております。




その今市の石畳の端っこにある

前から気になっていた丸山神社　↓




石畳を通ってるときに

この立派な楼門が見えていたんだよね。



ほんと小さな村の鎮守様って感じの

神社なのだけど楼門だけがやたらと立派なのだ。




享保５年（１７２０年）に地元の豪商が

建てた楼門で龍がめっちゃリアルだ。



彫刻師の腕が良すぎて

リアル過ぎた龍が動き出して村人を襲うと言うので

仕方なく彫刻の尻尾を切ったという話もあるようです。




そんな丸山神社の社殿　↓




鎮守様って感じでしょ？



でも、こんな神社って癒されるよね。



今市からはＲ４４２で南下





朝地町に入って

道の駅のカッパを見ようと思ったけど

長湯ダムで１日１カッパを達成してしまったので

素通りしま・・・・・



いや、やっぱりトイレしよう！



トイレ休憩で寄ったついでに

カッパを見ようと道の駅の裏手に行くと

石橋発見！



なんじゃ、この石橋は？


説明板によると「中渡橋」といって

鉄道整備にあたって架けられた石橋だが

近年の河川工事で撤去されるところを

道の駅の整備の時に移築保存された石橋らしい。



なので途中で切れてるんだね。



石橋を見てしまって

カッパを見忘れたまま

緒方方面へ




竹田でお昼御飯を食べる前に

まだチューリップが咲いてるかな？と

思って原尻の滝に来てみたらまだ咲いていたよ。





チューリップを見るだけだと

もったいないので滝も見よう！





超、メジャーな原尻の滝



滝の上が生活道路って言うのが

良いんだよな。




それと観光地では珍しく

滝に自由に近付けるのがまたいいのだ。




だからつい端っこに立ちたくなっちゃうだろっ





１０秒ダッシュで滑ってズッこけたら死ぬかもしれないので

近くにいた人に頼んで撮ってもらいました。



ギリギリのところに立って

滝つぼを覗くと虹が出てて綺麗です。




お尻がムズムズしてたまりませ～ん！



滝で遊んで竹田市街地へ







町の中で給油を済ませて

郊外の竹田湧水群の河宇田湧水の「こっとん」





穴森神社へ行った時のツーリングで食べて美味しかったので

２回目のリピーターです。





地産地消の素材で出来たラーメンは

あっさりしてて美味しい。

（体に優しい気がするラーメンです）



ほんじゃ、後半戦は

廃墟ハンター響として

大好きな場所へ行って見ることにしましょう。





ｋ８の上に架かる明正井路一号幹線一号橋を

見上げながら走って

ふっと川の方を見ると

綺麗な渓谷がありました。




門出川の名も無き渓谷



その門出川の上流から

林道へ




マイナーなところからアプローチしているので

道は車では行きたくないほど細いです。



でも、尾根を走る林道なので

開けるととっても景色がいいのだ。





で、その林道の先からは

地元許可車両と二輪車のみが許された

道を行くよ。

（車はかなり離れた場所にある駐車場しかありません）






本日はじめての「酷道・苔道」と呼べそうな道ですが

この先には僕の大・大・大好きな

白水溜池堰堤があるのだ。



本当は一般者用のルートがあるのだけど

あえて困難なルートで行くのが

廃墟ハンターなのだ。


でも、やっぱりこのダムはこっちから見る方が

断然、美しい！




「白水溜池」堰堤


昭和１３年（１９３８年）に作られた

匠達による芸術的ダムの堰堤です。



この石積みとは思えない

滑らかなカーブに沿って

水が流れ落ちる様子はまさに水の芸術じゃないでしょうか？





その時、その時の風の波紋で

模様が変わるのもまた良いではないか。





って、ことで何度も来てるのに

毎回同じ感動をしてしまう響なのでありました。





で、僕はマイナーな方から来たおかげで

測量の人と一緒に堰堤の下に降りれたのですが

一般者駐車場側からは

新たに柵が設けられてたよ。

（遠くから眺めろって事か？）








う～ん！

綺麗じゃな～～




ちなみに測量の人は

あの堰堤の水が流れてる上を長靴で

歩いてダム側に棒を差して水深を測っておりました。






測量の人が渡りきるのを待って

いつもの儀式をします。





属性「水」のパワーを貰うよ。






って、ことで測量の人が戻っちゃうと

柵が閉まるので

一緒に階段を上ります。





しかしこの階段だけでも

芸術だ。





白水ダムでも新緑を満喫して

元来た林道を戻ります。



後は帰るだけなのですが

瀬の本高原経由で帰ろうかな。



ぐるっとくじゅう周遊道路で久住方面へ




変化に富む好きな広域農道で

その途中にある景色のいい橋の上でＳＴＯＰ！





橋の欄干から顔を出すとお尻がムズムズするねぇ

（ステファニーはくっ付いてるので落ちないだろうケロ）







渓谷を眺めて

橋の反対側へ





こっちは登山家響だったころ

キツ過ぎて二度と登ってやるもんかっ！て思った

祖母山が見える。



あの祖母山の登山口で九州で初めて

「熊に注意」の看板を見たけど

本当に熊が住んでてもおかしくないくらい山が深いよ。

（たぶん九州には熊は居ないと思います）




ぐるっとくじゅう周遊道路から

響ロードへ

（勝手に呼んでるだけです）





ビューーンと丘を登ると

ドーーンと草原の一本道になります。





バイクでこそ走りたい道って

こう言う道を言うだな。





そして

飛びたくなる景色ってこう言うの　↓







そんな久住連山を望むステキな響ロードを

走る響とカワセミ号。






「走り出したらもう停まることを知らない風になるだけさ」　（響様）


（じゃ、カメラはどうしたんだぁ？？？）







しばらくこんな牧草地を走ります。




バイクでこそ走る道って言ったけど

車だと離合する場所が無いんだよ。







こんなところに住んでたら

近眼になりそうにないよな。






響ロードから

後は普通に瀬の本高原の三愛レストハウスの前を

通って帰ります。





この周辺はまだ新緑じゃないみたいだね。



瀬の本高原から小国方面へ向かいますが

ちょっと見たい物があったので緊急停止！





そうそう、こっち方面を走るなら

見ておこうと思った野草があるんでした。




阿蘇の野焼き後の大地に最初に花を咲かす

キスミレ




ちょっと時期が遅い感じだったけど

どうにかまだ咲いてたよ。



キスミレを見た後は小国からファームロードに入りますが

晴れてるけどすこし冷えてきたので

僕のソロツーリングの休憩ポイントに

ピットイン！





この温泉の駐車場でインナーを着るついでに

コーヒーブレイクタイムを取ります。





あ、この温泉は

僕の好感度を上げてくれる奴がいるのですが

今日も遊んでくれたよ。





ゴロゴロしてもだえております。




んじゃ、帰ろっ





ビューーンとファームロードで日田も

小石原も駆け抜けてノンストップで地元に

戻って今日のツーリングは終了







前回は雨に怯えたツーリングだったけど

久し振りに１００点満点の天気の下で

遊べたツーリングでした。



ステファニーも笑ってたよ。