寒さ対策のため

Hディフェンサー(防寒用ナックルガード)

装着したカワセミ号がやっと始動いたします。

(12月に大分県の国東に行ったのが最後なので丸っと1ヶ月以上動かしてないです)


1 香春通過.JPG



それでもキュルバォオン!と一発で

エンジンが目覚める可愛い奴です。



今日の予報は春先の陽気らしいので

Hディフェンサーの効果を試してもないのに

効果を信じて秋~冬用のやや薄手の

レーザーグローブだけでお出かけしております。

2 Hディフェンサーを信じて薄手の奴しか持って出てない.JPG



風は当たるけど

グリップヒーターもあるし

指先が冷えることはなさそうだよ。




そんな生ぬるい仕様で武装された

カワセミ号でなんとなく阿蘇方面を目指してみた。


3 普通に走れるファーム.JPG


朝は放射冷却で寒かったけど

日が高くなるとポカポカになってきたよ。



いつも以上に誰も走ってない

ファームロードを快走中




するとフラワーパーク天ケ瀬のところで

一台のバイクが止まっててこっちに向かって

手で「Х」マークをやってるよ。



「えっ?ナニ? ネズミ捕か事故でもやってるの?」




と、速度を落として軽く会釈して前を通過したら・・・



1 雪で行き止まりです.JPG



Uターンしました。





だって・・・



2 急にこれですた.jpg



いきなりこんなんなりましたケロ・・・・(汗)




変貌しすぎやろっ!と

道に突っ込んで見るけど

この先を見てもずっとこんな感じみたいです。



こんな風になる前に

ちらほら路肩に雪がっていう順番を無視した

変貌振りにビックリしたけど

ちびっ子バイクじゃないので無理せずUターンするのであります。



あ、停まったついでに

冬用の装甲に換装されたカワセミ号の

Hディフェンサーを見てくれ。

3 Hディフェンサーを見てくれ.JPG

どうですか?

違和感ないでしょう?



Uターンする時に

やっぱり軽くミラーに当たったけど

難なく乗れちゃう感じです。



ライトスモークカラーで肉厚な造りなので

高級感もあって良いんじゃまいかと思ってる過保護な

響です。





って、わけでどうしても阿蘇に行きたかったわけじゃないけど

別のルートで目指してみる事にします。



4 引き返す青空が爽やかだぜ.JPG




大山のところにある交差点で迂回路の矢印が出てたので

何度か通ったことのあるk12へ



5 まわり道はすっごく長閑.JPG


この道って時間が掛かるけど

長閑なんだよね~!



でも、前に通った時より

道の整備が進んで走りやすくなってた。



その途中にある老松神社で休憩。


4 老松神社と言います.JPG


道から見えてる

村の鎮守様って感じの小さな神社です。



この小さな神社には

巨木まではいかないけど

大きな杉の御神木が立ってます。

7 パワーが宿っています.JPG


本殿の方も

小さい神社ながら

彫刻とか立派なんだよ。


5 小さい神社だけど彫刻は凄い.JPG



とりあえず休憩もさせてもらったので

御神木に挨拶して帰ります。


6 花粉を飛ばさないようにお願いしとこ.JPG



で、どこでUターンしよう?と思いながら

細い道を進むと民家の庭に・・・・



か・・・



かっ・・・






カッパやっ!


6 か、かっぱやっ!.JPG


まさかこんなところで出会うなんて

ビックリ!



カッパですよね?



猿の置物じゃないよね?






どうしてカッパって

偶然に見つけちゃうと

こんなにハイテンションになっちゃうんだろう?




7 まさかの人ん家でカッパ発見.JPG



農家のまん前にバイクを停めたので

家の人が出てきたので

カッパの写真を撮らせてもらいました。



(見慣れない人が来るとすぐに人が出てくるって

田舎あるあるってシーンでしょう? しかも「撮っていいよ」と言ったおばちゃんは

このカッパの向かいの家の人でした)




8 甲羅にはオヤジネタ.JPG


カッパの甲羅を見たら

へのかっぱって書いてるので

カッパだよ。





では、最後にサービスショットを・・・



9 サービスショットだ.JPG


このサービスはいらん?




農家おばちゃんが先に行っても抜けれないと

言うので少し広いスペースを見つけてUターンして

元のk23へ


10 大好きな感じのトンネル.JPG


しばらく走るとR212の松原ダムのところに抜けます。


11 松原ダムは満水.JPG



そのまま走ると小国町に入るけど

家を出た時間がめっちゃ遅かったので

ここでお昼になりました。

(田舎は正午になるとサイレンが鳴るのだ)

↑ これって捕まったかと思ってビックリするからチャイムにしてくんないかな。




今日はカワセミ号と今年初のツーリングなので

奮発してあそこで食べようかな?


13 こんな良い場所に建っています.JPG


あの川の上にある旅館みたいなお店に行きます。




小国町役場の向かいにある

うなぎの老舗「近江屋」

(坂本龍馬とは関係は無い)


12 煙ってるのは鰻の煙.JPG


前の道がうなぎを焼く煙で

煙っています。




かなり反則的な香りで

人を誘っています。



僕はその香りに逆らわずに

スルスル~と暖簾をくぐって

文化財のような建物の中へ

7 僕のテーブルにあった蝋梅.JPG



うなぎ定食2200円

うな丼1200円

特上うな丼1600円

(ネットを見ても値段が違うので多分値段はその時で変わるのかも)





メニューを見ながら

う~ん、どれにしよう?


と、5秒悩んでこれ ↓

7 鰻の近江屋です.jpg


うな重だ。



特上うな丼のうなぎが4切れに対して

うな重は1匹丸ごとなのだ。



蒸さないまま焼く焼き方で

肉厚プリプリで香ばしいです。



タレを付けながら焼く焼き方なので

味が濃いので

最後は少し飽きる感じですが

合間で肝吸いをすすりながら食べると

最後まで美味しくいただけます。




うなぎの生命力を頂いた響は

小国町を抜けて

R212でそのまま阿蘇方面へ




心配してた雪はこっちは全然無くて

あのファームロードの雪は何だったんだ?


8 向こうの山は久住.JPG


阿蘇エリアに入ると冬枯れした草原が

とっても綺麗でした。


9 も少し若ければ遠くに走れたのに.JPG


野焼きされて真っ黒になる前に

この風景が見れて良かっぱ。



で、今日はこのまま阿蘇山へ?と

思ったけどやっぱり雪が心配だったので

このままミルクロードを走って

菊池方面に行って見ることにします。


14 貸切のミルクロード.JPG


するとR212の入り口も入れなかったけど

マゼノミステリーロードは冬季は封鎖らしいです。


16 マゼノミステリーロードは冬季通行止めだって.JPG


こんな感じで冬はいろいろと規制が入るので

平日とはいえこんな天気がいい日なのに

バイクが全然走ってないんだな。


15 寒いので観光の車はほぼゼロ.JPG




観光の車もトラックも通らないので

本当に貸切なミルクロードを走って

天空の道へやってきたけど

昨年の大雨の災害復旧工事中で封鎖されていました。




でも、わたくしは行きます。



行きますよ・・・



18 もちろん徒歩です.JPG



徒歩で・・・



17 登山してるみたいになった.JPG



しかもいつも通ってる道路じゃない方から初のアプローチを

試みております。





ハァハァ・・・




プチ登山のようになっていますが

本人がしょうも無い距離で息切れをしてるだけです。




なのでちょっとしか登ってないのに

登頂した気分に浸る響 ↓

10 天辺な感じ.JPG



で、天辺を制覇した気分だったのだけど

良く見たらここがスタートでした。


11 まだ先があった.JPG


草原の中にもう誰か

歩いた道が付いてるぞ。



その草原の道を進むと

絶景だった風景をさらに上から見る事ができるのでした。



12 このアングルもいいぞ.JPG



何度来てもこの風景を見ると

飛べそうなキモチになるんだよね~。


13 オフ車がチャレンジ中.JPG



天空の道には

バリケートの隙間から入り込んだ

オフロードバイクが1台走ってる。


14 天空の道って感じはここからが一番わかる.JPG



ひどい豪雨災害を受けた道だったので

絶対先に行けないぞと思ってたら

やっぱりすぐに戻って来ました。




とにかく封鎖のおかげで

絶景の上が見れて最高な気分なまま

下界に手を振る上から響

15 絶景から叫ぶ.JPG


んじゃ、山を下るぞ。




ゲートの入り口に停めたカワセミ号のところに

戻ってミルクロードを大津市側に下ります。


19 下ります.JPG



クネクネ~っと

気持ちよく下ると草原エリアは終了!


20 凍結防止剤で道路が濡れてるみたいで気持ち悪いです.JPG



ここから菊池赤水線(k23)に入るのだけど

そこからさらに阿蘇外輪山CCの方に何気なく曲がってみた。

(ソロの時ってなぜか冒険心がフツフツと沸くんだよな)

21 初めて通るルートです.JPG


このルートは初めてだったので

ワクワクしながら走れました。


22 山が綺麗な場所でした.JPG



ミルクロードと同じく空が広いけど

熊笹と雑木林の中を駆けめくる快適な道だったよ。


23 スカイラインって感じです.JPG


ミルクロードにもまして

誰も走ってないのは

何処かと何処かをつなぐようなルートじゃないからかな?


24 まじで誰も走って無い.JPG



また響の脳内マップルの中に

ピンク色で塗られた道が追加されたよ。

(快適な道=ピンク色なのだ)


25 空が近い道.JPG



しばらくスカイラインを走っていくと

四季の里キャンプ場があって

そこでこいつと目が合ってしまった。




誰だ?




20 こっち見てるよ.JPG



ウォオーーー!


めっちゃこっち見てる。





16 廃な感じ.JPG


ウオンバット号だなんて

カワセミ号のネーミングセンスと被ってねぇ~か?



しかもこの「廃」感じがとっても良いではないか。




バイクを横に停めて

じっくり見て見ると

KUBOTAって書いてる。

17 KUBOTAって書いてる?.JPG


耕運機がベースか?




メーターを見てみると・・・


18 燃料は入ってるぞ.JPG

燃料が入ってる。



「コイツ、動くぞ」




しかもメインメーターは・・・1000km・・・???



マッハじゃん!



って、良く見たら「RBM」って書いてるので

タコメーターでした。


って!タコメーターがメインだなんて

まるでレース用のマシーンじゃまいか。



意外とかっこいいスペックの持ち主だぜ、このウオンバット号は



と、言うわけで

尊敬の意をこめてマタガリ~タさせていただきました。


19 めちゃ弱そうなメカ.JPG



たぶん近くにふれあい動物公園があるので

これもその施設の一部なんだろうけど

この「廃」な感じに癒された廃墟ハンターでございました。



んじゃ、先へってところだったんだけど

ここから泗水町方面に下る予定が

工事で鞍岳林道へ迂回って看板が出てるよ。



う~ん、もう林道のクネクネはお腹一杯になりそうなので

バイクなら通れるかもしれないので

そのまま下ってみた。



すると民家もあるし

ちょっと迂回するところがあっただけで

抜けれたよ。



しかも綺麗な茶畑も見れました。


21 阿蘇エリアに茶畑があったんだね.JPG



広い茶畑を抜けて

下っていくと菊池グリーンロードに合流します。


27 広域農道です.JPG



そこで追いついたトラックで

ついやってしまうバイク乗りの習性・・・


28 正しいバイク乗りの習性.JPG


「バイク乗り、あるある」だよね?



しかもいらんお世話なのに

「もっとちゃんと磨け」とつぶやいてしまう奴だよ。




このトラックに付いて走ってるけど

これから先の地理は良く判んないので

ナビに案内してもらうと長閑なのルートを選んでくれました。


29 泗水へ.JPG


マイナーな県道を選んどるな~と思ったら

目的地に一直線なのでした。




はい、着きました~!!


22 煙突ファンにはたまりません.JPG


全国の煙突ファンの皆様

お待たせいたしました。




30 煉瓦の煙突萌えるよ~.JPG



元製糸工場の名残の赤煉瓦煙突です。


25 ボイラー室.JPG



今は泗水が孔子の生まれた地名と同じなので

孔子温泉のボイラーの煙突になっています(使ってないかも)



詳しくはこちらのレポをどうぞ⇒ココ

(あ、手抜きじゃないよ廃墟ハンターのレポだよ)




んじゃ、鳩の巣になってしまった

六角煙突で儀式を!


23 儀式はやっておく.JPG



そんな感じで

廃墟パトロールも完了したので

近くにある孔子公園に寄って帰りましょう。





2分くらいで着きます。


26 中華街じゃありません.JPG

あ、中華街じゃね~ぞ。



道の駅泗水に併設してる

孔子公園で儒教の祖である

孔子の生まれた地と同じ泗水の名が付いてから

100周年の記念事業として1992年に作られた

公園施設です。

27 これ、トイレです.JPG

↑ なのでこれもトイレなのだ。



しかも龍の口から出てる

水を汲むおじさんもいるんだぞ。


28 飲めるって?.JPG


「これ、飲めるのですか?」

「わしゃ、毎日飲んどるよ」




と、言うので飲んでみた・・・


29 温いぞ.JPG


って、これ温いんですケロ

(人肌くらい)


温泉ですか?



よくわかんないので

ゴックンしませんでした。



そんな出てる水まで異国チックな

孔子公園のメインへ

30 公園なのに立派です.JPG


う~ん、立派だ。


中国宮廷建築様式(清式菅造則例洋式)というらしく

公園の施設としてはかなり気合の入ってる奴だぞ。



ちょうど改修中だったけど

詰め所の人から許可をもらえたので

入ってみた。

31 見応えたっぷり.JPG



回廊の装飾がリアルです。



同じ九州にある孔子の多久聖廟や長崎の孔子廟には

引けを取って無いかも。

(いや、厳密に言うとちょっぴり引けを取ってると思う)




33 携帯のゲームの中に召喚したいぜ.JPG


そんな立派過ぎる公園の回廊の中心には

孔子がたたずむ祀聖亭があります。

(天下一武道会じゃないからな)


32 異国な感じがします.JPG


公園のシンボルとなっている

この祀聖亭の中に孔子がたたずんでいらっしゃいます。



よく見ると階段の彫刻まで手が込んでるよ。





と、言うわけで

最後は旅の安全を祈願して帰ります。

34 礼儀は大事.JPG


あ、それ、

孔子様じゃないから・・・




ペンキを塗ってる工事の方にも

お礼を言ってリニューアルされた園内を

グルッと回って戻ります。



するとこんなシーソーがありました。

35 一人じゃでけん.JPG


3人用?


どんな複雑な動きになるの?





あ、これは

ついやっちまう奴じゃまいかっ!


36 ついやってしまう奴.JPG


「バイク乗り。あるある」第二弾


わたくし基本リーンインなんです。

(だからバイクがバンクしないのでタイヤの端っこが新品のままなのだ)





では、帰りますが

ここから植木ICまでマップルを見るのが

疲れたので引き続きナビに仕事をさせました。





で、わたくしのナビはさすが

マイナリストという事もあって

マイナーな道を選ぶのだ。

31 渋いルートで案内するわたくしのナビ.JPG


植木インターチェンジだぞ?


これで良いのか?




とりあえず信用して走ってると

さすがマイナリストのナビだけあって

こんな菊池遺産っていうマイナースポットを見つけたよ。


37 菊池遺産だって.JPG

鼻ほじ・・・・



いや、

鼻突地蔵だって。



何が?ってよく見たら


38 鼻の場所がほげてるから?.JPG


観音様のような絵の鼻の部分が

凹んでるよ。




案内板はあったけど

説明版がないので

わかんないけどなかなか渋いマイナースポットを

見つけるナビでした。




で、その後も、


33 これもルートですか?.JPG


オ~イ!

大丈夫か?この道




周りに大きなトラックとか走ってる道が見えるけど

本当にこれでいいのか?


34 ルートらしい(汗).JPG


たしかに川の横を案内してるけどな(汗)



かなり僕の好みが分かってきやがったな。




35 植木ICに向けて走っています.JPG



今回はナビに振り回されることも無く

快適な道を選んでもらい

最後はスイカ畑も横切って帰りました。


36 最後にスイカ畑の中を通りました.JPG




後は暗くなる前に

一生懸命走って無事今年最初の

カワセミ号とのツーリングは終了!




日没後の寒くなった高速でも

レザーグローブで過ごせたので

Hディフェンサーの効果は実証できたかな?



とは言っても早く外して乗れる春が

待ち遠しい。