遅く目覚めた朝・・・・
のんびりとガレージから小さい方を出して
エンジンを掛ける
ポコポコと小気味の良い音をだして
目覚めるBlue・bee号
暖かくなったので
チョークも何もせずに一発のキックで
目覚めるようになりました。
と、言うことで
ちびっ子バイクで出かけた響ですが
これって朝が早くて霧が出てるとかじゃないです。
ありがたくない春の風物詩の黄砂と
話題の微粒子と
杉とヒノキの花粉とその他もろもろが舞っております。
なので少し高級な
マスクをして走る
体を大事にするライダーに変身しております。
今日は特に行き先は
決めてないけど
昨年の夏のに豪雨被害を受けた
星野村方面もかなり道が復旧したらしいし
小さいバイクで耳納(みのう)スカイラインを走ってみたかったので
そちら方面に行って見ることにしま~す。
急ぐ理由もないので
いつもの道じゃなく陣屋ダム経由で
小石原へ向かいました。
久しぶりに通ったけど
廃村になってる場所もあったんだね。
少し林道っぽい道なので
車やカワセミ号じゃあまり通らなかったけど
小さなバイクにはピッタリな道だ。
小石原のR211に合流して
杷木方面に下って筑後川
細い土手の道に寄り道したら
こんな史跡がありました。
筑後川から水を引いた
水門の跡みたいだけど・・・
こ、これか?
説明板が無いのでよくわかんないけど
それともこれか? ↓
隣に新しい水門があるので
もしかしたらこの古い方が遺構なのかもしんない。
まだ潤滑油塗ったら動きそうだね。
で、この水門の水の音を聞いてると
急にトイレがしたくなったので
少し走って道の駅「うきは」へ
(水の音聞いておしっこしたくなるのアルアルだよね?)
霞んでるけど
麦が草原みたいになってて綺麗です。
おしっこ休憩しながら
またおしっこの元をチャージして道の駅を出ます。
これから山の中に入るのでガソリンを満タンにして
R210からk52へ入って
耳納連山へ入るよ~。
田舎の県道らしく
広くなったり狭くなったりを繰り返しながら・・・
山に入っていく途中で
ちょっと寄り道!
夏場は涼を求める人たちで
大人気の調音の滝
雨が降ってないので
水量がちょっとショボイ
でも、水属性の精霊から
パワーを貰うためいつもの儀式を!
滝を過ぎて峠道を進むと
属性は「木」へと変わります。
(ゲームのし過ぎじゃネ?)
だぁ~い好きなんだよね
この茶畑って。
自然の風景と
人の作り出した幾何学模様に
なんともいえない「美」を感じます。
この耳納連山にある星野村と
平野部へ行ったところの八女はお茶どころなので
今日はたくさんの茶畑を見て走れるよ~。
そんなお茶の段々畑を見ながら
合瀬耳納峠まで登ったところで
耳納スカイラインへ
バイクに乗り始めた頃は
この「スカイライン」と言うネーミングに
惹かれて走って見たけど
「これって林道じゃん!」と一度ガッカリした思い出がありますが
多少ですが当時よりバイク操作は成長してるし
小さなバイクで走るとこれまた最高の
道なのでした。
大好きな茶畑も
寄りたい放題!(笑)
ちょうど初夏の新茶に合わせて
綺麗に剪定中だったので
エッジの効いた綺麗な模様が山の斜面を
覆い尽くしています。
小さなバイクの特権をいかして
茶畑一周のオプショナルツアーをやって
耳納スカイラインの続きを。
耳納連山の尾根を走るスカイラインを進むと
分岐がいくつか出てくるけど
鷹取山の案内に沿って行きます。
見晴らしの良い
とっても気持ちの良い林道を
駆け上がるとすぐに鷹取山の頂上です。
林道からこの丘を登るだけで
頂上に行けそうです。
一応誰も来ないと思うけど
Blue・bee号にチェーンロックをかけて
丘を登ると本当にすぐに頂上でした。
「鷹取山(屏風山)」802m
三角点もあります。
展望は浮羽や朝倉方面が一望できるけど
今日は霞んでるので実際は真っ白で
撮った写真のコントラストをキンキンに上げてみたら
こんな感じ ↓
遠くは見えないけど
「高い」って感じだけはわかるかな?
とりあえず登山じゃないけど
頂上制覇じゃ!
頂上から戻ると
Blue・bee号が林道でお待ちです。
こうして林道にバイクを停めてると
「林道ライダー」って感じがしませんか?
あ、今日は林道で迷子になるのはヤダと
思ったので地図を積んで来ました。
バックには入らないし
お腹の中でも入れて走ろうかな?と思ったけど
乗るじゃん!
無理やりな感じがするけど
積めました。
この位置をレギュラー化するには
防水の袋に入れる等の対策がいるな。
それとゼータの証 ↓
暖かいので防風の効果はまったく
わかんネェ~。
たぶん防風効果は無いような気がします。
でも、見た目でこれにしたので
年中これをつけて走る予定です。
鷹取山を制覇したので
少し戻って高良山へも行ったけど
レーダーアンテナがあるだけで
見晴らしも無いので
手前の適当な道から星野村方面へ下って見ました。
すると途中でこんな看板を発見 ↓
まったく何の説明板も無かったので
響の無料豆知識を読んでいただくと
分かると思いますが湧き水があるらしい。
その案内通りに向かって入って見たけど
行き止まりになりましたケロ・・・
「なんじゃ、ここ?」
と、バイクを停めて周りを探すけど
水溜りしか見えません。
エッ???
まさか~~の
マイナースポットあるある的な
見事なオチみたいな場所でした。
水が湧いてる感じじゃないし
オタマ泳いでるし
創につけたら化膿しちゃいそうですケロ。
でも、この大草自然公園って綺麗なんだよ。
中でもこの一本杉が良い感じじゃ
ございませんか。
ちょっと楽しいマイナースポットもある
峠を下ると星野村です。
棚田だらけの
集落がいくつもあるエリアです。
もちろんわたしの好きな
茶畑もあります。
ヘ~、この棚田は初めて見たよ~
と、ちょっと得した気分で
この棚田の道を下って見ました。
棚田は田んぼばかりじゃ無く
茶畑の他にこんな苗木を栽培する棚もありました。
アケボノアセビかな?
この品種はこの時期に咲くんだね。
で、棚田の道をクネクネ~と下って
星野村のメインの道であるk52まで
辿り着いたのは良いけど・・・
ここはまだ災害復旧工事中で
通れんかった(汗)
そう言えば上で棚田を見たときの分岐で
何か看板が出てたなぁ。
よく見ないアンタが悪い
仕方無いので棚田の道を戻ります。
あ~、アケボノアセビが綺麗だな~
あ~、棚田と茶畑が綺麗だな~
と、無理やり2度も楽しんだフリしながら
上の分岐まで戻って
「八女方面→」の矢印に従って
正しい方の道を進むとまた棚田が出現。
もともと棚田で有名なとこですが
この棚田も初めて見た棚田です。
ちびっ子バイクで適当に走ってると
こんな発見があって楽しい。
そして先ほどの県道の先へ出ました。
それでもまだまだ工事中の場所がたくさんあって
片側通行の箇所があります。
元は綺麗な川沿いをスイスイと
走れるルートだったのですが
早く復旧をするといいね。
それでも車が少ないのでスイスイと走って
上陽町に入ります。
この上陽町で昼ごはんを食べようと思ったのだけど
ちょっと気になってた場所があるので
そっちにスイッチいたします。
上陽町の中心にある交差点から
右折してk798へ
若干細目な林道をクネクネと上ってると
お目当ての「朧(おぼろ)大橋」が見えてきた。
なんでこんな山奥に
こんな立派な橋が?
って不思議な橋があるのだ。
そのうち久留米と八女を繋ぐ
広域農道として整備されるようですが
現在は車はほっとんど通って無くて
この橋だけがやけに立派なので
そのギャップが面白い。
(でも、無駄な公共工事として問題になった橋でもあります)
ぶっといコンクリートの足が
なかなか迫力あります。
まったく誰も通ってない
橋の上へ行って見た。
バイクは端っこに停めすぎると怖いの注意です。
高さも70mとそれなりにあるので
お尻がムズムズするよ。
見える景色は
左右どっちとも山ばっかですケロ
では、お腹がすいたので
下まで戻らずに橋の袂にある
「ふるさとわらべ館」の中のレストランで
食べようかな。
昔懐かしいおもちゃや
手作りおもちゃ工房などが入ってる
田舎によくあるような施設です。
でも、このレストランの入り口に
香りの良い蕎麦って書いてたので
板蕎麦を注文してみた。
これが思った以上に
おいしくてビックリ。
あ、蕎麦の香りってこんなんなのね?
って今更ですが少し分かった気がした蕎麦でした。
歯ごたえも喉越しも合格です。
で、板蕎麦だけだったら
すこし物足らないので
壁に貼ってた「茶ちゃまん」も追加
イノシシだって。
蕎麦を食べ終わって少しすると
僕の前にフカフカの茶ちゃまんがやってきた。
これ、外側の生地がフワフワでめっちゃおいしいです。
肝心の中身はイノシシって分からないくらい
違和感の無いお味で
3個くらい食べれそうです。
では、復興のため
現地でお金を使うという使命も果たしたので
上に登って再び耳納スカイラインか下って上陽町に戻るか
迷ったけど・・・
下った
下ってR442へ出たけど
この辺の川もかなり被害を受けてるよ。
い、石橋が・・・(汗)
う~ん、メインの橋じゃないので
復旧はかなり後回しか?
でも、たくさんの重機が入って
復旧工事が急ピッチで行われていて頼もしい限りです。
そうしてるうちにBlue・bee号と響は
R3を突ききって
八女の市街地へ入って参りました。
ここでkeiさんの言ってた
蒸気機関車を探したけど
移設されたっぽくて見つからないので
八女伝統工芸館の石灯篭のオブジェだけを見て帰りました。
「八女八景」
これって石灯篭の技術を使って
全部石で出来ています。
それと八女まで来たついでに
もう一ヶ所だけ寄り道。
「熊野速玉神社」
かなりマイナーそうな路地に入ると
ありました。
小さなミニ楼門の中には
カラフルな狛犬が居たよ。
ま、お目当てはこれではなくて
神社を森にしちゃってる一本の木
南馬場の大楠です。
幹周りは10.4mで巨木の中では
小ぶりですが
これ一本で神社を覆ってる立派な巨木なのだ。
それでは「木」の属性の精霊から
パワーを貰いましょう。
(だから属性、属性ってゲームのし過ぎだって!)
じゃ、帰りますが
八女ICがすぐそばなんだけど
Blue・bee号と私は走る意欲満々ですが
道交法上、通れません。
なので八女からR3でトコトコと帰ろうと思ったけど
車が多くてノロノロとしか進まないので
人生裏街道まっしぐら。
広川の手前から久留米の超絶裏道を
北九州の区ナンバーのバイクで
オラオラ~~と抜けてやりました。
やっぱり道は知らないより
知ってた方がなにかと得します。
おかげで大刀洗ののどかな所までワープできました。
一度裏道モードのスイッチが
入っちゃうと田舎道に入っても
そのモードのままなので
マイナーな農道ばかりを走って帰る。
適当に走ってると
牧草を積んでるとこを見つけたよ。
レアなミント味です。
さらに適当に走って筑後川
ちょうど田主丸のところまで
走ったので鉄橋を渡ります。
田主丸と言えば・・・
そう、
カッパ
一度見たカッパは1日1カッパに入れないので
新しく路地で探して来ました。
ちょっとマイナー過ぎたか?
Missionも完了したし
甘木市へ
甘木の町で信号待ちしてたら
足元のマンホールがカラフルでした。
か、可愛く・・・ない(汗)
その甘木の昭和のイメージを残す
商店街を抜けま~す。
街を抜けて
秋月へ
まだ、裏道スイッチ入っております。
秋月からやっと
まともなR322で八丁峠越だよ。
峠を越えて
家の近所まで戻ると夕焼けこやけでした。
いろんな物が空に浮遊してて
ややボヤけた夕焼けでしたが
ツーリングの最後らしい演出に感謝。
響の旅は続きます
kiyomako
2013年03月15日 01:48
星野村、豪雨の前に散策してて良かった・・・
まだ通行出来ない箇所もあるんですね
石橋も被害を受けて悲しいなぁ(TдT)
石橋と言えば黒木町にあった、日本一小さな石橋がマイナーで面白いですよ
http://blog.goo.ne.jp/kiyomako-r80/e/62f8150c1e9dfce3c87ea0cb520fcd4d
朧大橋見た時は、なんだ!ってビックリしました、その先道細いし・・・
あの道が、あの規模で整備されたらバイク天国ですよね~(笑
2013年03月15日 01:48
星野村、豪雨の前に散策してて良かった・・・
まだ通行出来ない箇所もあるんですね
石橋も被害を受けて悲しいなぁ(TдT)
石橋と言えば黒木町にあった、日本一小さな石橋がマイナーで面白いですよ
http://blog.goo.ne.jp/kiyomako-r80/e/62f8150c1e9dfce3c87ea0cb520fcd4d
朧大橋見た時は、なんだ!ってビックリしました、その先道細いし・・・
あの道が、あの規模で整備されたらバイク天国ですよね~(笑