寒さ対策のため
Hディフェンサー(防寒用ナックルガード)を
装着したカワセミ号がやっと始動いたします。
(12月に大分県の国東に行ったのが最後なので丸っと1ヶ月以上動かしてないです)
それでもキュルバォオン!と一発で
エンジンが目覚める可愛い奴です。
今日の予報は春先の陽気らしいので
Hディフェンサーの効果を試してもないのに
効果を信じて秋~冬用のやや薄手の
レーザーグローブだけでお出かけしております。
風は当たるけど
グリップヒーターもあるし
指先が冷えることはなさそうだよ。
そんな生ぬるい仕様で武装された
カワセミ号でなんとなく阿蘇方面を目指してみた。
朝は放射冷却で寒かったけど
日が高くなるとポカポカになってきたよ。
いつも以上に誰も走ってない
ファームロードを快走中
するとフラワーパーク天ケ瀬のところで
一台のバイクが止まっててこっちに向かって
手で「Х」マークをやってるよ。
「えっ?ナニ? ネズミ捕か事故でもやってるの?」
と、速度を落として軽く会釈して前を通過したら・・・
Uターンしました。
だって・・・
いきなりこんなんなりましたケロ・・・・(汗)
変貌しすぎやろっ!と
道に突っ込んで見るけど
この先を見てもずっとこんな感じみたいです。
こんな風になる前に
ちらほら路肩に雪がっていう順番を無視した
変貌振りにビックリしたけど
ちびっ子バイクじゃないので無理せずUターンするのであります。
あ、停まったついでに
冬用の装甲に換装されたカワセミ号の
Hディフェンサーを見てくれ。
どうですか?
違和感ないでしょう?
Uターンする時に
やっぱり軽くミラーに当たったけど
難なく乗れちゃう感じです。
ライトスモークカラーで肉厚な造りなので
高級感もあって良いんじゃまいかと思ってる過保護な
響です。
って、わけでどうしても阿蘇に行きたかったわけじゃないけど
別のルートで目指してみる事にします。
大山のところにある交差点で迂回路の矢印が出てたので
何度か通ったことのあるk12へ
この道って時間が掛かるけど
長閑なんだよね~!
でも、前に通った時より
道の整備が進んで走りやすくなってた。
その途中にある老松神社で休憩。
道から見えてる
村の鎮守様って感じの小さな神社です。
この小さな神社には
巨木まではいかないけど
大きな杉の御神木が立ってます。
本殿の方も
小さい神社ながら
彫刻とか立派なんだよ。
とりあえず休憩もさせてもらったので
御神木に挨拶して帰ります。
で、どこでUターンしよう?と思いながら
細い道を進むと民家の庭に・・・・
か・・・
かっ・・・
カッパやっ!
まさかこんなところで出会うなんて
ビックリ!
カッパですよね?
猿の置物じゃないよね?
どうしてカッパって
偶然に見つけちゃうと
こんなにハイテンションになっちゃうんだろう?
農家のまん前にバイクを停めたので
家の人が出てきたので
カッパの写真を撮らせてもらいました。
(見慣れない人が来るとすぐに人が出てくるって
田舎あるあるってシーンでしょう? しかも「撮っていいよ」と言ったおばちゃんは
このカッパの向かいの家の人でした)
カッパの甲羅を見たら
へのかっぱって書いてるので
カッパだよ。
では、最後にサービスショットを・・・
このサービスはいらん?
農家おばちゃんが先に行っても抜けれないと
言うので少し広いスペースを見つけてUターンして
元のk23へ
しばらく走るとR212の松原ダムのところに抜けます。
そのまま走ると小国町に入るけど
家を出た時間がめっちゃ遅かったので
ここでお昼になりました。
(田舎は正午になるとサイレンが鳴るのだ)
↑ これって捕まったかと思ってビックリするからチャイムにしてくんないかな。
今日はカワセミ号と今年初のツーリングなので
奮発してあそこで食べようかな?
あの川の上にある旅館みたいなお店に行きます。
小国町役場の向かいにある
うなぎの老舗「近江屋」
(坂本龍馬とは関係は無い)
前の道がうなぎを焼く煙で
煙っています。
かなり反則的な香りで
人を誘っています。
僕はその香りに逆らわずに
スルスル~と暖簾をくぐって
文化財のような建物の中へ
うなぎ定食2200円
うな丼1200円
特上うな丼1600円
(ネットを見ても値段が違うので多分値段はその時で変わるのかも)
メニューを見ながら
う~ん、どれにしよう?
と、5秒悩んでこれ ↓
うな重だ。
特上うな丼のうなぎが4切れに対して
うな重は1匹丸ごとなのだ。
蒸さないまま焼く焼き方で
肉厚プリプリで香ばしいです。
タレを付けながら焼く焼き方なので
味が濃いので
最後は少し飽きる感じですが
合間で肝吸いをすすりながら食べると
最後まで美味しくいただけます。
うなぎの生命力を頂いた響は
小国町を抜けて
R212でそのまま阿蘇方面へ
心配してた雪はこっちは全然無くて
あのファームロードの雪は何だったんだ?
阿蘇エリアに入ると冬枯れした草原が
とっても綺麗でした。
野焼きされて真っ黒になる前に
この風景が見れて良かっぱ。
で、今日はこのまま阿蘇山へ?と
思ったけどやっぱり雪が心配だったので
このままミルクロードを走って
菊池方面に行って見ることにします。
するとR212の入り口も入れなかったけど
マゼノミステリーロードは冬季は封鎖らしいです。
こんな感じで冬はいろいろと規制が入るので
平日とはいえこんな天気がいい日なのに
バイクが全然走ってないんだな。
観光の車もトラックも通らないので
本当に貸切なミルクロードを走って
天空の道へやってきたけど
昨年の大雨の災害復旧工事中で封鎖されていました。
でも、わたくしは行きます。
行きますよ・・・
徒歩で・・・
しかもいつも通ってる道路じゃない方から初のアプローチを
試みております。
ハァハァ・・・
プチ登山のようになっていますが
本人がしょうも無い距離で息切れをしてるだけです。
なのでちょっとしか登ってないのに
登頂した気分に浸る響 ↓
で、天辺を制覇した気分だったのだけど
良く見たらここがスタートでした。
草原の中にもう誰か
歩いた道が付いてるぞ。
その草原の道を進むと
絶景だった風景をさらに上から見る事ができるのでした。
何度来てもこの風景を見ると
飛べそうなキモチになるんだよね~。
天空の道には
バリケートの隙間から入り込んだ
オフロードバイクが1台走ってる。
ひどい豪雨災害を受けた道だったので
絶対先に行けないぞと思ってたら
やっぱりすぐに戻って来ました。
とにかく封鎖のおかげで
絶景の上が見れて最高な気分なまま
下界に手を振る上から響
んじゃ、山を下るぞ。
ゲートの入り口に停めたカワセミ号のところに
戻ってミルクロードを大津市側に下ります。
クネクネ~っと
気持ちよく下ると草原エリアは終了!
ここから菊池赤水線(k23)に入るのだけど
そこからさらに阿蘇外輪山CCの方に何気なく曲がってみた。
(ソロの時ってなぜか冒険心がフツフツと沸くんだよな)
このルートは初めてだったので
ワクワクしながら走れました。
ミルクロードと同じく空が広いけど
熊笹と雑木林の中を駆けめくる快適な道だったよ。
ミルクロードにもまして
誰も走ってないのは
何処かと何処かをつなぐようなルートじゃないからかな?
また響の脳内マップルの中に
ピンク色で塗られた道が追加されたよ。
(快適な道=ピンク色なのだ)
しばらくスカイラインを走っていくと
四季の里キャンプ場があって
そこでこいつと目が合ってしまった。
誰だ?
ウォオーーー!
めっちゃこっち見てる。
ウオンバット号だなんて
カワセミ号のネーミングセンスと被ってねぇ~か?
しかもこの「廃」な感じがとっても良いではないか。
バイクを横に停めて
じっくり見て見ると
KUBOTAって書いてる。
耕運機がベースか?
メーターを見てみると・・・
燃料が入ってる。
「コイツ、動くぞ」
しかもメインメーターは・・・1000km・・・???
マッハじゃん!
って、良く見たら「RBM」って書いてるので
タコメーターでした。
って!タコメーターがメインだなんて
まるでレース用のマシーンじゃまいか。
意外とかっこいいスペックの持ち主だぜ、このウオンバット号は
と、言うわけで
尊敬の意をこめてマタガリ~タさせていただきました。
たぶん近くにふれあい動物公園があるので
これもその施設の一部なんだろうけど
この「廃」な感じに癒された廃墟ハンターでございました。
んじゃ、先へってところだったんだけど
ここから泗水町方面に下る予定が
工事で鞍岳林道へ迂回って看板が出てるよ。
う~ん、もう林道のクネクネはお腹一杯になりそうなので
バイクなら通れるかもしれないので
そのまま下ってみた。
すると民家もあるし
ちょっと迂回するところがあっただけで
抜けれたよ。
しかも綺麗な茶畑も見れました。
広い茶畑を抜けて
下っていくと菊池グリーンロードに合流します。
そこで追いついたトラックで
ついやってしまうバイク乗りの習性・・・
「バイク乗り、あるある」だよね?
しかもいらんお世話なのに
「もっとちゃんと磨け」とつぶやいてしまう奴だよ。
このトラックに付いて走ってるけど
これから先の地理は良く判んないので
ナビに案内してもらうと長閑なのルートを選んでくれました。
マイナーな県道を選んどるな~と思ったら
目的地に一直線なのでした。
はい、着きました~!!
全国の煙突ファンの皆様
お待たせいたしました。
元製糸工場の名残の赤煉瓦煙突です。
今は泗水が孔子の生まれた地名と同じなので
孔子温泉のボイラーの煙突になっています(使ってないかも)
詳しくはこちらのレポをどうぞ⇒ココ
(あ、手抜きじゃないよ廃墟ハンターのレポだよ)
んじゃ、鳩の巣になってしまった
六角煙突で儀式を!
そんな感じで
廃墟パトロールも完了したので
近くにある孔子公園に寄って帰りましょう。
2分くらいで着きます。
あ、中華街じゃね~ぞ。
道の駅泗水に併設してる
孔子公園で儒教の祖である
孔子の生まれた地と同じ泗水の名が付いてから
100周年の記念事業として1992年に作られた
公園施設です。
↑ なのでこれもトイレなのだ。
しかも龍の口から出てる
水を汲むおじさんもいるんだぞ。
「これ、飲めるのですか?」
「わしゃ、毎日飲んどるよ」
と、言うので飲んでみた・・・
って、これ温いんですケロ
(人肌くらい)
温泉ですか?
よくわかんないので
ゴックンしませんでした。
そんな出てる水まで異国チックな
孔子公園のメインへ
う~ん、立派だ。
中国宮廷建築様式(清式菅造則例洋式)というらしく
公園の施設としてはかなり気合の入ってる奴だぞ。
ちょうど改修中だったけど
詰め所の人から許可をもらえたので
入ってみた。
回廊の装飾がリアルです。
同じ九州にある孔子の多久聖廟や長崎の孔子廟には
引けを取って無いかも。
(いや、厳密に言うとちょっぴり引けを取ってると思う)
そんな立派過ぎる公園の回廊の中心には
孔子がたたずむ祀聖亭があります。
(天下一武道会じゃないからな)
公園のシンボルとなっている
この祀聖亭の中に孔子がたたずんでいらっしゃいます。
よく見ると階段の彫刻まで手が込んでるよ。
と、言うわけで
最後は旅の安全を祈願して帰ります。
あ、それ、
孔子様じゃないから・・・
ペンキを塗ってる工事の方にも
お礼を言ってリニューアルされた園内を
グルッと回って戻ります。
するとこんなシーソーがありました。
3人用?
どんな複雑な動きになるの?
あ、これは
ついやっちまう奴じゃまいかっ!
「バイク乗り。あるある」第二弾
わたくし基本リーンインなんです。
(だからバイクがバンクしないのでタイヤの端っこが新品のままなのだ)
では、帰りますが
ここから植木ICまでマップルを見るのが
疲れたので引き続きナビに仕事をさせました。
で、わたくしのナビはさすが
マイナリストという事もあって
マイナーな道を選ぶのだ。
植木インターチェンジだぞ?
これで良いのか?
とりあえず信用して走ってると
さすがマイナリストのナビだけあって
こんな菊池遺産っていうマイナースポットを見つけたよ。
鼻ほじ・・・・
いや、
鼻突地蔵だって。
何が?ってよく見たら
観音様のような絵の鼻の部分が
凹んでるよ。
案内板はあったけど
説明版がないので
わかんないけどなかなか渋いマイナースポットを
見つけるナビでした。
で、その後も、
オ~イ!
大丈夫か?この道
周りに大きなトラックとか走ってる道が見えるけど
本当にこれでいいのか?
たしかに川の横を案内してるけどな(汗)
かなり僕の好みが分かってきやがったな。
今回はナビに振り回されることも無く
快適な道を選んでもらい
最後はスイカ畑も横切って帰りました。
後は暗くなる前に
一生懸命走って無事今年最初の
カワセミ号とのツーリングは終了!
日没後の寒くなった高速でも
レザーグローブで過ごせたので
Hディフェンサーの効果は実証できたかな?
とは言っても早く外して乗れる春が
待ち遠しい。
miyomiyo
2013年02月03日 23:58
ウォンバット号の前世はトラクター系だと踏んだ自分です。
にしても九州でも冬季通行止めがあるとは驚きました。
防寒装備が次々と強化されてきますね。
次はHディフェンサーにパネルーヒーターを装着なんてどーでしょーか。
それともシートヒーターが準備中だったりするんでしょーか。
2013年02月03日 23:58
ウォンバット号の前世はトラクター系だと踏んだ自分です。
にしても九州でも冬季通行止めがあるとは驚きました。
防寒装備が次々と強化されてきますね。
次はHディフェンサーにパネルーヒーターを装着なんてどーでしょーか。
それともシートヒーターが準備中だったりするんでしょーか。