遅く目覚めた朝・・・・[晴れ]



のんびりとガレージから小さい方を出して

エンジンを掛ける





ポコポコと小気味の良い音をだして

目覚めるBlue・bee号




暖かくなったので

チョークも何もせずに一発のキックで

目覚めるようになりました。







1 早朝で霧が出てるんじゃありません.JPG



と、言うことで

ちびっ子バイクで出かけた響ですが

これって朝が早くて霧が出てるとかじゃないです。



ありがたくない春の風物詩の黄砂と

話題の微粒子と

杉とヒノキの花粉とその他もろもろが舞っております。

2 健康ライダーです.jpg


なので少し高級な

マスクをして走る

体を大事にするライダーに変身しております。



今日は特に行き先は

決めてないけど

昨年の夏のに豪雨被害を受けた

星野村方面もかなり道が復旧したらしいし

小さいバイクで耳納(みのう)スカイラインを走ってみたかったので

そちら方面に行って見ることにしま~す。

3 陣屋ダムと言います.JPG


急ぐ理由もないので

いつもの道じゃなく陣屋ダム経由で

小石原へ向かいました。


1 廃村です.JPG


久しぶりに通ったけど

廃村になってる場所もあったんだね。



少し林道っぽい道なので

車やカワセミ号じゃあまり通らなかったけど

小さなバイクにはピッタリな道だ。


5 小石原へ.JPG



小石原のR211に合流して

杷木方面に下って筑後川


6 寄り道.JPG


細い土手の道に寄り道したら

こんな史跡がありました。


7 こんなとこあった.JPG



筑後川から水を引いた

水門の跡みたいだけど・・・


8 これでしょうか?.JPG


こ、これか?



説明板が無いのでよくわかんないけど

それともこれか? ↓


9 こっちか?.JPG



隣に新しい水門があるので

もしかしたらこの古い方が遺構なのかもしんない。



まだ潤滑油塗ったら動きそうだね。



で、この水門の水の音を聞いてると

急にトイレがしたくなったので

少し走って道の駅「うきは」へ

(水の音聞いておしっこしたくなるのアルアルだよね?)


2 トイレからの眺め.JPG



霞んでるけど

麦が草原みたいになってて綺麗です。



おしっこ休憩しながら

またおしっこの元をチャージして道の駅を出ます。




これから山の中に入るのでガソリンを満タンにして

R210からk52へ入って

耳納連山へ入るよ~。


10 新しいダムの横.JPG



田舎の県道らしく

広くなったり狭くなったりを繰り返しながら・・・


11 農村です.JPG


山に入っていく途中で

ちょっと寄り道!

3 誰もいな~い.JPG


夏場は涼を求める人たちで

大人気の調音の滝


5 観光案内に対して小さな滝です.JPG


雨が降ってないので

水量がちょっとショボイ




でも、水属性の精霊から

パワーを貰うためいつもの儀式を!

4 水の精霊からパワーを.JPG


滝を過ぎて峠道を進むと

属性は「木」へと変わります。

(ゲームのし過ぎじゃネ?)


6 響は茶畑好きらしいです.JPG


だぁ~い好きなんだよね

この茶畑って。




自然の風景と

人の作り出した幾何学模様に

なんともいえない「美」を感じます。


7 山のなかの茶畑.JPG

この耳納連山にある星野村と

平野部へ行ったところの八女はお茶どころなので

今日はたくさんの茶畑を見て走れるよ~。



そんなお茶の段々畑を見ながら

合瀬耳納峠まで登ったところで

耳納スカイラインへ


12 耳納スカイラインの起点.JPG



バイクに乗り始めた頃は

この「スカイライン」と言うネーミングに

惹かれて走って見たけど

「これって林道じゃん!」と一度ガッカリした思い出がありますが

多少ですが当時よりバイク操作は成長してるし

小さなバイクで走るとこれまた最高の

道なのでした。


8 カテキン飛んでます.JPG


大好きな茶畑も

寄りたい放題!(笑)


9 何杯分のお茶?.JPG


ちょうど初夏の新茶に合わせて

綺麗に剪定中だったので

エッジの効いた綺麗な模様が山の斜面を

覆い尽くしています。


13 ちびっこバイクの特権を生かすより道でした.JPG


小さなバイクの特権をいかして

茶畑一周のオプショナルツアーをやって

耳納スカイラインの続きを。

14 これが本当の茶道.JPG



耳納連山の尾根を走るスカイラインを進むと

分岐がいくつか出てくるけど

鷹取山の案内に沿って行きます。


15 ワクワクさせてくれる道じゃよ.JPG


見晴らしの良い

とっても気持ちの良い林道を

駆け上がるとすぐに鷹取山の頂上です。


10 たったコレを登れば山頂らしい.JPG



林道からこの丘を登るだけで

頂上に行けそうです。



一応誰も来ないと思うけど

Blue・bee号にチェーンロックをかけて

丘を登ると本当にすぐに頂上でした。


11 山頂には石碑がありました.JPG


「鷹取山(屏風山)」802m



三角点もあります。


14 頂上の証.JPG



展望は浮羽や朝倉方面が一望できるけど

今日は霞んでるので実際は真っ白で

撮った写真のコントラストをキンキンに上げてみたら

こんな感じ ↓

12 コントラスト最大にしてこの風景.JPG


遠くは見えないけど

「高い」って感じだけはわかるかな?




とりあえず登山じゃないけど

頂上制覇じゃ!

13 自分の足で登ってないけど制覇した気分.JPG



頂上から戻ると

Blue・bee号が林道でお待ちです。


15 林道ライダーっぽくネ?.JPG


こうして林道にバイクを停めてると

「林道ライダー」って感じがしませんか?



あ、今日は林道で迷子になるのはヤダと

思ったので地図を積んで来ました。




バックには入らないし

お腹の中でも入れて走ろうかな?と思ったけど

乗るじゃん!


16 無理やり感たっぷり.JPG


無理やりな感じがするけど

積めました。



この位置をレギュラー化するには

防水の袋に入れる等の対策がいるな。



それとゼータの証 ↓

17 ゼータは飾りです.JPG

暖かいので防風の効果はまったく

わかんネェ~。



たぶん防風効果は無いような気がします。



でも、見た目でこれにしたので

年中これをつけて走る予定です。






鷹取山を制覇したので

少し戻って高良山へも行ったけど

レーダーアンテナがあるだけで

見晴らしも無いので

手前の適当な道から星野村方面へ下って見ました。



すると途中でこんな看板を発見 ↓

18 湧き水ですって.jpg


まったく何の説明板も無かったので

響の無料豆知識を読んでいただくと

分かると思いますが湧き水があるらしい。




その案内通りに向かって入って見たけど

行き止まりになりましたケロ・・・


16 もう進めません.JPG


「なんじゃ、ここ?」


と、バイクを停めて周りを探すけど

水溜りしか見えません。





エッ???




17 まさかの・・・.JPG



まさか~~の



18 まさかでした.JPG



マイナースポットあるある的な

見事なオチみたいな場所でした。



水が湧いてる感じじゃないし

オタマ泳いでるし

創につけたら化膿しちゃいそうですケロ。




でも、この大草自然公園って綺麗なんだよ。


19 普通に綺麗なとこです.JPG



中でもこの一本杉が良い感じじゃ

ございませんか。


20 響の1本杉.JPG



ちょっと楽しいマイナースポットもある

峠を下ると星野村です。


21 棚田とともに生活する人々.JPG



棚田だらけの

集落がいくつもあるエリアです。



もちろんわたしの好きな

茶畑もあります。


22 茶畑ってやっぱり良い.JPG



ヘ~、この棚田は初めて見たよ~

と、ちょっと得した気分で

この棚田の道を下って見ました。


19 棚田の道を下る.JPG


棚田は田んぼばかりじゃ無く

茶畑の他にこんな苗木を栽培する棚もありました。

20 いっぱい咲いてる花.JPG


アケボノアセビかな?


この品種はこの時期に咲くんだね。




で、棚田の道をクネクネ~と下って

星野村のメインの道であるk52まで

辿り着いたのは良いけど・・・



21 よ~く看板見てないアンタが悪い.jpg


ここはまだ災害復旧工事中で

通れんかった(汗)



そう言えば上で棚田を見たときの分岐で

何か看板が出てたなぁ。




よく見ないアンタが悪い




仕方無いので棚田の道を戻ります。



あ~、アケボノアセビが綺麗だな~


あ~、棚田と茶畑が綺麗だな~




と、無理やり2度も楽しんだフリしながら

上の分岐まで戻って

「八女方面→」の矢印に従って

正しい方の道を進むとまた棚田が出現。


23 この棚田を見るのは初めてだ.JPG



もともと棚田で有名なとこですが

この棚田も初めて見た棚田です。


24 水田の次期じゃないとあまり綺麗じゃないな.JPG


ちびっ子バイクで適当に走ってると

こんな発見があって楽しい。



そして先ほどの県道の先へ出ました。



22 復旧工事頑張ってます.JPG



それでもまだまだ工事中の場所がたくさんあって

片側通行の箇所があります。


23 綺麗なルートだっただけに残念.JPG


元は綺麗な川沿いをスイスイと

走れるルートだったのですが

早く復旧をするといいね。



それでも車が少ないのでスイスイと走って

上陽町に入ります。

24 上陽町通過中.JPG



この上陽町で昼ごはんを食べようと思ったのだけど

ちょっと気になってた場所があるので

そっちにスイッチいたします。



上陽町の中心にある交差点から

右折してk798へ



若干細目な林道をクネクネと上ってると

お目当ての「朧(おぼろ)大橋」が見えてきた。


25 下に写ってる道を比較してみてね.JPG


なんでこんな山奥に

こんな立派な橋が?

って不思議な橋があるのだ。


25 山奥になんでこんな橋?.JPG


そのうち久留米と八女を繋ぐ

広域農道として整備されるようですが

現在は車はほっとんど通って無くて

この橋だけがやけに立派なので

そのギャップが面白い。

(でも、無駄な公共工事として問題になった橋でもあります)



26 スケールの大きさがわかるかな?.JPG


ぶっといコンクリートの足が

なかなか迫力あります。




まったく誰も通ってない

橋の上へ行って見た。



26 おぼろ大橋の上です.JPG



バイクは端っこに停めすぎると怖いの注意です。



高さも70mとそれなりにあるので

お尻がムズムズするよ。


27 山ばかりだな.JPG


見える景色は

左右どっちとも山ばっかですケロ




では、お腹がすいたので

下まで戻らずに橋の袂にある

「ふるさとわらべ館」の中のレストランで

食べようかな。


27 わらべ館.JPG


昔懐かしいおもちゃや

手作りおもちゃ工房などが入ってる

田舎によくあるような施設です。



でも、このレストランの入り口に

香りの良い蕎麦って書いてたので

板蕎麦を注文してみた。


28 めちゃ香りの良い蕎麦でした.JPG


これが思った以上に

おいしくてビックリ。



あ、蕎麦の香りってこんなんなのね?

って今更ですが少し分かった気がした蕎麦でした。



歯ごたえも喉越しも合格です。



で、板蕎麦だけだったら

すこし物足らないので

壁に貼ってた「茶ちゃまん」も追加

29 壁の張り紙.JPG


イノシシだって。



蕎麦を食べ終わって少しすると

僕の前にフカフカの茶ちゃまんがやってきた。


30 これ外側がめちゃウマです.JPG


これ、外側の生地がフワフワでめっちゃおいしいです。



肝心の中身はイノシシって分からないくらい

違和感の無いお味で

3個くらい食べれそうです。



では、復興のため

現地でお金を使うという使命も果たしたので

上に登って再び耳納スカイラインか下って上陽町に戻るか

迷ったけど・・・





下った




下ってR442へ出たけど

この辺の川もかなり被害を受けてるよ。

29 これも後でいいので直してください.JPG


い、石橋が・・・(汗)



う~ん、メインの橋じゃないので

復旧はかなり後回しか?




でも、たくさんの重機が入って

復旧工事が急ピッチで行われていて頼もしい限りです。



そうしてるうちにBlue・bee号と響は

R3を突ききって

八女の市街地へ入って参りました。

30 お茶で有名な八女~~.JPG


ここでkeiさんの言ってた

蒸気機関車を探したけど

移設されたっぽくて見つからないので

八女伝統工芸館の石灯篭のオブジェだけを見て帰りました。


32 石灯篭の技術で作っています.JPG


「八女八景」


これって石灯篭の技術を使って

全部石で出来ています。




それと八女まで来たついでに

もう一ヶ所だけ寄り道。


31 素朴な神社.JPG


「熊野速玉神社」



かなりマイナーそうな路地に入ると

ありました。



小さなミニ楼門の中には

カラフルな狛犬が居たよ。


32 楼門の中にこんな狛犬がいたよ.JPG



ま、お目当てはこれではなくて

神社を森にしちゃってる一本の木


33 これ一本の木です.JPG


南馬場の大楠です。


35 まだ洞が空いてない巨木候補の楠です.JPG


幹周りは10.4mで巨木の中では

小ぶりですが

これ一本で神社を覆ってる立派な巨木なのだ。


36 大楠っていいよね.JPG


それでは「木」の属性の精霊から

パワーを貰いましょう。

(だから属性、属性ってゲームのし過ぎだって!)


34 属性(木)のパワーを.JPG



じゃ、帰りますが

八女ICがすぐそばなんだけど

Blue・bee号と私は走る意欲満々ですが

道交法上、通れません。




なので八女からR3でトコトコと帰ろうと思ったけど

車が多くてノロノロとしか進まないので

人生裏街道まっしぐら。


33 よく利用する久留米の裏道.JPG


広川の手前から久留米の超絶裏道を

北九州の区ナンバーのバイクで

オラオラ~~と抜けてやりました。




やっぱり道は知らないより

知ってた方がなにかと得します。



おかげで大刀洗ののどかな所までワープできました。



一度裏道モードのスイッチが

入っちゃうと田舎道に入っても

そのモードのままなので

マイナーな農道ばかりを走って帰る。

34 ミント味です.JPG


適当に走ってると

牧草を積んでるとこを見つけたよ。



レアなミント味です。



さらに適当に走って筑後川

35 「ドテ」の発音って人それぞれ.JPG


ちょうど田主丸のところまで

走ったので鉄橋を渡ります。


36 響は鉄橋が大好き.JPG


田主丸と言えば・・・



そう、



カッパ


37 1日1カッパです.JPG


一度見たカッパは1日1カッパに入れないので

新しく路地で探して来ました。


38 ローカルすぎるぜ.JPG


ちょっとマイナー過ぎたか?




Missionも完了したし

甘木市へ



甘木の町で信号待ちしてたら

足元のマンホールがカラフルでした。

37 甘木のマンホール.JPG


か、可愛く・・・ない(汗)




その甘木の昭和のイメージを残す

商店街を抜けま~す。


38 レコード店がありますよ.JPG



街を抜けて

秋月へ


39 ワタクシだけの裏道.JPG


まだ、裏道スイッチ入っております。



秋月からやっと

まともなR322で八丁峠越だよ。

40 八丁峠を無事越えました.JPG


峠を越えて

家の近所まで戻ると夕焼けこやけでした。


39 黄砂ふるなかの夕日.JPG


いろんな物が空に浮遊してて

ややボヤけた夕焼けでしたが

ツーリングの最後らしい演出に感謝。



40 良い子のみなさんまた来週.jpg



響の旅は続きます